レトロな街並みでの食べ歩きが楽しい！小江戸川越で大満喫♪

川越を訪れたのは、9月。厳しい暑さが遠のき、過ごしやすくなった休日の川越は、子どもから大人まで、多くの人々で賑わっていました！まずは、「小江戸」川越の街並みを代表する3つの通りをご紹介します。

明治時代に形成された「蔵造りの町並み」は、川越らしい歴史情緒漂うスポット。風格ある瓦屋根の建物が通りに軒を連ねています。お土産店や雑貨店などの素敵なお店が並び、つい足を止めたくなりますよ！歩道スペースは狭めなので、少し注意が必要。「蔵造りの町並み」へは、西武鉄道新宿線本川越駅からのアクセスが便利です。

大通りから「鐘つき通り」に入ったすぐの場所に、街のランドマーク「時の鐘」があります。明治時代から時を告げてきた鐘楼は、近くから見ると迫力がよく伝わってきます！

和風建築だけではなく、洋風の建物が街のあちらこちらで見られるのも魅力のひとつ。レトロな中にも、おしゃれな空気が漂います。

ちょっと寄り道をして、大通りから小路に入ってみるのもおすすめ。思いもよらない素敵な風景と出会えます♪

古い商家を利用して造られた「仲町観光案内所」。周辺の観光情報を提供しているほか、土蔵造りの建物内部や、ひっそりとした裏庭の風景も楽しめます。草花が生い茂る裏庭は、街のオアシスのような空間。大通りの賑わいから離れ、静かな時間を過ごしたいときにぴったりです。

「時の鐘」がある「鐘つき通り」から少し歩くと、「稲荷小路」という風情ある路地へ続きます。思わず腰を掛けてみたくなるような、かわいらしい休憩スペースも！

寿司屋やそば屋といった和食処が並ぶ路地は、SNS映えもしそうなフォトジェニックなスポット。ゆっくりと街を観光したいときにいかがでしょうか。

川越を歩いていると、着物や豊かな姿の人々を見かけます。街には、レンタル着物屋さんが点在していました。リーズナブル＆気軽に着物が楽しめます！

本川越駅「蔵造りの町並み」の間にある「大正浪漫夢通り」は、古き良きレトロな面影が残る商店街。お店の看板にも、大正ロマンを思わせる懐かしさが漂っています。石畳の道は広々としていて歩きやすく、散策にもぴったり。約200mにわたって続きます。

有形文化財に登録されている洋風建築の「川越商工会議所」や、焼き団子などの和菓子で知られる菓子舗「いせや」、「シマノコーヒー大正館」は、大通りの見どころです。

アンティーク感が漂う建築物は、歩いていても思わず目が惹きつけられます。道の反対側からカメラに収めようとする人の姿が、多く見られました！特徴的でレトロな街並みは、映画やテレビのロケにも使われています。

「銀座商店街」と呼ばれ、古くから続くお店が残る「大正浪漫夢通り」。昔ながらの風情漂う通りを歩いていると、地元の人々の生活がより身近に感じられました。食べ歩きや、飲食店で一服したいときにもおすすめのスポットです！

最後にご紹介する通りは、「菓子屋横丁」です。昔懐かしい風情のお菓子屋さんが約20軒、石畳の道に連なります。それほど長くはない通りですが、見どころは十分！子どもの頃に食べた駄菓子や手作りの飴、食べ歩きにもぴったりな手焼きせんべいなどが、ところせましと並んでおり、ついじっくりと眺めてしまいます。

たくさんのお菓子に囲まれるとウキウキとしてしまうのは、大人も子どもも同じ！童心に返った気持ちで散策できる場所です。食べ歩き用のお菓子や、お土産の買い物を探してみませんか。

菓子屋横丁を出てすぐの場所には、こんなスポットも！お店の垣根の間から、かえるが顔を出しています。立ち止まって眺めていく人も見られました。歩いていると、思わぬ面白いものに出会えるのも川越観光の魅力です♪

道のすぐそばの水辺は、見ているだけで少し涼しい気分にさせてくれます。水の中には、鯉が気持ちよさそうに泳いでいました！

古くから、川越の特産物であったさつまいも。さまざまなさつまいもスイーツが販売されており、食べ歩きグルメの定番となっています！

川越名物にもなっている「いも恋」は、「菓匠右門」の人気商品です。さつまいもの素朴な味わいと粒あんの相性は抜群。山芋ともち粉の生地で包んでおり、甘すぎず、上品な味わいです。店頭で蒸かしたばかりの「いも恋」はホカホカで、一層おいしく感じられます。

食べやすいように切り目を入れてくれるので、食べ歩きしやすい一品です！お土産にもいかがでしょうか。

川越で人気の食べ歩きスイーツが、ソフトクリーム。特に、さつまいもを使ったソフトクリームをよく見かけます！菓子屋横丁にある「右門 川越けんぴ工房」のソフトクリームには、芋けんぴがトッピングされており、見た目にもインパクト十分。バニラ、むらさきいも、ミックスの3種類の味が楽しめます。

「小江戸おさつ庵」のさつまいもチップや、「翠扇亭」の「芋太郎」なども、おすすめです！

さつまいもスイーツ以外にも、川越のご当地グルメをご紹介していきます！

街を歩いていると、よく見かけるのがおだんご屋さんです。店頭で、焼きたてをすぐに渡してもらえるお店もあります。程よい焦げ目のついた焼きだんごは、甘みよりも醤油の塩気が感じられる味わい。リーズナブルなお値段ですので、いろいろなお店のおだんごを、食べ比べしてみてはいかがでしょうか。

川越でも人気のB級グルメが、「太麺焼きそば」です。細めのうどん位の太さがある麺は、モチっとした食感。具にはキャベツや紅しょうがなど、シンプルなものが入っています。麺の味に負けないソースの濃さが、絶妙の加減です。軽めのお昼ごはんや、小腹が空いたときに食べてみませんか。

地元のコエドブルワリーが製造している「COEDO（コエド）ビール」も、川越名物のひとつ。日本特有の色名がついた5種類のビールがあり、それぞれに違った味と色合いが楽しめます。ビン入りは、お土産にもおすすめです！

和のイメージが強い川越ですが、おしゃれなカフェが多い街でもあります！街で見かけた素敵なカフェをご紹介してきます。

明治創業の「料亭 初音屋」をリニューアルした「HATSUNEYA GARDEN（はつねや ガーデン）」は、「時の鐘」からすぐの場所にあります。カフェやレストランのほか、ウェディングサロンも備えている施設。木のぬくもりが優しい落ち着きのあるカフェスペースは、観光のひとやすみにもおすすめです。

【所在地】
HATSUNEYA GARDEN
埼玉県川越市元町1-9-8

【営業時間】
カフェ：午前11:00～午後6:00

【定休日】
火曜日

【アクセス情報】
東武東上線、JR川越線川越駅東口
東武バス札の辻バス停留所 徒歩1分

【電話番号】
049-222-2300

パンケーキ専門店「cafe Matilda（カフェマチルダ）」は、本川越駅と「蔵造りの町並み」の間にあるお店。色鮮やかなブルーのドアが目印です。名物は「さつまいものパンケーキ」。さつまいもチップスがトッピングされています。朝7:30から営業していますので、観光の前の腹ごしらえにもいかがでしょうか。10:00～11:00はお休みですので、その時間帯をはずしてお出かけください。

【所在地】
cafe Matilda
埼玉県川越市中原町1-5-17

【営業時間】
モーニング：午前7:30～午前10:00
ランチ：午前11:00～午後4:30
ディナー：午後5:30～午後11:00

【定休日】
火曜日

【アクセス情報】
西武鉄道新宿線本川越駅 徒歩約3分

【電話番号】
049-277-3747

蔵造りの街並みの手前にある「トシノコーヒー川越店」は、テイクアウト専門のコーヒー店。さまざまな国から集めた上質なコーヒー豆も販売しています。時間がないときにも、気軽に立ち寄れるのが魅力です。

【所在地】
トシノコーヒー川越店
埼玉県川越市連雀町10-3

【営業時間】
午前10:00～午後7:00

【アクセス情報】
西武鉄道新宿線本川越駅　徒歩約7分

【電話番号】
049-299-5251

子どもから大人まで幅広い年代層の人々が、笑顔で街巡りをしているのが印象的でした！川越観光を盛り上げてくれるのは、なんといってもレトロな街並みと食べ歩きグルメ。気になるものがありましたら、ぜひ旅のコースに加えてみてくださいね。