ヴェルサイユ宮殿 フランス / ベルサイユ
フランス王国の絶頂期、政治の中心であったヴェルサイユ市。その中心にはブルボン王朝の優雅な宮廷生活を今に伝えるヴェルサイユ宮殿があります。パリ郊外の寒村にすぎなかったヴェルサイユに宮殿を建造することを命じたのは「太陽王」と称えられるルイ14世。建築家ル・ヴォー、室内装飾家ル・ブラン、造園家ル・ノートルという当時の一流の芸術家・技師らによって設計された宮殿は見事なまでの建築美を奏で、鏡の間など細部にまで気を配った室内装飾、あるいはフランス式庭園の粋を集めた庭園などは、17世紀フランス文化の頂点ともいえます。






