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日本旅行写真部 お役立ち写真特集

旅写真「山」

4月も半ば、気がつけば桜の時期もあっという間に終わりです。これから夏に向けて色とりどりの花が咲き、気温も高くなっていき、外に出るのが楽しくなっていきます。
野山の風景を求めて、日帰りや一泊で旅行に出ることも増えていくこれからの季節。今回は旅先で山を撮るということについて言及していきます。

1. 画面上部の余白に注意する

自然豊かな場所へ旅に出て、遠景に稜線の美しい山を見つけたらその姿をしっかり撮っておきたいものです。大きな山を撮るとなると画面いっぱいに写しがちですが、山の上部に余白を作ってあげないと窮屈な印象になります。ちょっとした違いですが以下の二枚を比べてみて参考にしてみてください。山の稜線を意識すると同時に、山の上にある空をどれだけの分量入れるか、画面構成が写真の印象を決めます。画面構成については決まった答えはありませんので自分が心地よいと思う頃合いを見つけてみてください。

イメージ山の上の余白がほとんどなく、窮屈な印象です。

イメージ山上部に余白をつくることで窮屈さがなくなりました。

2. レンズのズームで写真内での山の大きさを決める

基本的に写真撮影では自分の足を動かして、被写体との距離を調整することが大切ですが、山のように大きな被写体の場合には、近くに行くと森の中に入ってしまって山が見えなくなってしまったり、あるいはレンズの画角に入りきらなくなってしまったりということがあります。

そのため、風景として山をとらえる場合にはレンズのズームを広角側によって、写真の中での山の大きさを決めていきましょう。広角側で撮るか、望遠側で撮るかによって遠近感の表現も変わってきますので、同じ所から撮影した下の二枚の写真を見比べて違いを知っておいてください。

イメージ広角側で撮影。山が小さく写り、遠近感が強調される。

イメージ望遠側で撮影、山が大きく写ると同時に近くにあるように見えます。

以上の4枚の写真はすべて上高地で撮影。

イメージ屋久島
良い天気の時、青空を写そうとする場合には太陽の位置に注意しましょう。
太陽を入れると空が白く写ります。(この写真の場合は右側に太陽があります)

イメージ

渡邊 翔一 わたなべ しょういち
写真家。広角レンズでの描写を主に世界の風景を撮っている。
(公社)日本写真協会会員。日本写真講師協会(JPIO)認定フォトインストラクター。
「広い風景フォトコンテスト」審査員。
ホームページはこちら:http://www.show1photo.net/

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