「ウフィッツィ美術館」は、イタリアルネサンス絵画で有名な美術館です。ミケランジェロやボッティチェッリ、ダ・ヴィンチ等の巨匠達の作品を鑑賞することが出来ます。ボッティチェリの代表作「ヴィーナスの誕生」「春」は、フィレンツェにおけるルネッサンス芸術の象徴で、ウフィッツィ美術館では、ひときわ人気を高めています。

フィレンツェの町の中心に位置するフィレンツェの象徴とも言える大聖堂は、別名「サンタ・マリア・デル・フィオレ（花の聖母寺院）」と呼ばれ、白・緑・ピンクの色大理石を巧みに使った優美な外観を持ちます。量感と均衡に満ちたイタリア独特のゴシック建築です。ブルネレスキ設計による巨大な円蓋は街のシンボルになっています。

サン･ジョヴァンニ洗礼堂と呼ばれるこの洗礼堂は、八角形のクーポラ構造で、外装は白、緑の大理石で飾られています。八角形は、キリストが死から八日後の夜明けに復活し、民衆が救われたということからきているそうです。

アルノ川南岸の小高い丘の上にあり、ドゥオモのオレンジ色のクーポラはもちろん、アルノ川やヴェッキオ橋などフィレンツェの街並みを一望することができます。特にアルノ川とヴェッキオ橋が夕日に染まる頃が大変美しいとされています。1869年ジュゼッペ・ポッジの設計により造られ、中央にはミケランジェロの彫刻「ダヴィデ」のレプリカが置かれています。

イタリアのフィレンツェを流れるアルノ川に架かる橋。イタリア語でヴェッキオとは「古い」という意味で「古い橋」の名が示すとおり、フィレンツェ最古の橋。この橋の上には貴金属、宝石店が軒と連ね大変特徴的。店の上には「ヴァザーリの回廊」とよばれる通路が隠されており、メディチ家が敵から逃げるときの避難通路として、ウッフィツィ美術館からピッティ宮殿までつながっています。