鼓楼は西大街北院門の南端に位置し、鐘楼から200mほど西にあります。清代の1699年と1740年に2度修復されています。楼上に巨大な太鼓を置き、時を告げたことから「鼓楼」と名づけられました。文字通り鐘が吊り上げられている「鐘楼」に対し、こちら「鼓楼」には「太鼓」が吊り上げられています。 城壁によって囲まれた都西安で、閉門の時刻を知らせたのがこの鼓楼で、毎日夕刻になると鼓楼の太鼓が鳴り響き、再び城門は閉じられたのです。