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ホーム > クルーズの旅 > クルーズ体験レポート オアシスにっぽん丸神戸
 
このところ、旅のスタイルとして「クルーズの旅」が注目されています。
そこで日本旅行の女性スタッフが、日本が誇る豪華客船「にっぽん丸」に体験乗船。
贅を尽くした「究極のクルーズ」の様子をレポートします!

(2009年3月26日〜28日、オアシスにっぽん丸神戸に乗船)
 

 神戸港の桟橋に到着すると、全長166.6mのにっぽん丸が停泊していました。大きい、そしてきれい。白亜の船体に赤く塗られた煙突がキュート。これからこの船に乗るのだと考えると、ワクワクしてきました。
 何とか休暇を合わせて5人が勢揃いし、さっそく乗船。出港前に船内4階のプロムナードデッキで、よい航海となることを願ってのスパークリングワインで乾杯です。
 口に含むとパチパチと気泡が弾けて爽やか。洋上ライフへの期待感が増してきました。そして、高らかな汽笛が神戸港に響き、色鮮やかな紙テープがたなびき出港です。
 さっそく船内探検へ。デッキに設置されたチェアに横たわったり、輪投げをしたり。いろいろと楽しみたいけれど、何から楽しめばよいかよく分からない状態。だからでしょうか、チェアに横たわっても、まだちょっと様になってはいないようでした(笑)。でも、海の上を渡ってくる頬をなでる風が気持ちいい! この風の気持よさは、クルーズならではです。
 明石海峡大橋をくぐり抜け、船は播磨灘へ向かいます。そうするうちに13時30分になり、2階のダイニングルーム「瑞穂」にて最初の食事になりました。北あかりポテトのクリームソース、鱸のサフランソース春野菜添え、にっぽん丸特製パン、海藻サラダ、西瓜とティラミスという豪華なコース。見た目も味も言うこと無し。おいしい料理に大満足です。
 昼食後には船内あちこちでさまざまなイベントが開催されます。タオルを使ったストレッチ、瀬戸内を舞台とする能の話、古の優雅な遊び香道の講座など。6階ラウンジ「海」では、生演奏を聴きながらのアフタアヌーン・ティーでのんびり寛ぐこともできます。思い思いの時間を過ごせるのも、クルーズのよいところです。

テープがたなびく中、出航です

まずはスパークリングワインで乾杯!


 そんななか私たちは、操舵室見学へ。いろいろな計器が並んでいます。でも、決して触わってはいけません。今回は安定した瀬戸内海ということで、特別に見学ができました。計器をチェックしながら安全な航海を支えるクルーのご苦労が偲ばれます。素敵でかっこいい航海士が海図の見方を説明してくれましたが、みんなそっちのけ。理解はしていません(苦笑)。操舵室から眺める穏やかな春の瀬戸内海の風景は格別。少しだけ、船長になったような気分が味わえました。
 操舵室見学の後は、メインホールでのビンゴゲーム大会に参加。100人が参加した中、トップで「ビンゴ!」。にっぽん丸ラベルのオリジナルワインをゲットしました。今宵、みなで飲むのが楽しみです(笑)。他のメンバーも「ビンゴ!!」。見事、にっぽん丸たる酒をゲット。強運というのか、次々に景品をゲットする我々って、いったい!?(笑)
 にっぽん丸が瀬戸大橋付近に差し掛かった19時30分、夕食の時間になりました。1日目は和食。手長海老・牡蠣の甘露煮・梅鏡・姫さざえの前菜から始まり、縞鯵の造り、春野菜の天ぷら、鰤の塩焼き、合鴨の治部煮、デザートのメロンと柚子あん茶巾しぼりなど、どれも1品1品手間暇と愛情をたっぷりとかけた料理ばかりです。天ぷらの春野菜は、ふきのとうやたらの芽などおなじみのものもありますが、四角豆やかんぞうなど初めて知る野菜もあります。旬にこだわった食材選びにも驚くやら、感心するやら。ふう、ごちそうさまでした。
 1日目の21時15分からは、このクルーズの目玉イベントのひとつ、美肌のスペシャリスト佐伯チズさんによるビューティートークショー〜美肌塾〜です。会場のメインホールには、続々と女性乗船客が集まってきました。チズさんはハンドの力、技術のみのお手入れを中心にお肌が持っている本来の再生能力を引き出して、蘇らせます。その考え方や極意が語られました。私たちはもちろん、参加者は皆、目から鱗が落ちたような印象でした。
 チズさんはきさくで写真撮影にも気軽に応じてくれますが、握手は絶対にしないそうです。というのは、現役エステティシャンとして人の肌に直接触れる手はいわば仕事道具だから。仕事に対するプライドと徹底した自己管理は高いプロ意識からくるもの。私たちも見習わなくては。70歳を超えてもチャーミングな笑顔でアクティブなチズさん。さらに凄いのは肌の艶。握手はしてもらえませんが、その代りにご自分の顔は触らせてくれます。この肌の艶には、女性参加者全員の目が点になっていました。

操舵室で海図を前にいろいろとお話して下さいました


 早朝、船は広島沖の安芸灘を航海中です。7時からは神戸北野ホテルの「究極の朝食」。今回のクルーズの大きなお楽しみのひとつです。神戸北野ホテルの総料理長山口浩氏の修業先であるフランスの3つ星レストラン「ラ・コート・ドール(現ルレ・ベルナール・ロワゾー)」の”世界一の朝食“と同じ内容を再現することを、唯一、フランス国外で許されたメニューです。焼き立てのパン、オリジナルのコンフィチュール(ジャム)、ハム、地鶏の半熟たまご、カフェオーレに季節のフルーツ…。ジャムは無添加、フルーツや野菜は無農薬など随所にこだわりもたっぷり。体にもよい「究極の朝食」で、2日目が始まりました。
 朝食後、メインホールで10時から、このクルーズの呼び物のひとつ、デューク更家さんの美しくなるウォーキングセミナーが始まりました。今やオアシスにっぽん丸クルーズの定番となったセミナーで、デューク更家さんの巧みな関西弁での指導に、参加者もノリノリ。ただ歩くのではなく、健康的にそして何よりエレガントに歩きます。参加した女性全員が、女優に大変身です。セミナー後、船内はデュークさんの教えを実行しながら素敵に歩く女優ばかりに。もちろん私たちも、さっそくデッキでウォーキングの練習。でも、誰も様になっていないような気も…(笑)。
 ウォーキングでほどよくお腹が空いた13時、昼食の時間です。冷し蟹うどん、春野菜の梅肉和えなどの和食。にっぽん丸は航海地の食材を取り入れるというこだわりを持っていますが、今クルーズでは厳選素材として明石のタコを用いた、明石のたこの八重造りがテーブルに並びました。噛み締めるほどに旨みが滲み出して、美味!

「究極の朝食」に大満足

デューク更家氏による熱の入った指導
 


 午後、船長主催のカクテルパーティーが開催されました。生演奏の音楽がBGMとなり、ちょっと気取った高級感に溢れるいい雰囲気。船長がクルーを紹介。皆さん、お世話になっています。ちなみにカクテルは、ラムベースのきりっと辛口の「芽吹き」、テキーラベースのさっぱり甘口の「晴天航海」など用意された4種類から選びます。どれもこれも味わってみたくて、結局、全部試してしまいました…(笑)。
 続いて夕食。にっぽん丸は別名「美味なる船」。クルーズ最後のディナーは、洋上では実現が難しい「作りたての美味」にこだわった本格的なフルコースです。平貝と蟹のミルフィーユ仕立ての前菜、メインは魚料理の鯛の桜蒸し才巻海老添えか肉料理のテンダーロイン、11種のトマトの入ったサラダもこだわりの一品。今回は特別に、セカンドパーサーの亀井さんが同席。世界一周クルーズの裏話などもお聞きでき、まさに充実のディナーでした。
 その後、運だめしを兼ねてカジノコーナーへ。ブラックジャック、ルーレットなどが揃っています。本物のお金は賭けることはできませんが、みな目が真剣! 勝った人も負けた人もいたけれど、当たるか外れるかドキドキの一時を楽しみました。カジノでの興奮を静めるために、その後、同じフロアにあるミッドシップバーに立ち寄りました。プレミアムな焼酎が揃っていて、お酒好きにはたまりません! 大きな窓からは夜の海が眺められてロマンチック。結局、グラスを重ねることになり、クルーズ最後の夜を24時過ぎまで満喫しました。

気合を入れてお洒落しました

最後のディナーを楽しみ、カジノコーナーへ


  前の晩、深夜まで遊んで部屋へ。今回の客室はステートルームB。ベージュ基調の落ち着きのあるインテリアで、家具は天然木使用の優しいナチュラルな仕上げ。ツインベッドのトイレ付きで、アメニティも充実。まるでシティホテルにいるかのような快適な居住性です。
 ぐっすりと眠った朝7時。船は明石海峡大橋をくぐります。次第に神戸港が近付いてきます。10時、神戸港に接岸。夢見心地で別世界だったクルーズも終わりです。後ろ髪を引かれる思いで下船。5人全員で、「また乗りたいね」と誓い合ったのでした。

また乗りたいね、で全員一致
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