神門の先にある朱の楼門をくぐると、正面に黒地に金縁の社殿が鎮座している。 鮮やかな朱の楼門と、黒社殿のコントラストは非常に美しい。 現在の御本殿は国指定重要文化財に指定されており、五代将軍徳川綱吉により元禄13年(1700年)に御造営されたものである。
香取神宮の森は信仰の場として保護されてきた。 木々鬱蒼とした玉砂利の参道の両側には、桜や楓が植えられ緑のトンネルのような参道だ。 春の桜花・秋の紅葉は見事で、訪れる参拝者の目を和ませてくれる。
創建は神武天皇の御代18年と伝えられ、祭神は日本書紀の国譲り神話に登場する経津主大神(ふつぬしおおかみ)です。 下総国一の宮で、明治以前に「神宮」の称号を与えられていたのは伊勢、香取、鹿島のみというわが国屈指の名社。 古くから国家鎮護の神として皇室からも厚く崇敬され、家内安全、産業指導の神、海上守護、心願成就、縁結、安産の神として 深く信仰されており、勝運、交通 安全、災難除けの神としても有名だ。
参道入り口には、沢山のお土産屋さんがならんでいる。 香取神宮といえば「厄落しだんご」というだけあって、数多くの厄落しだんごのお店がある。 中でもおすすめは「亀甲堂」で、厄落しだんご以外の食事メニューも充実している。店内は広く、 席タイプもテーブル席・お座敷・個室・ドックカフェと様々。バリアフリーにも対応している。 TVにも出演したことがある看板鳥の九官鳥のキューちゃんが、「オダンゴ オイシイヨ」と 話しかけてくれる。甘いお団子とお茶の相性は最高だ!