行くなら押さえておきたい！「湯田中渋温泉郷」おすすめ観光スポット

湯田中渋温泉郷は、長野県下高井郡山ノ内町にある温泉郷で、志賀高原の麓に位置します。安代温泉・角間温泉・上林温泉・地獄谷温泉・渋温泉・新湯田中温泉・星川温泉・穂波温泉・湯田中温泉の9つから成り、信州随一の温泉郷として有名です。
開湯1,350年で文化人にも愛されてきた湯田中渋温泉郷は、歴史情緒あふれるレトロな街並みや自然に恵まれていて、ゆったりと過ごすのにぴったり！
古くから湯治場としても知られてきたことがうなずける、落ち着いた佇まいです。

7世紀、天智天皇の頃に発見されたという湯田中温泉は、「養遐齢（ようかれい）」の大湯が今も残り、松代藩真田家や小林一茶にも愛されたという歴史ある温泉。
「養遐齢=長命長寿」の意味があり、この温泉は長寿の湯として現在にまで語り継がれています。

気軽に楽しめるのも湯田中温泉の魅力で、長野電鉄湯田中駅前にある「楓の湯」は日帰り入浴のほかに足湯もあるので、ここで一息つくのもおすすめ♪
また、湯めぐり手形が販売されているので温泉好きな方はぜひ購入してみてください！

【所在地】
楓の湯
長野県下高井郡山ノ内町大字平穏3227-1

【営業時間】
日帰り入浴　10:00～21:00（最終入場 20:30）
足湯　7:30～22:30

【定休日】
毎月第1火曜日（祝日の場合は翌日）

【アクセス情報】
・電車
長野電鉄湯田中駅　徒歩すぐ

・車
上信越自動車道信州中野IC　約15分

渋温泉は武田信玄ともゆかりが深い温泉で、たくさんの源泉が湧き出ていて多くの効能を体験できる温泉です。すべての旅館と外湯が源泉掛け流しという、圧倒的な湯量の豊富さも魅力。

渋温泉は宿場町としての歴史が長く、大正から昭和初期の木造建築が多く残されているのが特徴です。街歩きをしてみると、まるでタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。
また、宿泊者限定で9つの外湯めぐりもおすすめ。いろいろな効能のお風呂を試せるチャンスは見逃せません！

【所在地】
長野県下高井郡山ノ内町大字平穏

【営業時間】
九湯めぐり　6:00～22:00※渋温泉宿泊者のみ（各旅館で専用の鍵を貸出し）
9番湯大湯のみ　10:00～16:00※宿泊者以外は9番湯大湯のみ利用可

【アクセス情報】
・電車
長野電鉄湯田中駅　タクシー約5分

渋温泉の真ん中に位置する「歴史の宿 金具屋」は、昭和11年に建設された登録有形文化財の建物が有名な宿。職人の技が存分に発揮された建築物は、見るだけでも価値があります。

館内には3つの大浴場と5つの貸切風呂があります。昭和25年に造られた浪漫風呂はローマ風の噴水やステンドグラスなど、当時流行った洋風文化が取り入れられていてとても珍しい雰囲気を醸し出しています。
また、信州の山里の恵みを生かしたぬくもりある料理も魅力。「温泉と料理で健康になる」というコンセプトが生かされており、心身共に癒される滞在になること間違いなし！

【所在地】
長野県下高井郡山ノ内町平穏2202

【アクセス情報】
・バス
長野電鉄湯田中駅 長電バス乗り場発 上林温泉行き 渋温泉もしくは渋和合橋バス停 徒歩約2分
※14:40湯田中駅着以降ならば無料送迎あり（長野電鉄に乗る前に連絡、18:25まで）

・車
上信越自動車道信州中野IC　約20分

渋温泉にある「小古井菓子店」といえば必ず名前が挙げられるのが「うずまきパン」。
カスタードクリームがぐるぐると渦を巻いているパンで、一見素朴な菓子パンですが、あたためると生地に織り込まれたマーガリンが溶け出してとても美味！
これを目当てに訪れる観光客もいるほどなので、うずまきパン片手に湯めぐりをしてみるのもおすすめです。

【所在地】
長野県下高井郡山ノ内町平穏2114

【営業時間】
8:00～20:00

【定休日】
第3水曜日

【アクセス情報】
・バス
長野電鉄湯田中駅 長電バス乗り場発 上林温泉行き 渋和合橋バス停 徒歩すぐ

・車
上信越道信州中野IC　約20分

多くの温泉がある湯田中渋温泉郷は、どの温泉を訪れても心身のリフレッシュができます。自然に囲まれた静かな環境でゆったりとした時間を過ごしましょう！