冬のアクティビティ

冬のカナダを訪れるならぜひ体験してみたいアクティビティがあります。スキーやスノーボードはもちろん、広大な自然に恵まれたカナダだからこそ体験できる冬のアクティビティはきっと思い出になるはず。女子にもおすすめしたいスペシャリストいち押しのアウトドア・アクティビティを紹介します。

座談会スタート!!

ブリティッシュ・コロンビア州 観光局 モラスさん

モラスさん
モラスさん
モラスさん グランビルアイランド巡り
モラスさん
モラスさん

グランビルアイランド巡り」です。

モラスさん
モラスさん

グランビルアイランド」という有名な観光スポットがありまして、そこは出島みたいになっていて、中にパブリックマーケットっていう大きな屋内マーケットがあります。地元で採れた野菜とか、オーガニックのフルーツとか、いろんなチョコレートとかお茶屋さんとか、パイの店、オリーブの店、生ハムの店とか、そういうのがぎゅっと凝縮されている、すごく広い屋内マーケットです。

モラスさん
モラスさん
カナダ バンクーバー グランビルアイランド

屋内なので寒さもしのげそうですね。

モラスさん
モラスさん

そうですね!そういう意味も込めて冬におすすめなんですが、でもそれだけじゃなくて、このパブリックマーケットがメインでひとつと、あとは周りにいっぱいちっちゃいローカルのアーティストの工房とか、地元の木だけで作っているほうき屋さんとか、カナダでお米を作って造っている日本酒屋さんとか、ワインの店とか、そういうのがたくさん集まっています。アトリエが並んでいるエリアがあったりとか、おもちゃばっかり売っているお店があるエリアがあったりとか、エンターテイメントアイランド的な感じです。この出島の中に100軒以上お店が入っているんです。

出島の中にギュッと入っているんですね?一周したらどれぐらいの時間で?

モラスさん
モラスさん

どれぐらい買い物をするつもりで行っているかで全然違いますね。たぶん1日は過ごせるっていう人もいれば、2時間ぐらいでだーっと見て歩く人もいますし、滞在のしかたは人それぞれなんですけれども。でも、お土産探しで1日いる気でいれば過ごせると思います。

モラスさん
モラスさん
座談会の様子 グランビルアイランド

滞在中に巡りながら、ちょっと食べながら飲んだりできる場所もありますか?

モラスさん
モラスさん

フードコート的な場所があります。最近おすすめなのが、「フーディーツアー」と言って、食べ歩きのツアーが中でやってまして、色々なおすすめのお店を回りながら食べ歩くツアーです。お店が100軒以上入っているので、どこに行っていいか、どこがおすすめなのかわからない、っていう人には特に人気です。ちょっとずつ、ここでオリーブを試食して、あっちで生ハムを試食して、カナダで作っているチーズを試食してって、いろんな食材を食べながら歩くツアーです。

ありがとうございます。

日本旅行 店頭販売 千田さん

千田さん
千田さん
千田さん ナイアガラの滝巡りとアイススケート
千田さん
千田さん

ナイアガラの滝巡り」と「アイススケート」です。

千田さん
千田さん

ナイアガラのカナダ滝からアメリカ滝までを歩いて行ったのがとても印象的でした。冬に行ったので、ナイアガラの滝の裏側が凍ってて、あまり見ることができないので、そこがすごく良かったです。あとはアイススケートです。

千田さん
千田さん
カナダ トロント ナイアガラの滝

やられたんですか?アイススケート!

千田さん
千田さん

やりました!ちょっと靴擦れしましたけど・・・

(一同笑い)

それでは、そのアイススケートを続けて田中さんお願いします。

オンタリオ州観光局 田中さん

田中さん
田中さん
田中さん アイススケート
田中さん
田中さん

私も「アイススケート」です。

田中さん
田中さん

トロントの市庁舎の目の前に「ネイサンフィリップ広場」という所があるんですね。通常は、冬以外は広場の真ん中にプールみたいになっている噴水があるんですけど、そこが冬場になると凍って天然のスケートリンクになるんです。市庁舎の前で天然のスケートリンクでスケートをするっていう、カナダならではの楽しみ方です。

田中さん
田中さん
座談会の様子 アイススケート

カナダならではですね!

田中さん
田中さん

カナダ人ってアイスホッケーが一番人気のスポーツの国なので、彼ら、サッカーとか野球には全然興味ないんです。

全然興味ないんですか!?

田中さん
田中さん

アイスホッケーが一番興味のあるスポーツでして、やっぱりカナダ人はアイススケートのマイシューズを持っているぐらいなので、ぜひトロントに冬場に来た時にはトライしていただきたいです。レンタルシューズもあるので。

気軽に借りることができるんですか?

田中さん
田中さん

そうです!日本の観光客のお客様も気軽に、1、2時間スケート靴を借りて滑っていただくことも可能ですね。

その時は簡単に借りれましたか?

千田さん
千田さん

簡単に借りれました。サイズもちゃんと何回か履きなおして・・・

田中さん
田中さん

トロント以外にも、例えば湖の天然のスケートリンクも周辺にありますし、わざわざ日本みたいに施設に行ってアイススケートをやるっていう感覚じゃないんです。

そういうことですね。もう身近なものなんですね。

福村さん
福村さん

凍ってたら滑る!

凍ってたらもう履こうか!って感じになるわけですね。

田中さん
田中さん

そうですね。ちょっと余談ですけど、カナダの首都オタワの方では、リドー運河っていう運河がありますね。その運河が全部凍って、朝、通勤するのに会社員がスケート靴履いて、運河を滑りながら会社に行くのが冬の風物詩というか。

田中さん
田中さん
カナダ オタワ リドー運河のアイススケート
福村さん
福村さん

すごい!世界遺産を!

田中さん
田中さん

世界遺産をアイススケートで滑りながらオフィスに出勤するっていうのが、冬の一般的な通勤スタイルです。

それすごい!ちょっと見てみたいですね。スーツ着ているわけですよね?

田中さん
田中さん

そうです。スーツ着て、鞄を斜めにかけて、ダウンジャケット着て、サーサーサーって行って、オフィスの近くになったら靴脱いでビルにあがっていくと。これはオタワの話なんですけれども。

そういう文化というか・・・それぐらい根付いているわけですね。

田中さん
田中さん

そうですね。

ちなみにその広場でスケートをやるには入場料は?

田中さん
田中さん

入場料は一応払いますが、5ドルとか6ドルとか。

気軽に楽しんで場所も市内にあって、すぐ行けますか?

田中さん
田中さん

すぐ行けますよ。そういえば、ハーバーフロントの方にもスケートリンクがありますよね。

千田さん
千田さん

CNタワーから見えますよね?

田中さん
田中さん

見えます!見えます!とにかく、街の中にアイススケートリンクがいっぱいあります。

すごいですね!そちらに行かれたんですか?千田さんは?

千田さん
千田さん

はい。ここだと思います。

田中さん
田中さん

ここだと入場無料ですよ。

そうなんですか!いいですね。

田中さん
田中さん

日本だとやっぱり、室内のイメージがあるんですけど。カナダは他の州もそうなんですけど、こうやって観光地やカナダの青空を見ながら、外で思いっきりスケートができるっていうのは、一石二鳥の体験ですね。

時間は何時頃まで?

田中さん
田中さん

けっこう夜遅くまでやってますよ。トロントの市庁舎前のスケートリンクですと、クリスマス時期になると、周りのイルミネーションがすごく綺麗なので、あわせてイルミネーションを見ながらスケートしてるという、女子旅もカップルも皆さん盛り上がりますね。

福村さん
福村さん

インスタ映えしそう。

リンクは自然なんですけど、ゴツゴツはしていない?そこはちゃんと整備されているんですか?

田中さん
田中さん

すごく綺麗に整備されています。それはもうカナダですから!皆ある意味セミプロが滑るので綺麗じゃないともう!

さすが!日本人のスケートのイメージじゃないんでしょうね?プロ級の人達が・・・

田中さん
田中さん

日本よりも良い機材を使って氷を常に綺麗にしているので。

ちょっといきなり我々がやるには、ハードルが高いかもしれませんね。練習してから行かないと、ちょっと恥ずかしい。お~~みたいな感じで。

田中さん
田中さん

カナディアンは確かに上手いので、あまりよたよたしているとちょっと・・・練習して行かなきゃいけないなみたいな。

ちょっと恥ずかしいですよね。ちょっとやってみたいけどハードルが高いかなっていう気がしてしまったんですが、でもやってみたいですね。ロマンチックですね夜とかだったら。

田中さん
田中さん

そうなんですよ。イルミネーションがとても綺麗で。

ありがとうございました。それでは、福村さんお願いします。

日本旅行 商品企画 福村さん

福村さん
福村さん
福村さん 馬ゾリ
福村さん
福村さん

私は、カナディアンロッキーの白銀の世界を「馬ゾリ」で!

福村さん
福村さん
カナダ 馬ゾリ

馬ゾリで!?

福村さん
福村さん

馬ゾリって言っても、ソリというより馬車の下が車ではなくソリになっている感じです。ちゃんと御者がいて、樹氷の中の道を、白銀の中を馬車のようなソリに乗りながら進むっていうのが素敵かな。

どれぐらいの時間乗る感じなんですか?申し込むコースによって違うんですかね?

福村さん
福村さん

場所によっても違いますね。レイクルイーズを周るのもありますね。

そうなんですか。じゃあ、スキーできなくてもこれに乗ればいいですね。

福村さん
福村さん

座っているだけで周りの絶景が楽しめます。なかなか、こういうものに乗る機会がないでしょうから!

なるほど。ありがとうございます。

カナダ・アルバータ州 観光公社 小西さん

小西さん
小西さん
小西さん ジョンストン渓谷でのアイスウォークと星空ウォッチング
小西さん
小西さん

ジョンストン渓谷」での「アイスウォーク」と「星空ウォッチング」です。

小西さん
小西さん

カナディアンロッキーはカルガリーの町からすぐなので、アクティビティはどうしようかと思ったのですが。「青い渓谷」って私達が呼んでいる「ジョンストン渓谷」。これが冬になると全部凍っちゃうんですね。その青い色を楽しんでいただくことができるので、ちょっとした散策を楽しんで、絶景を見ていただくという。

小西さん
小西さん
カナダ カナディアンロッキー ジョンストン渓谷

この渓谷に行くには何時間ぐらいかかるんですか?

小西さん
小西さん

渓谷はバンフの町から近いので、実際にここは途中で「このへんでいいや」と思ったら、帰って来ることもできますし、だいたい最初の大きな見所まで行って帰って1時間ぐらいですかね。

じゃあ、意外と気軽に行けるんですね。

小西さん
小西さん

滑り止めじゃないですけど、靴に下がザクザクしたアイゼンを付けて、この青い渓谷を見ていただくという感じですね。これは日中も幻想的なんですけど、今年から夜の星空ツアーが始まるんですね。そうすると、ちょうど隙間から白い氷で青い渓谷の上を見ていただくと満天の星空がご覧いただけます。ここはインスタ映えもしますし、すがすがしい気持ちになれると思います。アクティビティとしてはそんなにハードではないですし。

見た目だとすごくハードなイメージがあるんですけど。

小西さん
小西さん

普通のウォーキングですね。

ウォーキングレベルで行けるっていうことなんですね。

小西さん
小西さん

おすすめですね。カナディアンロッキーならではで、すごく気軽に楽しめます。

私が写真で見た時は温泉のようなものがあったんですけど、プールでしょうか?

小西さん
小西さん
カナダ バンフの温泉
小西さん
小西さん

いや、温泉です。だから色々迷っちゃうんですよね。ファーマーズマーケットもあるし、温泉もあるし、温泉に浸かりながら星空も楽しいし・・・

一つに絞るのは難しい?でも、その中で選んだのが、ポイントとして、気軽に女子っていうところですかね。あと、青い渓谷は何で青くなっているんですか?

小西さん
小西さん

光の反射と、あとは実際に目で見た時に、氷が凝縮されると青く見えるんですね。上から降ってきたのが、氷河じゃないですけど、ずっと凝縮されてって、光の反射もあるんですけど、人間の目には青く見えるようになるそうです。

日本にはあまり、ああいう青いものとかないですよね?あまり見たことがないので、そういった意味ではカナダならではというか、ここに行かないと見れないというか。

小西さん
小西さん

そうですね。温泉もイチ押しなんですけどね。

私達日本人ってすごく星空好きですよね。そういった点ではすごく良く見えるというか・・・

小西さん
小西さん

そうですね。星空って世界中どこでもあるんですけども、カナディアンロッキーの星空っていうのは、ちょっと他とは違いますね。山があって、真っ白に雪を被っていて、ちょうど空の中間ぐらいまではほの明るいんですよね。だけど、本当は空は真っ暗なので漆黒の空にほの白くなっている上を見ると、満天の星空で天の川が見えて、で、ラッキーであれば秋口からは頻繁にオーロラも見えて、そういった景色はイチ押しですかね。星空って写真撮るのが難しいんですけど・・・

小西さん
小西さん
カナダ カナディアンロッキーの星空

カナダの冬って言うと、オーロラっていうイメージがやっぱり私達にはついてしまっているんですけど、今日色々聞いて、他にもいっぱい楽しみ方があるんだなあということが勉強になりましたし、多分まだまだ言い足りないことは非常に多いということもヒシヒシと感じられました。

(一同笑い)

みなさんありがとうございました。この座談会を通して、カナダのいろんな魅力を日本旅行としてもっと伝えていきたいと思います。ツアーの商品にも反映したいですね。

座談会終了!!