絶景！サンフランシスコでゴールデンゲートブリッジまでサイクリング体験

サンフランシスコの代表的な風景のひとつゴールデンゲートブリッジ
見たことはあるけど、行ったことはない人が多いのではないでしょうか？
ゴールデンゲートブリッジは、自動車だけでなく、人も自転車も渡れるようになっている橋です。
お手軽ですが、少し人とは違った体験になる、自転車でこの壮大な橋を渡ってみるレポートです。

今回の旅は、往路：サイクリング、復路：フェリーのコースです。
所要時間は全体でだいたい4時間ぐらいのツアーになります。

サンフランシスコシティパスで割引になるレンタサイクルショップBlazing Saddlesを利用しました。
ヘルメットと超頑丈なロック付き。

レンタル手順は簡単で、
①申込書に記入
②ガイダンス映像を視聴
③自転車の確認

ここで注意事項です。日本とアメリカでは自転車を乗る際のルールが異なります。代表的なところだけですが、
・自転車は、歩道を走ってはいけない。
・車道の右側(車も右側通行です）を通行
・または自転車専用道路を通行

最初は逆走している様で心配になってしまいますが、ゆっくり走って交通ルールになれるようにしましょう。交通事故は旅を台無しにしますからね。

明るいスタッフがビデオでおすすめのサイクリングコースを紹介してくれます。

ゴールデンゲートブリッジまでのサイクリングルートは幾つもあります。
サンフランシスコは坂で有名な街なので、丘を越えていくか、平たんな道を走っていくかは自分の体力と相談しましょう。
私は、丘を越えていくコースを選択してみました。

①Blazing Saddlesで自転車をレンタルして出発！


②サンフランシスコ市庁舎前を通過！

③ジャパンタウンを通過！

ジャパンタウンはサンフランシスコの日本人街で、平和の五重塔のほか、和食レストラン、和菓子屋さんや本屋さんなどがありました。
日本語だらけでちょっとほっとします。

フィルモアストリートは、ジャパンタウンの北側のすぐ近くで、サンフランシスコを南北につなぐ道です。
周辺には高級住宅街があるため、お洒落なカフェやレストラン、ショップが立ち並ぶ洗練されたエリアでした。

サイクリングとしてはこの通りは急こう配な坂道で、一番大変な場所でした・・・。

フィルモアストリートをヒーヒー言いながら登り切ると、次は急こう配な下り坂。
まっすぐに海まで伸びる道と、その先に見えるのはサンフランシスコ湾が壮観です。
ここで、しばし休憩タイムを取りました。

ゴールデンゲートブリッジウェルカムセンター（Golden Gate Bridge Welcome Center）に到着。ゴールデンゲートブリッジの南端までの所要時間は、自転車を借りてから、約50分。
休憩や景色を見るために寄り道しながらのサイクリングでも、このぐらいの時間でたどり着きました。

ここには観光案内所のほか、お土産ショップ、展望台が併設されているので、ひとまず休憩。
ここからの景色は、行った人にしかわからない絶景ですよ。

休憩した後は、いよいよゴールデンゲートブリッジを渡ります。

橋の手前の展望台で休憩を取った後はいよいよゴールデンゲートブリッジを渡ります。
自転車も人も同じところを走ることになるので注意が必要です。

最初の感想は、とても風が強い！

真ん中までは割とゆるい登り坂がずっと続きますので、気合が必要です。

橋の向こうには、アルカトラズ島やサンフランシスコ市街が見渡せます。

真ん中を超えると一気に下り坂で楽ちん！
橋を渡るための所要時間は、停車して写真を撮りながらで約20分でした。

橋の上は、歩行者と同じ道を走るので通行には注意しましょう。
ゴールデンゲートブリッジ北側にも休憩所があるので、ここで少し休憩してから次の目的地に向かいます。

ゴールデンゲートブリッジを渡り切った反対側にも展望台があり、橋とサンフランシスコ市街を見渡す景色が広がります。この景色を見たことのある人は少ないのではないでしょうか。

少し休憩したら、ここからはサンフランシスコ対岸のちいさな街、ソーサリートに向かってサイクリングです。

道はとても簡単で、この標識を見落とさずに自転車で坂道を下っていくだけ。
ほとんどが下り坂のため、非常にスピードが出るので注意して走りましょう。

道はとてもシンプルですが、スマホの地図アプリなどで途中停車して、方向を確認しながら行くと迷わなくて安心ですよ。

ソーサリートはカフェで少し休憩したり、少し散策するには良い落ち着いた静かな街。
フェリー乗り場の周辺におしゃれな飲食店があるので、フェリーの乗船時間までちょっと休憩もできます。

サンフランシスコへの帰りはフェリーを利用します。
時間帯によりますが、フィッシャーマンズワーフのピア４１行き（ブルー＆ゴールドフリート）か、フェリービルディング行き（ゴールデンゲートフェリー）が運航しています。
フェリーは人が乗船するだけではなく、自転車を載せることも前提になっている構造です。

チケットは、自動販売機で買うか、クリッパーClipper（サンフランシスコのSuicaみたいなもの）などが利用可能です。
電動自転車はフェリーに乗船NGだそうなので注意が必要です。

乗車には乗客の運賃だけ。自転車の追加料金は必要ありません。

夏場などピークシーズンは、自転車を載せる場合は、早めに並ばないと乗船できなかったりするそうです。

フェリーがやってきたら、いよいよ乗船。
フェリー1階の自転車置き場に立てかけておくだけのとてもシンプルなルール。
フェリー2階が客席になっており、前方と後方にデッキがあり外に出られます。

約15分の旅の始まりです。

景色を眺めていると、あっという間にサンフランシスコに到着です。
途中にみえるアルカトラズ島や、サンフランシスコのビル群の景色は抜群でした。

フィッシャーマンズワーフに到着したら、少しだけ散策。

最後はレンタサイクルショップに戻り、自転車を返却して終了です。お疲れ様でした。

半日間でしたが、サンフランシスコのすがすがしい太陽と風を受けて走るサイクリングは、日本ではなかなか体験できない貴重な経験でした。
是非皆さんも試してみてください！

交通ルールを守って楽しい旅を！