※1) 本ツアーはロケットの打上げ見学を保証するものではございません。
※ 当日天候や諸事情によりロケット打上げが行われない場合でも当ツアーは実施致します。
その場合のご旅行代金の返金等はございませんので、予めご了承ください。
行き先は「JAXA種子島宇宙センター」がある種子島。この宇宙センターは広さ約970万m2に及ぶ日本最大のロケット発射場。日本の宇宙開発において中心的な役割を担い、海岸線に面したロケーションは、世界一美しいロケット発射場とも言われています。
初日は、ロケット打ち上げを見学。国際宇宙ステーション(ISS)へ物資を送るための宇宙ステーション補給機「こうのとり」5号機を搭載した、日本の大型ロケットH-IIBロケット5号機が宇宙へ飛び立つ瞬間を長谷展望公園よりご覧いただきます。打ち上げ前の実機見学や、カウントダウンイベントも魅力。
さらに翌日は、いよいよ宇宙センターの中へ。案内人の説明を聞きながら、センター内を見学します。
宇宙ステーションを実際のスケールで体験できる実物大モデルや、さまざまな展示で宇宙センターを体感してください。ランチには、お弁当とともに宇宙食のご試食もご用意します。
そして最後に、「sola旅クラブ 宇宙検定」を実施。この旅で学んだ知識を力試しして、認定証をもらいましょう。
日本が独自技術で開発したH-IIAロケットは、各種の人工衛星を打ち上げるミッションを支えてきた大型主力ロケットでした。信頼性の高いこのH-IIAロケットの打ち上げ能力を高めたロケットが、H-IIBロケットです。2009年9月に試験機が打ち上げられてから、計4機全てがミッションを成功させています。H-IIBロケットの目的は2つあり、1つは宇宙ステーション補給機を打ち上げること、もうひとつはH-IIAロケットと併せて運用することにより幅広い打ち上げのニーズに対応することです。今回打ち上げられる5号機には、宇宙ステーション補給機「こうのとり5号機」が搭載されています。
H-IIBロケットによって打ち上げられる無人の宇宙船で、直径約4m、全長10m弱で大型観光バスが収まる程度の大きさです。滞在している宇宙飛行士の食料や衣類、各種実験装置など最大6トンの補給物資を国際宇宙ステーション(ISS)に送り届ける事ができます。国際宇宙ステーションとのランデブーやドッキングが行われる為、優れた安全性が要求されますが、これまで4機全てがミッションを成功させています。この「こうのとり」の運用を通じて、将来の有人輸送の基板となる技術の蓄積が行われています。
地上から約400km上空に建設された巨大な有人実験施設です。大きさは約108.5m×72.8m、質量は約420tにもなります。ISSは秒速約7.7km(時速約27,700km)というスピードで飛行し、1周約90分で地球を1周しています。宇宙空間という特別な環境下で、地球や天体の観測、各種実験や研究などが行われています。1999年から軌道上での組立が開始され、2011年7月に完成しました。2008年には、日本初の有人実験施設「きぼう」の建設が始められ、2009年7月に完成をしました。この「きぼう」日本実験棟はISSの中で、最大の実験モジュールで、様々な科学実験や観測が行われています。
九州最南端の佐多岬から南東へ約40キロにある種子島は、標高282メートル、南北に58キロ、東西は最短で5キロほどの平らで細長い島です。東に太平洋、西に東シナ海を望み、風によって東西の海はそれぞれ違う表情を見せます。
露地でバナナが実り、暖地でも米作が盛んな種子島は、亜熱帯性の気候に属しており、植物分布の境界にあるため、北限・南限の植物が多く見られます。
台風や冬の季節風を除けば、年間を通して穏やかな気候です。