晴れの日でも雨の日でも！しっとりと咲く関東の花菖蒲の名所5選

カキツバタ、あやめ、菖蒲って聞きますが、違いって何？
これは実際難しくて、3つともアヤメ科アヤメ属に属していて、似ていて見分けにくいんです…。

すぐにわかる方法は…
カキツバタは花弁の弁の元に白い目型の模様があるのが特徴です。
あやめは花弁の元のところに網目状の模様があります。
菖蒲は種類が多く、紫系統の他に黄色や白もあり、花弁の根元のところに黄色い目の形の模様があります。

面積約1.3ヘクタールの水郷潮来あやめ園で開催される水郷潮来あやめまつりは昭和27年に始まった歴史あるまつりです！
約500種100万株の花菖蒲が植えられていて、見頃を迎える毎年5月下旬から6月下旬には約80万人を超える多くの観光客が水郷とあやめを見るために訪れます。
見頃のピークは例年6月10日前後になっています。
期間中は潮来花嫁さん「嫁入り舟」やあやめ踊りの披露など、水郷ならではの様々なイベントが盛りだくさんなんですよ♪
駅からも近いのが嬉しいところ！

【アクセス】
JR鹿島線潮来駅から徒歩3分

水郷佐原あやめパークは1969年（昭和44年）に開園した水郷筑波国定公園内の広さ約8ヘクタールに及ぶ千葉県香取市佐原の水郷佐原水生植物園で、2017年に「水郷佐原あやめパーク」として、リニューアルオープンしました。
毎年5月下旬から6月下旬には紫・白・ピンク・青など色とりどりの花菖蒲が一斉に咲き、見頃を迎えます。
伊勢系・肥後系・江戸系など400品種、150万本の花菖蒲は品種数で東洋一と言われています。
園内の水路をサッパ舟と呼ばれる小舟に乗ることもでき、水上からの花菖蒲巡りもできるんですよ♪

【アクセス】
JR鹿島線佐原駅からバスで20分
【営業時間】
8:00～18:30

堀切菖蒲園の花菖蒲は江戸の名所のひとつとして古くから知られていて、なんと江戸時代に全国で初めて誕生した菖蒲園なんですよ♪
安藤広重や歌川豊国らの絵の題材にもなり、花菖蒲の種類は約200種、6000株にもおよびます。
周りは大都会なのに、ここだけはゆっくり時が流れるような雰囲気です。

【アクセス】
京成線堀切菖蒲園駅から徒歩10分

【営業時間】
8:00～18:00

水元公園は都内で唯一、水郷の景観をもった公園で、この時期は約100種、1万4000株の花菖蒲が見頃を迎えます。
堀切菖蒲園からもバスが出ているので、菖蒲園のハシゴという感じで行くのがおすすめですよ！

【アクセス】
JR常磐線･東京メトロ千代田線金町駅からバスで水元公園又はしばられ地蔵降車徒歩5分

神奈川県横須賀市にある横須賀しょうぶ園は、広い園内に菖蒲が咲き、小高い丘の上からも鑑賞することができます。
そして、この時期はちょうどあじさいも見頃なので、花菖蒲とあじさいの饗宴も見事です！
花がら摘みのお姉さんもいるので、カメラ好きにはもってこいの雰囲気！
バスは混雑するので余裕を持っておでかけくださいね♪

【アクセス】
JR横須賀線衣笠駅からバスでしょうぶ園下車徒歩2分

【営業時間】
5月～8月　9:00～19:00

【料金】
310円

この時期は雨も多くて出かけるのもおっくうになりがちですが、雨の日でもしっとりとした花菖蒲を見に行くのもいいですよ♪
晴れていたら元気な花菖蒲、いやいや、雨の日こそ元気な花菖蒲を見に行きませんか？