これは自分のおみやげにしたい！歴史ある日本の伝統工芸品10選

津軽びいどろは紀元前一世紀頃から受け継がれてきた技法で、漁業用の浮き玉を作っていました。
現在はその技法を活かし、色鮮やかな綺麗なガラスを創り上げ、 たくさんの色と形の製品が販売されています。
「びいどろ」は、「ガラス」を意味するポルトガル語の「ヴィードロ」に由来しています。

秋田県角館の伝統工芸品の樺細工は山桜の樹皮の光沢を生かした味わいが魅力です。
代表的なのは茶筒ですが、鏡やストラップなどもあるので、自分へのおみやげにおすすめですよ♪

栃木県の益子焼は砂気の多いゴツゴツとした土の質感をもつ焼き物です。
材料の性質上割れやすく重いですが、ファンは多く、毎年ゴールデンウイークと11月3日前後に開催される「益子大陶器市」では多くの人が訪れます。

群馬県高崎市は日本のだるまの80％が作られ、高崎を代表する名産品として人気になっています。
高崎駅にはだるまのおみやげ店があり、選ぶのを迷ってしまうほどの色があります。
小さいものを全色買うのもよし、大きいものを紅白で買うのもよし！
赤は家内安全、黄は金運、緑は健康、ピンクは恋愛、黒は商売繁盛、青は学業向上など、だるまには色ごとに意味があるので、それぞれの願い事によって買うのもいいですね♪

江戸切子は江戸末期に現在の東京で始まったガラス工芸です。
紋様は組み合わせによって無数に広がり、伝統の古典柄から新しい表現方法を取り入れた斬新なデザインまであるのも魅力ですよ！

加賀友禅は国指定伝統的工芸品で、柄は図案調の京友禅に対して落ち着きのある草花模様を中心とした絵画調の柄が多いのが特徴です。
ティッシュカバーやがま口など、お手頃で買えるものは是非お土産にしたいですね♪

岡山県備前市が産地の焼き物で、日本六古窯の一つの備前焼。
魅力の茶褐色の地肌は粘土の鉄分によるものです。
土の性質、窯への詰め方、窯の温度の変化で生み出される備前焼は、同じ色や同じ模様にはなりません。
それもファンが多い一つの理由でしょう。

熊野筆は、広島県熊野町で生産されている筆です。
筆の種類は、大きく分けて毛筆・画筆・化粧筆ですが、化粧筆は肌に優しい使い心地で女子には大人気なんですよ♪
少し値段は張りますが、自分へのごほうびとしてはいかがでしょうか？

有田焼は、佐賀県有田町の焼き物で、日本で初めて磁器が焼かれた「日本磁器発祥の地」になっています。
透き通るような白磁の美しさと、繊細で華やかな絵付が特徴です。
日本では一番歴史のある焼き物ですが、現在ではモダンなものも多くあります。

琉球ガラスは瓶を溶かして作成されることにより、多彩な色合いとなり、再生の過程で混入する気泡と相まって独特の味わいをもつ人気のガラス製品です。
泡盛用のロックグラスは人気商品で、お土産には最適ですね♪

おみやげは食べてなくなってしまうものよりも、ずっと形として思い出に残るものがおすすめです！
歴史が刻まれた伝統工芸品、自分だけのおみやげを探してみませんか？