夏の白馬は花がいっぱい！！白馬Alps花三昧に行こう♪

長野県白馬村は冬はスキー場で賑わいますが、夏は一大イベント「白馬Alps花三昧」が、毎年7月1日～8月31日まで開催され、この高地ならではの自然のあふれる地域となり、涼しい北アルプスに咲く高山植物や珍しい花もたくさん咲きます。

麓から高山植物園のあるアルプス平へはテレキャビンで約8分の空中散歩、標高1515m、5ヘクタールの広大な面積に300種類200万株の植物が咲き誇る「白馬五竜高山植物園」があります。
360度の大パノラマが広がり、この時期でもまだ雪が残る五竜岳や白馬三山を見たり、高山植物の女王と呼ばれるコマクサが群生し、ヒマラヤの青いケシやエーデルワイスなど、珍しい高山植物を見ることができるんです♪
アルプス展望リフトでさらに足を伸ばせば、アルプス平自然遊歩道や標高2007mの小遠見山まで往復約3時間のトレッキングを楽しむこともできます。

【アクセス】
JR白馬駅から花三昧バスで「五竜エスカルプラザ」へ

山麓から山頂まで、数えきれないほどのゆりが咲き誇る「白馬岩岳ゆり園＆マウンテンビュー」。
標高1289mの山頂ノアの山駅へは、ゴンドラリフトで8分間で、一面に広がる約50種類ものゆりの花畑と眼下には白馬山麓一帯を見渡せる大パノラマの絶景が待っています。
1周約90分のウォーキングコース「ねずこの森ビュー自然探勝路」で森林浴もできますし、山頂のブナ林の中にもゆりが咲き、芳醇な香りを放っています。

【アクセス】
JR白馬駅から花三昧バスで「岩岳ゆり園」へ

中部山岳国立公園八方尾根に咲く希少な花々を見ながら、「八方池」までのハイキングルート「八方尾根自然研究路」。
ゴンドラとリフトを乗り継いで八方アルペンラインの終点、八方池山荘から八方池までが定番のトレッキングコースとして人気です！
天気がいい日は、標高2,060mの八方池の水面に白馬連峰の山々が映りとても神秘的な光景が見られることも！！
通常の山岳で見られる高山植物の数よりはるかに多い約340種の貴重で豊富な高山植物を観賞することができ、高山植物の宝庫にもなっています。
7～8月にはニッコウキスゲ、コバイケイソウ、チングルマ、などたくさんの花が咲き、家族連れや女性でも無理なく山岳ハイキングが楽しめるのが魅力ですよ！

【アクセス】
JR白馬駅から花三昧バスで「八方ゴンドラ」へ

東京ドーム約21個分の園内に約5.5kmの遊歩道が整備され、貴重な約370種の花々が咲き誇る「栂池自然園」は標高1900m地点に広がる高層湿原です。
約25分間の「動く展望台」ゴンドラとロープウェイを乗り継ぐと、春は水芭蕉、初夏にはミヤマキンポウゲ、ワタスゲ、ニッコウキスゲなどが次々と咲き、北アルプスから八ケ岳までの大スケールのパノラマが広がります。

【アクセス】
JR南小谷駅から栂池高原行きで20分、終点下車、ゴンドラリフトとロープウェイを乗り継ぎ40分、自然園駅下車徒歩5分

村全体が花畑となる白馬村。
暑い夏でも涼しい白馬で高原ウォーキングやハイキングを楽しんでみませんか？