グラナダ最大の見どころ★アルハンブラ宮殿の見どころまとめ

イスラムの栄華ただよう異国情緒あふれる街・グラナダ。最大の見どころといえるのが、アルハンブラ宮殿です。スペイン南部を訪れなら、ぜひ足を運んでみてください。

アルハンブラ宮殿の特徴は、栄華を誇ったイスラム今日の文化を今に伝える、きらびやかな装飾。美しい彫刻や噴水など、栄光の日々が思い起こされるような景色が広がっています。

内部のいたるところに施された流麗なアラベスク模様や、水・植物などをふんだんに取り入れた建築様式は、イスラム美術の結晶とも言われ究極の美しさです。その価値が高く評価され、スペインを代表する世界遺産に登録されました。

アルハンブラ宮殿おすすめの楽しみ方は、有名なスポットをピックアップして回ること。
①二姉妹の間
②カルロス5世宮殿
③獅子のパティオ
④ヘネラリーフェ宮
⑤パラドール
の5つは必ぜひ押さえておきましょう！

部屋の敷石に二枚の大理石が使われていたことからこの名前がつけられました。昔は王妃の部屋として使用されていたのだとか。

二姉妹の間は、鍾乳石飾りと言われる天井の煌びやかな装飾が特徴です。あまりにも美しく豪華絢爛な姿は、いつまでも見上げていても飽きません。精緻なアラベスク模様がイスラムの世界を感じさせてくれるでしょう。

天井だけではなく、壁や入口の部分にもきめ細やかな装飾が施され、360°どこを見てもフォトジェニックな光景が広がっています。

アルハンブラ宮殿の中でもひときわ異彩の雰囲気を放っているカルロス5世宮殿。幅63m、高さ17mの四角い形をした建物中心部に、円形の中庭があるという不思議な造りになっています。

ルネサンス建築の傑作とも言われており、圧倒的な存在感を誇る建築技術や装飾は一見の価値あり。特に南側と西側のファサードの装飾が非常に美しいことで人気があります。

現在は、1階がアルハンブラ博物館、2階が県立美術館になっています。

中庭を取り囲む124本もの大理石の列柱は、迫力満載で特におすすめの見どころ。柱には幾何学模様の色鮮やかなタイル装飾が施されており、太陽の光を浴びてキラキラと輝く姿が非常に美しいです。

「パティオ」とは中庭のことで、中心にあるライオンの形をした噴水が「獅子のパティオ」という名前の由来となっています。また、回廊に施された数々の美しい装飾も見逃せません。

イスラム文化が最大限取り入れられたこの場所は、アルハンブラ宮殿を満喫するのにふさわしい場所です。

「ヘネラリーフェ宮」はアルハンブラ宮殿に隣接している、王家が夏を過ごす宮殿。別名「水の宮殿」とも言われています。イスラム教徒にとって水は富の象徴として崇拝されており、この宮殿が神聖な場所であることを示しています。

宮殿内の中央に設置された噴水と、イスラム美術を施した建物がバランスよく調和した美しい景観はまさに圧巻。たくさんの緑や花々が植えられており、人々の心を癒す憩いの場となっています。

パラドールは、スペイン旅行を満喫するのにイチオシのスポット。高級感のあふれる内装は、中世にタイムスリップしたような感覚を味わえます。

「パラドール・デ・グラナダ」は、アルハンブラ宮殿の敷地内で宿泊が可能。15世紀の修道院を改装したパラドール内でのディナーもオススメです。中世の雰囲気が漂う中での食事は、至福のひとときになること間違いなし。客室の窓からは噴水のある中庭を望むことができ、こちらも優雅な時間を過ごせます。

アルハンブラ宮殿を観光するなら、ぜひパラドールに泊まってみてください。

二姉妹の間、獅子のパティオ、カルロス5世宮殿、ヘネラリーフェ宮など数々の見どころをもつアルハンブラ宮殿。特に、宮殿内で宿泊体験ができるパラドールは女性観光客を中心に話題沸騰中です。

ご紹介したスポットはそれぞれ異なる特徴や雰囲気を持っているので、飽きることなく宮殿内の観光を楽しめます。イスラム芸術について詳しくない方でも、1度アルハンブラ宮殿を訪れてしまえばその美しさと魅力にきっとハマってしまうはず。

異国情緒あふれるスペイン最大の見どころ・アルハンブラ宮殿へぜひ訪れてみてください♪