【世界遺産都市※】 セゴビア旧市街とローマ水道橋(スペイン)
セゴビアは、古代ローマ時代すでに都市として栄えていたところで、その名残りは、ほぼ完全に保存されている水道橋に見ることができます。アラブ時代に入ると、織物が盛んな町としてセゴビアの名は全国に知られるようになりました。しかし、なんといっても、15世紀がセゴビアの黄金時代といえるでしょう。それは、イサベル・ラ・カトリカ女王が活躍した時代ですし、彼女は、ここで載冠式をあげています。海抜1000メートルの高原にあり、緑が多く起伏のある美しい町です。背後にグアダラマ山脈をひかえ、エレスマ川とクラモレス川にはさまれた部分は、遠くから眺めるとまるで船のようだといわれます。仮にセゴビア城(アルカーサル)を船首にみたてると、船尾はローマの水道橋あたりだというわけです。〈情報提供:スペイン政府観光局 http://www.spain.info〉
※多くの世界遺産を有するスペインの中でも、特に旧市街全体が世界遺産
に指定され、その歴史と建造物の重要性が高く評価されているのがスペインの「世界遺産指定都市」です。現在、アビラ、カセレス、コルドバ、クエンカ、サラマンカ、サンティアゴ・デ・コンポステーラ、セゴビア、トレド、アルカラ・デ・エナーレス、イビサ、サン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナ、メリダ、タラゴナの13都市が加盟しています。まさに、スペインの世界遺産の中の世界遺産とも言うべき存在として、そのお墨付きを受けた都市なのです。スペインを訪れたならば見逃すことのできない世界遺産です。
セゴビア旧市街とローマ水道橋の見どころ
地図上の数字と写真は対応しています。地図と写真でめぐるセゴビアをお楽しみ下さい。
- (1)空から見たセゴビアの街
- 「カスティーヤ地方に広がる穀物畑の海原に停泊する石の艦艇」と称されるセゴビア。豊かな穀倉地帯の中に、瓦屋根の美しい歴史的な街並みが残ります。
- (2)空から見たローマ水道橋
- 街のシンボルである「水道橋」は、街の最も高い所まで水を届けるため、1世紀後半、ローマ帝国時代に建造されました。当時の建造物としては最も保存状態の良いもののひとつです。
- (3)ローマ水道橋
- 接着剤を使わずに20,400個の石のみでできた、全長728m、163ものアーチから成る水道橋は、その大きさと重厚な佇まいで見る者を圧倒します。まさに人類の英知の結晶とも言うべき遺跡のひとつです。
- (4)マヨール広場とセゴビア大聖堂
- 街の中心には市民の憩いの場であるマヨール広場があります。その隣には、スペイン・ゴシック様式最後の建築であり、その美しさから「大聖堂の貴婦人」と呼ばれているセゴビア大聖堂が建っています。
- (5)セゴビア大聖堂
- 16世紀に現在の建物が建てられたセゴビア大聖堂。その祭壇飾り、ファン・デ・フニによる「悲しみの聖母」はセゴビアを訪れたならば必ず見たいもののひとつです。また、大聖堂には大聖堂美術館も併設されています。
- (6)セゴビア大聖堂とその鐘塔
- 少し遠くから望めば、高い鐘塔を持つセゴビア大聖堂の美しい姿を見ることが出来ます。夜のライトアップもしっとりとした趣がありおすすめです。
- (7)アルカーサル
- セゴビアの西端の岩山の上には、ディズニー映画「白雪姫」のお城のモデルになったとも言われるアルカーサル(セゴビア城)が街を見下ろすように佇んでいます。現在、数多くある部屋の一部は軍事博物館となっています。
- (8)セゴビア大聖堂とアルカーサルの遠景
- 高くそびえたセゴビア大聖堂の鐘塔とアルカーサルが対峙する姿は、まさに「カスティーヤ地方に広がる穀物畑の海原に停泊する艦艇」を思わせます。
- (9)春のセゴビア
- 春になれば美しいセゴビアの街を花々がさらに美しく飾ります。千年以上に渡り静かに佇むローマの水道橋と芽吹いたばかりの若い花々…このコントラストがまさにセゴビアの春の美しさです。
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