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旅写真の撮り方「街」

心がほっとする郊外の街や、近代的な大都市。普段過ごしているところと雰囲気の違う街をおとずれるのは旅の楽しみのひとつです。「街を撮る」と一言で言ってもどんなことを考えて撮るかで写真は変わります。今回はレンズのズームに着目した話をしていきます。

1. 街をどこから撮るかが決め手

自然豊かなところにある街も、高層ビル群やオフィスのたくさんある大きな街も、それぞれの表情を持っています。街の雰囲気を撮ることは旅写真としては定番です。

有名な写真スポットで撮るのも良いでしょう。有名スポットにはそうなる理由が必ずあります。ただ撮るだけでなく、そういったところまで考えてみたいものです。

写真撮影に慣れた方は自分なりの視点でその街の雰囲気を伝えてくれるスポットを見つけてみてください。最初は地図を見たり、現地の人に訊いてみたりするのも良いですね。

イメージ滋賀県近江八幡市
水と緑の中にある町並み。少しほっとします。

イメージオーストラリア ブリスベン
見栄えの良いきれいなビル群が整然と建っている大都市の風景です。

2. 広く撮りたいときには広角で、遠くのものを大きく撮りたいなら望遠で

一般的にはカメラやレンズにはズーム機能がついているものが多くあります。街を撮るときにもズームを活用すると、「広く撮りたい」場合も、「遠くのものを大きく撮りたい」場合も、両方撮ることができます。

ズーム無しで撮影をすると広角となり、広い範囲を写すことができます。一方でズームをきかせて望遠にすると、遠くのものが近くにあるかのように撮ることができます。下の2枚は同じ場所からそれぞれ広角と望遠で撮ったものです。写る範囲の違いを比べてみてください。

イメージズーム無しで撮影。川と空まで広く写すことができるので街の様子がよくわかる写真になります。

イメージ同じ位置からズームをきかせて望遠で撮影。左の写真では奥にあったビルを大きく引き寄せ、強調して写すことができます。

3. 目印となるような建物で旅先の様子を表現する

街の中で目印になるようなものがある場合にはそれを様々な角度から撮ってみるのも面白いです。スポーツやコンサートが催されるようなホールやスタジアム、タワーや博物館などは周辺にある他の建物よりも大きくて目立つことが多いです。

先の項に書いたようにその建物に近づいてレンズの広角側で撮ってみても良いでしょうし、遠くからレンズの望遠側で撮ってみても良いでしょう。その土地の人なら誰でも知っているような建物は、写真を見る人に旅先の様子をよく伝えてくれる被写体になります。

イメージ大きなドーム球場は近くまで行くと特徴的な屋根部分を撮れないので、やや遠目から撮影してみました。

イメージ

渡邊 翔一 わたなべ しょういち
写真家。広角レンズでの描写を主に世界の風景を撮っている。
(公社)日本写真協会会員。日本写真講師協会(JPIO)認定フォトインストラクター。
「広い風景フォトコンテスト」審査員。
ホームページはこちら:http://www.show1photo.net/

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