目次
「高千穂あまてらす鉄道」に至るまでの歴史
1939年に日ノ影線、延岡駅~日ノ影駅間が開通し、1972年に高千穂駅まで開通して「高千穂線」と改称されました。
その後1989年に第三セクター高千穂鉄道としてスタート。
宮崎県の高千穂町と周辺地域を結び、山間部の交通手段として重要な役割を果たしていましたが、2005年9月の台風で被災し、2008年に廃線となりました。
その後1989年に第三セクター高千穂鉄道としてスタート。
宮崎県の高千穂町と周辺地域を結び、山間部の交通手段として重要な役割を果たしていましたが、2005年9月の台風で被災し、2008年に廃線となりました。
2006年3月に「神話高千穂トロッコ鉄道」として高千穂鉄道の歴史を引き継ぐ形で設立され、2008年4月には公募によって決まった「高千穂あまてらす鉄道」として鉄道遺産を繋いでいこうと再スタート。
2013年には観光保存鉄道としての運行を開始し、旧高千穂駅から高千穂鉄橋までの往復5.1kmを運行し、美しい高千穂の風景を楽しむことができるスーパーカートや、旧高千穂鉄道の歴史を学ぶことができる施設など、今では多くの観光客に親しまれています。
2013年には観光保存鉄道としての運行を開始し、旧高千穂駅から高千穂鉄橋までの往復5.1kmを運行し、美しい高千穂の風景を楽しむことができるスーパーカートや、旧高千穂鉄道の歴史を学ぶことができる施設など、今では多くの観光客に親しまれています。
現在、その歴史を感じられる駅舎の中はかつての高千穂線の運賃表がいまだに掲示されていたり、記念グッズなども販売されています。
絶景30分の旅!高さ105m!「スーパーカート」乗車
高千穂あまてらす鉄道の「スーパーカート」は2017年3月運行開始のグランドスーパーカート。
30人乗りの客車2両の60名乗りで、牽引する動力車が2台あり、往路の先頭車は2500cc、復路の先頭車は3500ccのディーゼルエンジンを搭載。
また、2022年8月からはバイオディーゼル燃料(食用油の廃油から作られた燃料)で運行しています。
30人乗りの客車2両の60名乗りで、牽引する動力車が2台あり、往路の先頭車は2500cc、復路の先頭車は3500ccのディーゼルエンジンを搭載。
また、2022年8月からはバイオディーゼル燃料(食用油の廃油から作られた燃料)で運行しています。
高千穂鉄橋までの5.1kmの距離を往復で約30分で運行し、高さ105mの高千穂鉄橋など、絶景を楽しむことができます。
早速乗車してみましょう!
早速乗車してみましょう!
屋根がないことで解放感あふれる車両。
風を切りながら、ゆっくり走っていきます。
乗車中に絶対見ておくべき見どころをご紹介します。
風を切りながら、ゆっくり走っていきます。
乗車中に絶対見ておくべき見どころをご紹介します。
見どころ①トンネル
のどかな田園地帯を走った後にトンネルがあります。
入ると、天井にはカラフルな光が!
入ると、天井にはカラフルな光が!
トンネルの中は真っ暗で、この光だけがキラキラ、いろいろな色に変わりながら光り続けます。
なかなか写真は難しいので、この雰囲気を残すには動画がおすすめです!
なかなか写真は難しいので、この雰囲気を残すには動画がおすすめです!
見どころ②木立のトンネル
これはトンネルと言っても、苔むした岩肌と草木に囲まれたトンネルで、木立のトンネルと言われています。
緑の絶景とともに心地よい風が吹き抜けます。
緑の絶景とともに心地よい風が吹き抜けます。
見どころ③天岩戸駅
鉄橋に行く少し前に、かつての高千穂線の天岩戸駅がそのままの状態で残されています。
途中乗車や下車はできません。
途中乗車や下車はできません。
見どころ④しゃぼん玉で幻想的な雰囲気に
天岩戸駅を過ぎると、高さ105mの高千穂鉄橋が見えてきます。
どこまでも山に囲まれた田園風景が広がり、のどかな光景です。
どこまでも山に囲まれた田園風景が広がり、のどかな光景です。
高千穂橋梁直下105mの眺めは大迫力!
運転士さんがしゃぼん玉を使って楽しませてくれ、田園風景が一気に幻想的な雰囲気に変わります。
運転士さんがしゃぼん玉を使って楽しませてくれ、田園風景が一気に幻想的な雰囲気に変わります。
屋根のない列車なので、360度遮るものがなく見渡せるのが魅力。
実はこんなに高いところを走っています。
グランドスーパーカート時刻表
臨時便 ※9:00
第1便 9:40
第2便 10:20
第3便 11:00
第4便 11:40
第5便 12:20
第6便 13:00
第7便 13:40
第8便 14:20
第9便 15:00
第10便 15:40
臨時便 ※16:20
臨時便 ※9:00
第1便 9:40
第2便 10:20
第3便 11:00
第4便 11:40
第5便 12:20
第6便 13:00
第7便 13:40
第8便 14:20
第9便 15:00
第10便 15:40
臨時便 ※16:20
本物の車両が運転できる体験も!
旧高千穂鉄道時代に使用していたディーゼルカー、R-200形気動車「TR-202」を運転体験指導員の指導のもと運転する体験もできます。
この車両の中に入ることもできます。
【開催日時】
定期開催(2ヶ月に1回)
臨時開催(申し込みにより開催)
【料金】 ※2024年4月改定
定期 15,000円/人
臨時 20,000円/人
【所要時間】
定期開催時 30分/人
臨時開催時 40~60分/人
この車両の中に入ることもできます。
【開催日時】
定期開催(2ヶ月に1回)
臨時開催(申し込みにより開催)
【料金】 ※2024年4月改定
定期 15,000円/人
臨時 20,000円/人
【所要時間】
定期開催時 30分/人
臨時開催時 40~60分/人
高千穂あまてらす鉄道
【所在地】
宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井1425-1
【運行時刻】
9:40~15:40の1日10便(臨時便を除く)
【定休日】
毎月第3木曜日はメンテナンスのため休園(ゴールデンウィーク・夏休みは通常運行)
※雨天・強風の場合は運休の可能性があります
【アクセス情報】
高千穂バスセンターから徒歩で10分
JR延岡駅から車で約45分
宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井1425-1
【運行時刻】
9:40~15:40の1日10便(臨時便を除く)
【定休日】
毎月第3木曜日はメンテナンスのため休園(ゴールデンウィーク・夏休みは通常運行)
※雨天・強風の場合は運休の可能性があります
【アクセス情報】
高千穂バスセンターから徒歩で10分
JR延岡駅から車で約45分
高千穂あまてらす鉄道 ブランドムービー「なつかしい未来へ、ようこそ」
via www.youtube.com
周辺の観光スポット:高千穂峡
スピリチュアルな雰囲気があふれる「高千穂峡」は、九州を代表するパワースポット。神々が住む地として崇拝されており、本当に神様が出てきそうなほど秘境感たっぷり!
深さ最大100mにもなる断崖が約7kmにわたって続き、見上げても見下ろしても絶景です。見どころの真名井の滝は、高さ17mから勢いよく流れ落ちる圧巻の姿を見せてくれます。
断崖絶壁の間をゆっくりと進むボート巡りでは、大自然の迫力をより間近で感じることができ、荒々しい峡谷や奇岩が並ぶ崖に圧倒されること間違いなし!
【所在地】
宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井御塩井
【営業時間】
貸しボート 8:30~17:00
【アクセス情報】
九州自動車道松橋ICから車で約1時間30分
延岡バスセンターから宮交バス高千穂バスセンター行で高千穂バスセンター 車で約10分
深さ最大100mにもなる断崖が約7kmにわたって続き、見上げても見下ろしても絶景です。見どころの真名井の滝は、高さ17mから勢いよく流れ落ちる圧巻の姿を見せてくれます。
断崖絶壁の間をゆっくりと進むボート巡りでは、大自然の迫力をより間近で感じることができ、荒々しい峡谷や奇岩が並ぶ崖に圧倒されること間違いなし!
【所在地】
宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井御塩井
【営業時間】
貸しボート 8:30~17:00
【アクセス情報】
九州自動車道松橋ICから車で約1時間30分
延岡バスセンターから宮交バス高千穂バスセンター行で高千穂バスセンター 車で約10分
南九州DE超回復|JR九州
九州の南部、熊本・宮﨑・鹿児島には豊かな自然、温泉、食、癒し体験、パワースポットが盛りだくさん。日常の疲れを忘れて、「南九州でいっぱい選んでいっぱい休んでほしい」。こころもからだも「超回復」の旅に出よう!
過去の思い出を現在(いま)の喜びに。生まれたワクワクを、未来の子どもたちへ。
私たちは単なるアトラクショントレインを超えて、これからもチャレンジし続けます。屋根のない列車だからこそ、どこまでも見渡せる。なつかしい未来へ、私たちと一緒に旅をしませんか? みなさんのご乗車を楽しみに待っています。