犬山城は、日本最古の城として知られ、国宝四城のひとつに数えられる。 戦国時代の1537年に織田信長の叔父の織田信康によって、今から470年ほど前に築城された。 小牧・長久手の合戦の際には、豊臣秀吉が12万の大軍を率いて入城し、小牧山に陣を構えた徳川家康と戦った城。 戦国時代の城としては唯一現存し、日本最古の天守閣犬山城は国宝に指定されている。
城内に入ってまず最初に驚くのが、いきなり2階へ上がる階段があり、階段を上り終えると城内にまで石垣があるのだ。 更に、この城の階段はほとんど斜め45度と急な作りになっているので、女性の方はミニスカートで階段を上がる時は注意して頂きたい。
木曽川のほとりの小高い山の上に建てられた犬山城は、天守閣から小牧山や尾引富士が一望でき、別名「白帝城」と言われ、その眺めはまさに絶景だ。
周辺には犬山城下町の古い町並みが残っており、昔懐かしい建物を見ることができる。 歩き疲れたら町屋を改造した落ち着いた雰囲気の和風カフェやお団子屋さんもあるので、町の風情を楽しみながらティータイムもできる。