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ひりんはくぶつかん
碑林博物館

西安市三学街の孔子廟の遺跡にあり、庭園風の建築様式です。唐の時代は太学(即ち大学)の所在地でしたが、宋の時代から孔子廟として栄え、1950年に増築された後、博物館となりました。総面積3万余㎡、陳列内容は碑林と石刻芸術二つの部分からなっています。碑林は後漢から清代まで3000余の石碑が所蔵され、7つの陳列室、6つの墓誌廊と8つの碑亭で碑石を展示しています。そのうち、唐の玄宗自らが儒教の経典「孝経」に注解を加えて隷書で書いた「石台孝経」(碑亭)、114枚の石の両面に65万字の儒教経典を刻した「開成石経」(第一陳列室)、書道の原点と言われる王義之や顔真卿、欧陽詢などの字を集まっている第二陳列室などが見所です。