認定取得希望の施設様へ
星空を楽しめる宿認定制度を通して、宿泊施設様の認知度向上やブランド力向上を図ります。
認定項目は星空観光を造成していくうえで重要となるTODOリストでもあり、
認定制度への参画自体が星空観光事業の第一歩となるような仕組みになっています。
何から始めたら分からない施設様に向けたスタートアップツールとしても活用いただけます。
さらに、地域観光の核となる宿が認定されることで地域への波及効果も期待されます。
認定方法
審査項目には「施設・設備」「接客サービス」「周囲環境」の3カテゴリーを設け、点数制で評価いたします。
- 施設・設備
- 接客サービス
- 周囲環境
全審査項目の合計で 7 割以上の得点を獲得することで「星空を楽しめる宿」として認定いたします。
各審査項目のうち、得点が 3 割以下のものが 1 つ以上ある場合は認定基準を満たさないものといたします。
- 「施設・設備」が
7割以上で星1 - 「施設・設備」と
「接客サービス」が
7割以上で星2 - 全ての項目が
7割以上で星3
認定までの流れ
- お問い合わせ
- 評価制度の資料・自己分析シート※1の送付、
スケジュール調整の相談 - 自己分析シートの返送
- 見積書送付・認定申込書提出による正式申込
- 当該施設パンフレット、
WEBサイト等の資料提出 - 認定員による1泊2日行程での現地調査※2
- 認定委員会による審査、認定の可否判断
- 認定トロフィー・評価報告書・
アドバイスシート・認定マークの発行 - 認定施設として
WEBサイトにて紹介・請求書発行
- ※1
- 自己分析シートとは、全審査項目のうち7割を満たすかどうかを事前にチェックいただくためのシートです。そちらをもとに審査に向けて準備いただけます。
- ※2
- 星空プログラムがある場合は認定員も星空プログラムに参加いたします。
- ※3
- 認定期間(3年)終了後も継続して認定を希望の場合は、再度手順3から認定作業を行います。
審査項目
実際の認定審査では下記のような項目を審査いたします。
- ※
- 審査項目を一部抜粋した一例です。
施設・設備
- 星空観察場所(駐車場を除く)からは1万平方度(空の半分)以上開けた空が見える
- 星空観察場所(駐車場を除く)から代表的な星座の形(星の並び)が分かる程度の空である
- 星空観察場所までの経路は整備されている歩道である
- 足元照明や懐中電灯など、移動時の安全性を確保するための照明が用意されている
- 懐炉やブランケットなど夜間の低温対策用にお客様が使用できるアイテムがある
- 観察場所で使用できるベンチやアウトドアチェアなどの座ることができるアイテムがある
- 星座早見盤などお客様が使用できる星座探しのツールが1つ以上ある
- 星空観察場所へのルートを示したパンフレットや標識等が設置されている
接客サービス
- 終夜自由に星空観察場所へお客様が移動できる出入口がある
- 天体望遠鏡や双眼鏡の使用方法をレクチャーできるスタッフが駐在している
- 夜間の天候を案内できるスタッフが駐在または案内板が掲示されている
- 星空観察時の服装について事前(宿泊日以前)に案内している
- 今日見える星空の案内など宿泊のお客様に向けた見ごろの星空案内の発信が館内や部屋にある
- 公式WEBサイトやSNSなどで星空に関する発信をしている
- 施設主催の星空プログラムがある
- 星空プログラムに関する最新情報を館内やWEB、SNS等で公開している
周辺環境
- 星空観察場所から直接見える範囲に、星空観察を妨げるような明るさの光源(街灯や自動販売機など)がない
- 星空観察場所およびその周辺に、水平より上に大量の光が漏れるような形状・設置方法の屋外照明が点灯していない、または光を漏らさない対策(笠、遮光板など)がなされている
- 星空観察場所およびその周辺の屋外照明は、すべて電球色の光源が使用されている
- ホテル施設の窓やガラス面のうち、星空観察場所から明るく見える位置にあるものは、カーテン・ブラインド等を設置して光漏れを抑制している
- 最寄り駅から施設までの送迎サービスがある