アンコール遺跡群旅行・アンコール遺跡群ツアー
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アンコール遺跡群
802年、ジャヤヴァルマン2世を初代王として建国されたのがアンコール王朝。
12世紀後半、ジャヤヴァルマン7世の時代には最盛期を迎え、現在のカンボジア、タイ、ラオス、ベトナム南部とほぼ同じ広さの領土を治めていた。 15世紀にタイの侵略をうけ実質的にアンコール王朝は滅亡してしまう。 アンコール時代に建立された遺跡などは、王朝が滅亡した後も、付近の住民などには聖地として大切に見守られてきた。
19世紀末、フランスの博物学者アンリ・ムオーの調査報告により、この巨大なアンコールの遺跡寺院群が世界中に知られることとなり、現在ではカンボジア有数の観光地となっている。
11~15世紀にかけての栄華を今に伝える石造建造物群は、その芸術性の高さからも人類の遺産と呼ばれるに相応しい。1992年に「アンコール遺跡群」として世界文化遺産に登録されたが、同時に「時の流れによる遺跡の塩類風化や不同沈下と内戦時の彫像やレリーフなどの略奪により崩壊の危機」にあるとのことで危機遺産リストにも登録された。その後、アンコール遺跡群の保存修復には日本も協力し、支援が行われた結果、2004年に危機遺産から外された。
<主な見どころ>
・Angkor Wat(アンコール・ワット)
12世紀にスールヤヴァルマン2世が約30年の歳月をかけて建立した寺院。 アンコール・ワットとは「寺院の王都」という意味を持つ。 中心の塔を取り囲む回廊には、一面にレリーフ(浮き彫り)が施されている。 「天国と地獄」、「乳海撹拌」、「マハーバーラタ物語」、「マーラーヤナ物語」等が特にすばらしい。
・Angkor Thom(アンコール・トム)
アンコール・ワットの北、約1.5Kmに位置するのがアンコール・トム。 「大王都」の意味を持つアンコール・トムは、13世紀初頭にジャヤヴァルマン7世によって建てられた。 周囲約3Km、幅約130mの壕に囲まれたこの都市の中には様々な遺跡が残っている。 その中心を為すのが観世音菩薩の彫刻で有名な「バイヨン」(Bayon)。3層からなる建物のなかでも、回廊の壁面に施された浮き彫りは必見に値する芸術性の高い美しいものとなっている。
アンコール遺跡群の全遺跡を見学するには少なくとも4日はほしい。
※ツアーによってはアンコール遺跡群を訪れない場合もございます。
詳しくはツアー詳細をご確認ください。
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