

ヒラルダの塔 スペイン / セビリア
カテドラルの東側にあり、セビリアのシンボルの塔。12世紀末にイスラム教徒によって建てられたミナレット(祈祷の塔)で、イスラム寺院の一部だった。キリスト教徒がセビリアを奪回した後、イスラム寺院は取り壊されたが、高さ約98mのこの塔だけは、鐘楼として残されました。内部に階段はなく、展望台(70m)まで緩やかなスロープがつくられており、昔は馬でこのスロープを登りました。16世紀頂上に設置された、ブロンズの女人像が持つ旗が風を受けて回り、風見(ヒラルディーヨ)の役を果たすことからこの名前がつきました。