滞在日数別！フランスの魅力を満喫できるおすすめ周遊コース

フランスには有名な世界遺産や美術館が数多く点在しています。それらの見どころをじっくり周遊するには日数が何日あっても足りないくらいですが、「実際のところ観光には何日必要？」と気になるみなさんにおすすめなのは、やっぱり3泊4日以上。

もちろん2泊3日でもフランスを楽しむことはできますが、3泊以上の余裕があったほうが、観光名所巡りだけでなく街での買い物なども十分満喫することができます。

また、パリから離れた世界遺産や1つ1つの美術館をゆっくり堪能したいというときには、1週間以上のロングステイもおすすめです。

最短日数でパリの魅力を知ることができる、3泊4日のおすすめ周遊コースは次の通り！

【1日目】
日本からフランスへの直行便には夕方頃パリに到着するフライトがあるので、これを利用すれば到着日の夜から観光をスタートできます。パリのシンボル・エッフェル塔は、夜11:45(7・8月は24:00）まで営業しているので早速足を運んでみましょう。

【2日目】
パリから少し離れたヴェルサイユ宮殿と、その周辺エリアで1日を過ごすのがおすすめです。

【3日目】
ルーブル美術館やオルセー美術館をはしご。凱旋門からシャンゼリゼ通りをお散歩しながらショッピングするのも良いですね。

【最終日】
朝1番でノートルダム大聖堂を訪れ、荘厳な余韻に浸りながら空港へ向かいましょう。

※ノートルダム大聖堂は2019年4月15日の火災で一部焼失しましたが、2024年12月8日に一般公開される予定です。

3泊4日の周遊コースではパリの見どころをチェックするだけで手いっぱい！でしたが、日程が1日延びるだけでもだいぶ気持ちに余裕を持つことができます。

追加の1日は、朝からパリを出てフランスが誇る世界遺産、モンサンミッシェルを目指すのがおすすめです。

モンサンミッシェルはパリから電車とバスで4時間ほどの距離にあり、丸1日あればパリから日帰りすることも十分可能。

昼間と夜とではまたガラリと表情が変わるところも魅力のスポットなので、現地のレストランやショップを利用しながらゆっくり過ごしましょう。

先ほどご紹介した3泊4日の周遊コースでは、実は美術館に割ける時間がそこまで多くありません。

特にルーブル美術館は敷地が広大なことで知られており、すべての展示をじっくり見ていくと丸3日ほどかかるとも言われています。

最短の周遊コースの場合、ルーブル美術館に行くと言っても肝心のアート鑑賞はだいぶ省略せざるを得ないのです。「せっかく行くならどっぷりアートに浸かりたい！」という方は、ルーブル美術館だけで1日確保しておくことをおすすめします。

また、パリにはアート好き必見のオペラ座もあります。こちらは公演のチケットがなくても中を見学することができますので、日程に余裕があるならあわせて楽しみましょう。

10日間以上のロングステイを計画しているなら、ぜひフランス南東部のリヨンやニース、南西部のボルドー、北東部のストラスブールなどの地方にも足を伸ばしてみましょう。

特にストラスブールはドイツとの国境に位置する街なので、ドイツ文化の影響も色濃く、パリとはまた違ったフランスの魅力を発見できること間違いなし。

リゾート感を満喫したいみなさんには、世界中のセレブに愛される街・ニースもおすすめです。美しい海岸や旧市街は、散策するだけで心が躍りますよ。

フランス周遊コースのメインはやっぱり華の都・パリの観光。日程に余裕があるときにはニースやストラスブールなどの街にも足を運ぶと、フランスの魅力をより幅広く知ることができます。

今回はロングステイ向けのおすすめプランもご紹介しましたので、ぜひみなさんも滞在日数にあわせた見どころを押さえて、フランス旅行を楽しんでみてくださいね！