アジア初上陸「ガーナーホテル」とは
2023年にアメリカで生まれた「ガーナー」は、IHGホテルズ&リゾーツが展開するカジュアルなホテルブランドです。その後イギリスとドイツで開業し、続くアジア初進出の場が大阪となりました。
利便性の高いロケーション、快適な睡眠がとれる環境、便利な朝食の三拍子そろった同ホテルは、ビジネスやレジャーを問わず、お手頃価格で良質なホテルステイを求める人々にぴったり。
利便性の高いロケーション、快適な睡眠がとれる環境、便利な朝食の三拍子そろった同ホテルは、ビジネスやレジャーを問わず、お手頃価格で良質なホテルステイを求める人々にぴったり。
そんな「ガーナー」が、なんと大阪・本町エリアの徒歩圏内という狭いエリアに「3軒同時オープン」するという異例の展開を迎えました。500を超える客室が同時に誕生したわけですが、このエリアのホテル需要はますます高まっているのでしょう。観光にもビジネスにも好立地なのはもちろん、大阪・関西万博にも地下鉄1本でアクセスできるのです。
「ガーナーホテル大阪本町駅」にチェックイン
今回開業したのは「ガーナーホテル大阪本町駅」「ガーナーホテル大阪本町御堂筋」「ガーナーホテル大阪本町北船場」の3ホテル。そのなかから「ガーナーホテル大阪本町駅」に泊まってみました。
早速ロビーに入ると、「現在」をテーマにしたカラフルでモダンなデザインが目に飛び込んできます。
まずはフロントでチェックイン。有人カウンターですが、タッチパネルでも可能です。
入り口にはウェルカムドリンクの黒豆茶とスナックがあります(時間限定)。
パブリックスペース「ソーシャルハブ」
フロントの奥には、宿泊者が自由に使える「ソーシャルハブ」と呼ばれるコーナーがあります。いわゆるセルフサービスカフェのような場で、パソコン作業などもしやすい快適な空間です。
壁一面のモニターに映し出されたデジタルアートが彩る、スタイリッシュで現代的なインテリア。
コーヒー、エスプレッソ、カフェラテが自由に飲めるコーヒーマシンや、電子レンジが完備されています。
イングリッシュティーやアールグレイ、煎茶や炭酸水もありました。旅の思い出に浸りながら、就寝前にここで夜カフェしても楽しそう。
また、ドリンクや軽食を販売している「マーケットプレイス」のコーナーも併設。たとえば「関西限定ハッピーターン たこ焼きソース味(180円)」「3缶スプリングルズ たこ焼き味(860円)」「お好み焼き缶詰(750円)」のような大阪らしいスナックに、ジュース(160円〜)、ビール(310円〜)、カップラーメン(210円)などもラインアップ。敷地外に出ずとも手頃な価格で購入できるのは便利ですね。
コンパクトで快適な客室
チェックインを終えて客室に移動しました。こちらが今回宿泊した「ツイン」の部屋。ダブルサイズのベッドが2台入っています。ちなみに全182室のうち112室がこちらのツインで、一番多い客室タイプ。
壁一面には「大阪城」をイメージしたイラストが描かれています。ほかにも「道頓堀」や「御堂筋」バージョンもあり、どのデザインになるかはランダムだそう。チェックインしてからのお楽しみです。
壁一面には「大阪城」をイメージしたイラストが描かれています。ほかにも「道頓堀」や「御堂筋」バージョンもあり、どのデザインになるかはランダムだそう。チェックインしてからのお楽しみです。
15平米のコンパクトな部屋ですが、コンセント付の小さなデスクも完備しているので簡単な作業には困りません。
ミニ冷蔵庫やセキュリティボックスもありました。冷蔵庫は空なので、ドリンクが必要な場合は持参をおすすめします。湯沸かしポットや食器類もありません。
ハンガーは4つ。
加湿器も完備。
バスルームはビジネスホテルなどでよく見られるユニットバス。ハンドシャワーの高さは2段階のみ、角度は固定タイプです。
基本のアメニティはシャンプー、コンディショナー、ハンド&ボディウォッシュのみで、その他はフロント横でピックアップするセルフサービスです。
歯ブラシ、コーム、綿棒、ヘアゴム、爪やすり、コットン、シェービングジェルなどが並んでいました。使い捨てスリッパは事前に部屋に入っています。
タオルは分厚くてずっしりしたもの。吸収力があるので、髪の長い人は嬉しいかもしれません。
ウォシュレットもあります。
ドライヤーはパナソニックのイオニティでした。
オリジナルデザインのパジャマは上下が繋がっているロングタイプ。薄手の生地です。
枕は2種類あり、硬さがわかりやすくデザインに落とし込まれています。ブラインドは遮光タイプでなかったので、暗い空間でしっかり休みたい人はアイマスクの持参がおすすめ。
ヘッドボードにはコンセントとUSBが2つずつ。就寝時の充電にも困りません。
部屋自体はコンパクトですが、ベッド下にスーツケースを置けるような設計の工夫もあり、特別狭さを感じるシーンはありませんでした。
ホテルは就寝のためという人にとって、ビジネスホテルとさほど変わらない価格(1室1万円程度〜)で宿泊できるデザインホテルは需要がありそうです。
ホテルは就寝のためという人にとって、ビジネスホテルとさほど変わらない価格(1室1万円程度〜)で宿泊できるデザインホテルは需要がありそうです。
朝食は手軽な「お弁当」で
朝食を希望する場合は、前日の夜7時までにレセプションで予約可能。朝7時〜10時にロビーでピックアップするセルフ式です。
京都の錦市場で人気の「錦平野」のだし巻きを使った「日本食弁当」と、すきやき風の黒毛和牛が入った「牛めし弁当」の2種類から選べます(各1,500円)。
京都の錦市場で人気の「錦平野」のだし巻きを使った「日本食弁当」と、すきやき風の黒毛和牛が入った「牛めし弁当」の2種類から選べます(各1,500円)。
朝から外に出たくない派は、ソーシャルハブのドリンクとともにホテル内で完結できますね。
アートあふれる立地抜群の便利なホテル
「ガーナーホテル大阪本町駅」では、ホテル内のいたるところにアートが飾られています。ロビーだけでなく、カラフルな廊下のカーペットや、各階で異なるエレベーターホールの装飾にも注目してみてください。
旅のワクワク感をさらに盛り上げてくれるインテリアは、ホテルステイで楽しめるコンテンツのひとつ。テーマに「Timeless Osaka」を掲げてデザインされた空間は、国際的なデザインコンペティションへの出品を予定しているそうです。
「ガーナーホテル大阪本町駅」は、大阪メトロ本町駅から徒歩約3分の駅チカ立地。観光で人気のなんば・心斎橋エリアにも近く、新幹線「新大阪駅」や、大阪・関西万博の会場にも地下鉄1本でアクセス可能です。
アクティブに大阪観光を楽しみたいツーリストにぴったりなおしゃれホテルでした。
アクティブに大阪観光を楽しみたいツーリストにぴったりなおしゃれホテルでした。
【所在地】
大阪市中央区北久宝寺町4-4-10
【アクセス】
大阪メトロ本町駅より徒歩約3分
【チェックイン/アウト】
15:00/11:00
大阪市中央区北久宝寺町4-4-10
【アクセス】
大阪メトロ本町駅より徒歩約3分
【チェックイン/アウト】
15:00/11:00