一度は見てみたい！神秘のオーロラが鑑賞できる絶景スポット8選

イエローナイフは、カナダの北部、ノースウェスト準州の州都で、グレートスレーブレイクの畔にあります。オーロラベルトの真下に位置するため、他のスポットよりオーロラを観測できる確率が高いといわれる人気のスポットです。

イエローナイフの冬季間は晴れの日が多く空気が乾燥していることから、オーロラに遭遇する条件が揃い、鑑賞できる確率が高くなります。

オーロラ鑑賞のベストシーズンは、冬の11月中旬から4月中旬まで、夏は8月中旬から9月下旬とされています。おすすめは、やはり冬！ 晴れる確率も高く空気が澄んでいるので、質の高い美しいオーロラを見ることができます。

アラスカの隣に位置するユーコン準州の州都がホワイトホースです。

ホワイトホースでのオーロラ鑑賞は、市街地のホテルからの送迎で鑑賞スポットへ向かうこともできますが、鑑賞スポットに宿泊できるステキなロッジがあるので、ロッジから一歩外に出ただけで鑑賞することができます。

イエローナイフと同じ11月中旬から4月中旬と8月中旬から9月下旬頃が、オーロラの遭遇率が高いシーズンとなります。

アラスカのフェアバンクスもオーロラ鑑賞のスポットとして有名です。フェアバンクスはアラスカ州の中央に位置し、日本から直行便も出ている都市です。

フェアバンクス郊外にはオーロラが見えるロッジが多数あり、オーロラ鑑賞の際には、時間までロッジで待機することができます。

一年中オーロラは出ていますが、ベストシーズンは11月から3月頃。比較的温暖な8月下旬から9月頃にも観測できることがあります。

トロムソは、ノルウェー北部の中心都市です。北緯約69度と、オーロラ出現の条件である北緯60度に近い位置にありますが、メキシコ湾流の影響で同じ緯度に位置するエリアより穏やかな気温になっています。

トロムソ島は市街地の夜景も美しく、対岸のストールシュタイネン山から一望できる夜景は白夜とともに有名です。

ノルウェー沿岸を走る船からのオーロラ鑑賞もステキですよ！

キルナは、スウェーデンの最北端に位置する都市です。

キルナの東部には、アイスホテルで有名なユッカスイェルヴィがあり、観光スポットとしても知られています。オーロラ研究で名を馳せるスウェーデン国立スペース物理研究所もキルナにあり、まさにオーロラの街です。

オーロラが見られる確率の高い時期は、9月中旬から10月中旬と3月中旬から4月上旬になっています。

世界最大の島・グリーンランドのカンゲルルススアークは、カンゲルルススアーク空港とその関連施設があるエリアが中心となる町です。

日本人観光客は少ないですが、空港に直結したホテルがあり、免税店やクリニック、マーケットなども併設されているので便利なうえ、ホテルの部屋からもオーロラを見ることができます。

世界一の晴天率のため、オーロラの可視率も世界最高クラスと、オーロラ鑑賞に行きたいスポットです。

グリーンランドのイルリサット氷河の河口に位置するイルリサットは、グリーンランド語で「氷塊」を意味する町です。イルリサット氷河のほか、ヤコブスハン・イズブラエ氷河など氷河が観光の中心であり、なかでもイルリサット氷河は世界遺産に登録されています。

部屋にいながらにしてオーロラ鑑賞ができるホテルもあり、氷河鑑賞とともに楽しむことができる観光地です。

フィンランドのイナリは、ヨーロッパで6番目の大きさのイナリ湖のある町です。イナリ湖は11月から6月まで凍結する湖で、湖内には3,000以上の島があります。

湖面が凍結していない秋には、湖面にオーロラが映る「逆さオーロラ」が楽しめます。明るい市街地よりイナリ湖畔のほうがオーロラは鮮やかに見え、湖畔のホテルに宿泊するとホテルの中からオーロラ鑑賞ができます。

自然の神秘を実感できるオーロラを見るには、晴天率の高い乾燥した季節を選んで行きましょう。確実にオーロラが現れるとは限らないので、少しでも出現する確率の高い時期に行きたいものです。

部屋にいながらにしてオーロラ鑑賞ができるホテルもあるので、現地の様子を調べてみてください。二つとして同じものがない神秘のオーロラを楽しみましょう。