都内でできるモノづくり♪癒しのインテリア苔玉作りを体験してみた！

苔玉とは、植物の根を土で球状に包み、そのまわりにコケ植物を張り付け糸で固定したものです。
土の外側に糸でコケを巻きつけることで作ることができます。
盆栽のような風情がありつつ、手軽で初心者でも簡単に手入れができ、フォルムも可愛い♪
ずぼらな私でも育てられる植物なのです！

今回の体験予約は日本旅行の「遊び・体験・アクティビティ」から。
エリア、ジャンル、細かい条件も指定出来て探しやすいのでおすすめです。

今回選んだのは【新宿カルチャースクールいろは】さんの『【東京都】新宿でお得な陶芸体験プラン ☆ 季節の(苔玉)づくり＆陶芸体験』
苔玉づくりと手びねり陶芸体験がセットになっていてお得なコースです。
少人数制でアットホームなスクールなので、緊張せず楽しみながら体験できます。

準備するものは、植物、苔、苔玉用土、ボウルやトレー、ハサミ、糸。
苔玉用の土は黒く汚れが取れにくいのでゴム手袋を使用します。さっそく苔玉づくりスタートです。

選ぶ植物によって和風で趣のある雰囲気にも、洋風でモダンな雰囲気にもなれる苔玉。
苔玉、ポテンシャル高い。

私たちはシルバーリーフ(左)とヘデラ(右)を選びました。
ここから苔玉にしていきます。

苗木の根から土をほぐし落として、長すぎる根っこをはさみで切っていきます。

今回使用した苔玉用土はケト土といって、黒くて粘度の高い土壌で、肥料分、繊維分、保水力に富む土です。
ケト土をよく揉んで円形にし、それを半分に割って苗木を挟み、植えていきます。

霧吹きなどで水分を含ませながらコロコロ転がして、丸い形を作っていきます。

次にこのハイゴケを張り付けていきます。
水分でじゅわじゅわしてて気持ちいい♪

竹串で縫物をするように、隙間なく全体に苔を植え込んでいきます。

次は苔がはがれないように糸で固定していきます。
形が崩れないように均等に巻いていきます。

力加減が案外難しい。

なんとか完成！
完成したら水分を含ませてきれいに洗ってあげます。
可愛い。。愛着が沸いてきそう。。

苔玉作りのあとは、さっそく器づくりです。器は陶芸用粘土500ｇを使って手びねりで作っていきます。

手びねりとは、電動ろくろなどの機械は使わずに、主に自分の手を使って作品の形を作る技法です。手でろくろを回すことから、「手ろくろ」とも呼ばれています。手作りならではの温かみあふれる作品がつくれます。
形に制限がないので、どんな形でも自由に作ることができますよ。
角皿や人形、また型でくり抜いた模様をつけたりもできます♪

玉作り、たたら作り、紐作り、くり抜きなど、様々な技法もあり、これらの技法を使うことで、よりオリジナリティー溢れる作品が作れるそうです。
また、手びねりは、電動ろくろでの成形に比べて粘土の水分量が少ないため、一日で成形できるのが大きな特徴です。

さっそく器づくりに取り掛かります♪
陶芸用粘土と形を成型するための道具を使って、手びねりで器を作っていきます。
苔玉置き器の他に、お茶碗・湯呑・小鉢などに変更しての製作もOK。

粘土を丁寧にこねて丸めた後、手動ロクロの上でゆっくりと親指を使って中央から伸ばしていき、自分の好きな器の形にしていきます。
私たちは四角形と円形にチャレンジ！四角形に成型するのはかなりの難関度！
丁寧に丁寧に押し広げていき、器の大きさを広げていきます。
焼き上がりは少し縮むため、気持ち大きめに作るのがポイントです。

なんとか器も完成です！こちらは工房にあった器を借りて撮影した完成予想図♪
石を敷き、ちょこんと苔玉をのせます。自分で作ったからか、とても可愛く愛着がわいてきます。
私たちの作った手びねりの器（右）は、作成後乾燥させ、窯で焼かれ、約8週間後に出来上がります。焼き上がりが待ち遠しい！

いかがでしたか？ものづくり体験はデートや友達との思いで作りにもぴったり。
他にも色んな体験レジャーがあるみたいなので好みのものを探してみてはいかがでしょうか♪