赤の広場の中でも一際目を引く聖ワシリー寺院。カラフルな色のネギ坊主のような塔を持つ、ロシア建築を代表する文化財です。1990年にユネスコの世界遺産に登録されました。完成した聖ワシリー寺院をみた時の皇帝・イワン雷帝は、その美しさに2度とこれ以上の寺院を造れないように、この寺院の設計者の目をくりぬいたと言われています。

モスクワに来たからには、クレムリン観光は外せません。あのレーニンやスターリンもここクレムリンに君臨してきました。また歴代の皇帝の居城であったクレムリンには、その栄華と権力を今に伝える見事な建造物や宝物が展示されています。1990年、クレムリンと赤の広場が世界遺産に登録されました。

モスクワの都心部にある広場で、「赤」はソビエト連邦の社会主義に起因するものではなく、元々ロシア語では「美しい」という意味もあり、広場の名前は本来「美しい広場」という意味であった。