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「広い風景 (春夏)」の撮り方〜まとめ〜

広い風景の撮り方について連載を続けてきましたが、最後に意識しておきたい3つのエッセンスをお伝えします。これらのことを意識しながら、自分の感覚で撮影を楽しんでください。新たな撮影地を発見したり、定番の撮影地でも自分のアングルを見つけると、撮ることが楽しくなってくるはずです。旅先で見た景色に感動したら、その感動を写真で「感動したように」写せたら最高ですね。

イメージ撮影地:三重県熊野市 丸山千枚田旅で「写真を撮ること」を意識しながら、自分のアングルを見つけましょう。

1. 日頃から空に目を配る

日常的に撮っている場所、本腰を入れて撮影に出ているわけでもない時、そんな場合でも空の変化はとてもわかりやすく、魅力的です。素敵な空に出会えた時にしっかり撮れるようにいつでも心の準備をしておきたいものです。空の変化に敏感になり、すぐにカメラの機能を設定できるようになれば、旅先でも失敗することなく、撮りたい写真が撮れるようになります。

イメージ撮影地:奈良県大和郡山市 佐保川沿い日頃からカメラを持ち歩いて、シャッターチャンスを逃さないことは大切です。

2. 待つことで、要素が加わることもある

風や雲の状況、その他撮影中にも現場の状況をよく把握しておきましょう。写真を一段良くする要素を加えられることがあります。広い風景の写真において船や人のシルエットなどは大きく写さなくても良い存在感を示してくれます。この要素を加えるために、船や人などの動きを予想しながら、待つことも大切です。

イメージ撮影地:広島県福山市 鞆の浦夕景に船が加わることで写真が一段レベルアップしました。

3. 風景の広さを伝えるには、大きさがわかるものを入れる

人や乗り物など、大きさがわかるものを写真に入れることによって、どれくらいその風景が広いかを、見る人に伝えることができます。さらに、その人や乗り物などで、見る人のイメージをかきたてるような物語性も加えられたら写真に深みが出てきます。

イメージ撮影地:愛知県一宮市 国営木曽三川公園何気ない場所での一枚でも、二人の女の子が写真に物語性を出しています。

イメージ

渡邊 翔一 わたなべ しょういち
写真家。広角レンズでの描写を主に世界の風景を撮っている。
(公社)日本写真協会会員。日本写真講師協会(JPIO)認定フォトインストラクター。
「広い風景フォトコンテスト」審査員。
ホームページはこちら:http://www.show1photo.net/

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