冒険家になった気分！小笠原諸島の父島の楽しみ方

小笠原諸島ではスキューバダイビングなど海のアクティビティが人気ですが、陸の観光も盛りだくさん。
現地の観光協会では、様々なオプショナルツアーを申し込むことが出来ます。
海では、ドルフィンスイム・ウォッチング、ホエールウォッチング、南島遊覧、シーカヤック、シュノーケリング、釣り。
陸では、山のガイド、戦跡ツアー、ナイトツアー、スターウォッチング、タコノ葉細工体験教室、ウクレレレッスンが主なものです。

小笠原諸島の中でも一番大きな島である父島には、大砲や高射砲、塹壕など、太平洋戦争末期の戦跡が数多く残っています。
オプショナルツアーで申し込んだ戦跡ツアーでは、ガイドさんの案内で、戦跡を巡ることが出来ます。早速、山を登って行くと狭い入口の奥に大きなトンネルがありました。このトンネルからは、複数の出口につながっています。
また、上陸する敵軍を狙う砲台は海岸めがけて設置してあり、とても大きく迫力がありました。

夕食は、ジニービーチ島の中心地である二見港に戻りいただくことに！ご当地グルメを楽しみに夜の街へ繰り出します。
島の食事どころは約20店、和洋中華、島寿司、島魚、亀料理、ラーメン、とんかつ、韓国料理、パスタ、鉄板焼き、イタリアンなど、いろんなお店があります。 グループでいろいろ食べるなら居酒屋がおすすめです。 ウミガメを食べる習慣は貴重なタンパク源の摂取で、昔は動物肉が小笠原でなかなか食べることが出来なかったことから亀を食べるようになったとのこと。

食後はお迎えの車が到着して、ナイトツアーへ。
ナイトツアーは星と小笠原だけに生息する生物や植物を中心にガイドさんが見せてくれます。　スターウォッチング、オガサワラコウモリ、光るキノコ、オカヤドカリ、生物はどれも初めて見るものばかり。
次に訪れたのは小笠原亜熱帯植物センター。天気が良ければここで天然のプラネタリウムが観られます。冬に訪れると、日本一（個人的な感想）の星空を見ることができますよ。
そしてここでは光るキノコ「グリーンぺぺ」も見られます。大きさはまだ小さく生えたばかりとのことで1㎝くらいでした。

続いて小港海岸に到着。ここではオカヤドカリを見ることができます。
小笠原には複数のオカヤドカリが生息しており、すべてのオカヤドカリが天然記念物に指定されています。
最後は国立天文台小笠原観測所に到着。ここで見られる生物はありませんが、日本に数箇所しかない大きな天文台のライトアップを見ることができます。

いかがでしたか？小笠原諸島は、大人も童心にかえることができる、自然あふれる場所。
仕事や学校で、疲れが溜まって気持ちがすさんできたら、小笠原諸島で心を洗ってみませんか？