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【※世界遺産指定都市】 タラゴナ古代遺跡群(スペイン)


紀元前218年、ローマ軍は海岸付近に部隊を駐留させました。数年後、この部隊の駐留が基になり、ローマ帝国の街「タラコ」が築かれます。後のタラゴナです。やがて、タラコはシーザーやアウグストス、ウェスパシアヌスなどローマ帝国の為政者たちの加護を受けタラコネンセ地方の首都として大いに発展してゆき、ローマ帝国全域で最も重要な州都のひとつにまでなります。当時のイベリア半島は3地方に分割されており、セビーヤを中心としたベティカ地方、メリダを中心としたルシタニア地方、そしてこのタラコがタラコネンセ地方の中心でした。様々な時代を通してタラゴナはこの地域の重要な要衝であり、長い間イベリア半島最大の地方首都として他の地方都市のモデルとされてきました。今日、良好に保存されている遺跡群からは当時の繁栄ぶりを窺い知ることができます。しかし、タラゴナの魅力はローマの遺跡だけではありません。中世の建築物からガウディの弟子であるジュジョールの近代建築まで、タラゴナの街は見る者を飽きさせることがありません。さらに、タラゴナは地中海に面した土地ならではの美味しい魚介類の宝庫でもあります。素晴らしい遺跡群と美味しい料理、さらに地中海の爽やかな風も楽しむことができる…そんなタラゴナに惹きつけられた人々が今も後を絶ちません。
〈情報提供:スペイン政府観光局 http://www.spain.info〉



※多くの世界遺産を有するスペインの中でも、特に旧市街全体が世界遺産に指定され、その歴史と建造物の重要性が高く評価されているのがスペインの「世界遺産指定都市」です。現在、アビラ、カセレス、コルドバ、クエンカ、サラマンカ、サンティアゴ・デ・コンポステーラ、セゴビア、トレド、アルカラ・デ・エナーレス、イビサ、サン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナ、メリダ、タラゴナの13都市が加盟しています。まさに、スペインの世界遺産の中の世界遺産とも言うべき存在として、そのお墨付きを受けた都市なのです。スペインを訪れたならば見逃すことのできない世界遺産です。


【世界遺産】タラゴナ古代遺跡群



地図上の数字と写真は対応しています。地図と写真でめぐるタラゴナ古代遺跡群をお楽しみ下さい。
(1)ローマ城壁
紀元前218年、ローマ軍が地中海に面したこの地に駐留し、やがて現在のタラゴナの前身であるローマ帝国の街「タラコ」が築かれました。タラゴナには今も多くのローマの遺跡が残されています。
(2)ローマ城壁とその砲台
ローマ城壁は長い歴史の中で幾度も修復を重ねられてきました。16〜18世紀には大幅に手を加えられ、要塞機能を備える城壁へと発展していきます。
(3)考古学散歩道
現在は城壁に沿って遊歩道「考古学散歩道」が整備され、タラゴナ郊外を臨みながらのんびり歩くことができます。タラゴナの歴史を長きに渡り見つめてきた城壁のそばを歩けば思いもひとしおです。
(4)ラス・ファレラス水道橋
考古学散歩道からは4Km程先にあるローマ時代のラス・ファレラス水道橋、通称「悪魔の橋」も望むことができます。橋部は長さ217メートル、高いところで最大27メートルととても巨大な水道橋です。
(5)サンタ・マリア教会
城壁の内側には旧市街が広がりタラゴナで有名なサンタ・マリア教会があります。聖マリアに捧げられたこの教会は、ローマ時代のジュピター神殿跡に建てられたとされます。
(6)サンタ・マリア教会
12世紀に建てられた教会は改修を重ね、その過程でロマネスク様式、ゴシック様式、バロック様式、さらにイスラムの影響など、様々な影響を受けてきました。多様な建築様式が一同に見られる、非常に興味深い建物です。
(6)サンタ・マリア教会(中庭)
教会の中には一辺45メートルのほぼ正方形の形をした美しい中庭があります。中庭を取り囲む回廊にはイスラムの影響が色濃く残り、特にアーチの下の繊細で美しい円窓は必見です。
(7)プラサ・デ・ラ・フォン
街の中央、ランブラ・ベリャ通りの側にあるプラサ・デ・ラ・フォン(フォン広場)。カフェが立ち並びタラゴナの人々の憩いの場でもあります。タラゴナの街歩きの途中でひと休みするのにおすすめです。
(9)国立タラゴナ考古学博物館
フォン広場の近くにはタラゴナの考古学博物館があります。タラゴナに残るローマ時代の貴重な歴史的資料の数々をここで見ることができます。収蔵品の保存状態も大変素晴らしいものがあります。
(10)国立タラゴナ考古学博物館の名品(ローマ彫刻)
考古学博物館と謳われていますが、中には美術館と見紛うほど多くの彫刻作品が収められています。その質も高く、歴史好きのみならず、美術ファンにも必見の博物館です。
(11)国立タラゴナ考古学博物館の名品 (モザイク)
考古学博物館に収蔵されている美しいモザイクもまた一見の価値があります。写真は「メデューサ」のモザイクで、保存状態も非常に素晴らしいとされています。
(12)円形闘技場
考古学博物館のすぐ側に2世紀に建てられた石作りの円形闘技場があります。さらに、そこからはミラクレ海岸と呼ばれるタラゴナの美しい砂浜とはるかに広がる地中海を望むことができます。
〈情報&写真提供:スペイン政府観光局 http://www.spain.info〉
添乗員からのメッセージ

バルセロナからタルゴで1時間、保養地で有名なシッチェスをぬけ街中がローマ遺跡の中にあるタラゴナは、行く価値ありありです。
特に「地中海のバルコニー」からの紺碧の地中海の展望と、ここのシーフードはお薦め。
ローマ円形競技場もすぐ近くだから是非行って見てください!

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Data
国 名 :スペイン
分登録名(英文):Archaeological Ensemble of Tarraco
分 類 :文化遺産
登録年 : 2000年

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スペイン政府観光局 www.spain.info

※本ページはスペイン政府観光局の協力により作成されました。

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