2025年7月23日 更新
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開業110周年!歴史とモダンが融合する「東京ステーションホテル」の魅力

開業110周年!歴史とモダンが融合する「東京ステーションホテル」の魅力

国の重要文化財に指定されている東京駅丸の内駅舎のなかに位置し、東京駅丸の内南口直結の「東京ステーションホテル」。最近では英国老舗ブランド「リバティ」のファブリックで彩られた「LIBERTYルーム」が新登場!2025年11月に開業110周年を迎える東京ステーションホテルの魅力をたくさんご紹介します。

※情報は記事公開時点のものです。営業時間や休業日など掲載情報から変更になる可能性があるため、お出かけの際は事前に公式HPなどでご確認ください。

目次

東京駅直結の絶好のロケーション

外観

外観

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「東京ステーションホテル」は、東京駅丸の内駅舎の外観とヨーロピアンクラシックの雰囲気を見事に融合させた、歴史と優雅さを兼ね備えたホテルです。
ホテルが三分の二を占める東京駅丸の内駅舎は、歴史的な価値を持つ建築物として評価され、2003年には「国指定重要文化財」に指定されました。
東京駅丸の内南口に直結しているという抜群の利便性を持ち、観光やビジネス利用にもおすすめです。
ホテルエントランス

ホテルエントランス

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宿泊者専用エントランス

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ホテルの歴史を知る、長い廊下

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東京ステーションホテルの客室廊下は、東京駅丸の内駅舎同様に長く、入ってみると、その長い廊下はまるでどこまでも続いているような感覚で、非常に印象的に残ります。

歴史を感じる「ヒストリーギャラリー」

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この客室廊下は単なる通路ではなく、「ヒストリーギャラリー」として、ホテルと東京駅が歩んできた歴史を伝える特別な場所。
写真、図面、絵画など100点以上のアートワークが展示され、ホテルの歴史や建築美を堪能しながらアートを身近に楽しめる特別な空間です。

さらに展示物をより深く楽しめるように音声ガイドが用意されています。
QRをスキャンすることでアートにまつわる解説を聞くことができ、1915年の開業当時の話や、1923年の関東大震災や空襲などの出来事、さらには2012年のリニューアルに至るまでの歴史が詳細に解説されています。

縦長窓が特徴的なヨーロピアンクラシックの客室

パレスサイド

パレスサイドコンフォートツイン

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客室はヨーロピアンクラシックを基調に、高い天井と縦長窓が特徴的な、落ち着いた空間。
グリーンとボルドーの色合いが調和し、パレスサイドの客室からは、丸の内エリアや行幸通りが目の前に広がり、昼間の華やかさと夜景の美しさを同時に楽しめる贅沢なロケーションです。

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バスルームは、深めに設計されたバスタブで、ゆったりと贅沢なひとときを過ごすことができます。

バスルーム

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オリジナルバスアメニティにも注目!

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バスアメニティはフランスの香水ブランド「HISTOIRES de PARFUMS (イストワール ドゥ パルファン)」とコラボレーションによるオリジナルのアイテム。
使用すると香りが変化し、記憶に残る唯一無二の香りが体験できます。

※スイートルーム以外の客室に設置してあります

【HOT NEWS!】新たに登場「LIBERTYルーム」

イギリス「LIBERTY」との共演!

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「LIBERTY(リバティ)」は、1875年創業のロンドン発の伝統あるファブリックブランドです。
この老舗ブランドの美しいファブリックが、元の客室デザインに融合して生まれた特別な空間が「LIBERTYルーム」。
客室タイプには「HERA(ヘラ)」と「JADE(ジェイド)」の2つがあり、それぞれの部屋のカーテンやクッション、ソファ、ベッドスローなどは、この部屋のためだけにオリジナルで作られたもの。

HERA(ヘラ)

HERA(ヘラ)/キングルーム

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孔雀をモチーフにしたファブリックをメインに取り入れ、和風の美意識と西洋のエレガンスを絶妙なバランスで組み合わせたデザインが魅力です。
温かみのあるブラッシュピンクをテーマカラーに、可愛らしく高級感あふれる客室。
グレーがアクセントで全体的に落ち着いた雰囲気です。
さらに、絨毯も部屋の色に合わせて特別に織られたデザインになっています。

JADE(ジェイド)

JADE(ジェイド)/ハリウッドツインルーム

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カーテンと壁紙に描かれた大きな花や植物が目を引く、「JADE」の客室はエキゾチックで個性的な空間。
基調となる深いグリーンに、花や植物の大胆なデザインが調和し、印象的でモダンな雰囲気を演出しています。

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特徴的なのが、3メートルを超えるロングカーテン。
カーテンを閉じれば、部屋全体の雰囲気が劇的に変化します。

JADE(ジェイド)/ハリウッドツインルーム

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ホテルのみどころ!復原された意匠を望む「アーカイブバルコニー」

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「アーカイブバルコニー」は、東京ステーションホテルに泊まった人だけが利用できる特別な空間で、建物のシンボルである南ドームと北ドームの意匠をすぐ近くで鑑賞することができます。
復原されたレリーフの細かい部分までじっくり見ることができる贅沢な時間が魅力で、まるで秘密の隠れ家のような体験!
東京駅が営業を終えた深夜や早朝のひっそりとした、いつもとは違った東京駅を眺めることができます。

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東京駅丸の内駅舎のドームレリーフとは?

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東京駅丸の内駅舎の上を見上げると、八角形のドーム天井があります。
ドーム天井の内部の装飾には、日本の干支をモチーフとしたレリーフが施されていて、鳳凰や鷲のレリーフに加え、丑、寅、辰、巳、未、申、戌、亥の干支それぞれ独特なデザインで描かれています。
それぞれには精巧な彫刻が施されているのが見どころです。

「アーカイブバルコニー」から見える丸の内駅舎のドーム

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このドームは、第二次大戦の空襲で一部が焼失しながらも、延べ、78万人の職人たちによる保存・復原工事で創建当時の姿に甦りました。

宿泊者限定の魅力的な朝食ブッフェ

ゲストラウンジ アトリウム

via 画像提供:東京ステーションホテル
ゲストラウンジ「アトリウム」は、東京駅丸の内駅舎を保存・復原する工事にともない、ホテルも全面リニューアルし生み出された特別な場所です。
天井の高さが9mにも及ぶ広々とした空間で、心地よくリラックスした朝のひとときを過ごせます。
朝のやさしい光が差し込むこの場所は、一日の始まりにぴったりのスポット!

宿泊ゲスト専用朝食ラウンジ「アトリウム」での朝食

via 画像提供:東京ステーションホテル
朝食ブッフェは宿泊者限定。
和洋折衷の100種類以上もの多彩なメニューが揃い、新鮮なフルーツや野菜、焼きたてのパン、鮮度抜群のオムレツやエッグベネディクト、フレンチトーストなど、料理のバリエーションも豊富です。

宿泊ゲスト専用朝食ラウンジ「アトリウム」での朝食

via 画像提供:東京ステーションホテル
特に人気なのは、シェフが目の前で調理する卵料理。
ホテルオリジナルのエッグベネディクトや卵と相性抜群の食材を使ったオムレツを楽しめます。

歴史的価値のある空間で贅沢なディナーやランチを堪能

メニュー一例(ブラン ルージュ)

via 画像提供:東京ステーションホテル
ランチやディナーで利用できるレストランが充実しています。
「ブラン ルージュ」はフレンチの伝統を守りながらも現代的な感性を取り入れたモダンフレンチを楽しめます。高級感あるエレガントなインテリアが特徴です。
「エノテカノリーオ」はトスカーナ、ピエモンテの北イタリア料理をベースにしたモダンイタリアン。国内外から厳選された素材を用いたメニューは、パスタやリゾット、魚料理、肉料理といった種類が豊富です。さらに、料理とのペアリングを楽しめるワインセレクションも充実。
「カントニーズ 燕」は美と健康を重視した広東料理を提供するレストラン。野菜をたっぷり使ったり、美容に良い食材を取り入れたりしたヘルシーなメニューが多く、特に女性や健康を意識する方に好評です。

メニュー一例(エノテカノリーオ)

via 画像提供:東京ステーションホテル
他にも会席料理の「丸の内一丁目 しち十二候」、江戸前寿司の「すし 青柳」など、各レストランで記念日や特別な時間を演出するディナーメニューが用意され、東京ステーションホテルならではの空間で至福のディナーが楽しめます。

メニュー一例(カントニーズ 燕)

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アフタヌーンティー

【4/5~6/29間の限定日開催】 シーズナル ペントハウス アフタヌーンティー(アトリウム)

via 画像提供:東京ステーションホテル
「バー&カフェ カメリア」「ロビーラウンジ」「ゲストラウンジ アトリウム」では、季節ごとに趣向を凝らしたアフタヌーンティーが楽しめます。
旬のスイーツに囲まれながら、四季を感じる贅沢な午後を過ごしてみてはいかがでしょうか?

ロビーラウンジ

via 画像提供:東京ステーションホテル

フィットネスやスパで癒しの時間

宿泊者限定のスパとフィットネス設備が完備されています。

フィットネスラウンジ「ザ・ジェクサー・トーキョウ」

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会員制の高品質なフィットネスラウンジで、最新のフィットネスマシンを多数揃えています。
熟練のトレーナーが利用者のニーズに合わせたトレーニングを提案してくれるため、安心して運動できます。
宿泊中であれば会員でなくても無料で利用できるのが嬉しいポイントです。

庵SPA

via 画像提供:東京ステーションホテル
スパでは、日常の疲れを癒す贅沢なトリートメントやリラクゼーションメニューが用意されています。

東京ステーションホテルオリジナル商品をお土産に

オリジナルブレンドコーヒー “東京ステーションホテル珈琲物語”

via 画像提供:東京ステーションホテル
茨城県で人気の自家焙煎コーヒー専門店「サザコーヒー」がプロデュースした、オリジナルブレンドコーヒー。
1915年の東京ステーションホテル開業当時に日本で流通していたコーヒー豆を再現した香り豊かな一杯。
その香ばしい風味の中にほの甘さが漂い、苦みを抑えたマイルドな味わいが特徴です。

ロビーラウンジでは、ドリップパックを購入できるほか、ネルドリップでいれたてのコーヒーをその場で楽しむこともできます。

レトルトパック スパイス香るオリジナルビーフカリー1パック240g

via 画像提供:東京ステーションホテル
100年以上の歴史を誇る伝統のレシピを基に、総料理長の石原雅弘氏が現代フレンチのアレンジを加えて完成させた、ホテル特製のビーフカレー。
じっくりソテーして甘みを引き出した玉ねぎと濃厚なデミグラスソースが織りなす深みのある味わいが楽しめます。
白を基調にした東京駅丸の内駅舎の線画がデザインされたパッケージは、ちょっとしたお土産やギフトにおすすめです。
他にも東京駅やホテルの歴史を感じさせるお土産が充実しています。
スイーツブランド「トラヤ トウキョウ」ではホテル特別仕様の商品や東京駅舎のイラストパッケージの小形羊羹も取り揃えているのが嬉しいポイントです!

自分へのごほうびに贅沢な宿泊体験を

東京ステーションホテル

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【住所】
東京都千代田区丸の内1-9-1

【アクセス】
JR東京駅丸の内南口直結
JR東京駅新幹線中央乗換口より徒歩約1分
東京メトロ丸の内線東京駅より徒歩約3分

【チェックイン/アウト】
15:00/12:00