

アフリカ大陸最南端に位置する南アフリカ共和国は、各国からの移民で構成される多民族国家である。三権分立制度を採用し、行政府首都はプレトリア、 立法府首都はケープタウン、司法府首都はブラームフォンテンに置かれている。南半球のため気候は日本と逆になり、6-7月は真冬、12月は真夏となる。 日照時間は世界最長だが、国土の大部分が温帯圏に属すので温暖。 日本からのアクセスアジア経由にてフライト所要:約18時間 |
![]() ヨハネスブルグの天気 |
気候・気温
ヨハネスブルグ 単位:気温…摂氏℃、雨量…mm
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時差・通貨
- 日本時間-7時間 GMT+2時間
- 1ランド(ZAR)=100セント(cents) 紙幣:200・100・50・20・10(ZAR)硬貨:5・2・1(ZAR)50・20・10・5・2・1(cents)
- チップ:レストラン:サービス料が含まれていない時は10%程度必要。ルームサービス・ルームメイド:ZAR5程度。ポーター:荷物1個につきZAR5程度。
旅券・査証
90日以内の観光目的滞在は査証不要。旅券の残存有効期間は、現地出国時30日以上有効なもの。
*旅券の未使用査証欄の余白が2頁以上あることが必要な為、必ず確認のこと。
予防接種
湿地帯や亜熱帯地域を訪れる場合には、マラリアの予防薬をを服用する事をお勧めする。特に5月〜10月は注意が必要。
予防には薬の服用が一般的だが、現在、日本国内で予防薬を入手することはできないので、現地に到着してから市内の薬局で購入する。
薬局で目的地を伝えるとその地域に適した予防薬を勧めてくれる。マラリアの予防薬は24時間後から効果が現れる。
但し、妊娠中の場合やその予定がある人、すでになんらかの薬を服用している人は、事前にかかりつけの意思に相談してから服用すること。
また、蚊に刺されないように長袖、長ズボン着用と虫除けスプレーや蚊取り線香を利用するとよい。
税関・VAT
- 入国時:外貨(トラベラーズ・チェック含む)は無制限だが申告要。現地通貨はZAR5,000まで持ち込み可。
タバコ400本と葉巻50本とパイプタバコ250g、蒸留酒1本(1リットル)、他にワイン2本(2リットル)、香水50ミリリットル、 他にオードトワレ250ミリリットル、みやげ品ZAR3,000までは免税。タバコ、酒は18才以上。
肉、ナイフ、劇薬、弾薬、爆発物、ワイセツな書物等は禁止。植物、果物、植物油、ハチミツ等は許可要。 - 出国時:外貨(トラベラーズ・チェック含む)は、入国時申告額(入国時の両替証明書要)。現地通貨は現金でZAR500まで持ち出し可。
*通貨の持ち込み、持ち出しについては共通通貨圏内(ボツワナ、レソト、ナミビア、スワジランド、南アフリカ)での出入国の場合無制限。 - VAT:南アフリカでは、全ての商品に一律14%の物品税(Value Added Tax)が加算される。但し外国人旅行者が国外へ持ち出す商品については、購入価格の合計が250ランド以上になる場合に限り、還付請求を行う事が出来る。還付請求は通常、出国する空港で行う。請求手続きをする際には、所定の書類に必要事項を記入の上、原則として購入した物品の提示が必要になる請求窓口は、時間帯によって混雑する場合も多いので、請求手続きをする場合は時間的に余裕を持っておくとよい。
言語・電圧・水
- 公用語は英語とアフリカーンス語。他に9つの言語。
- 水道水は飲用可だが、一般的にミネラルウォーターを飲用。
- 220/230/250V 50Hz
治安について
通常の旅行では問題ないが、都市部の一部地域では犯罪率が比較的多いところがあるので、旅行者は次のことを遵守すること。
- 大金を持ち歩かない。
- 貴重品をひと目にさらさない。男性はズボンの後ろポケットなどから財布を見せない、女性は外出時に目立った装飾品を身に付けない。
- ホテルや空港でチェックインする際などに、荷物から目を離さない。
- 車を運転しているときには、ヒッチハイカーを乗せない。
- 運転中は窓を閉め、ロックする。車中に貴重品を置いて駐車しない。
- 特に日没後の不要な一人歩きはしない。
- ホテルから外出する際には、ガイドやフロントで危険な地域がないかどうか確認しておく。



