ヒロ

"ハワイ島東部の中心地で、ホノルルに次いでハワイ諸島第2の都市である。

西部の「カイルア・コナ」と並ぶハワイ島観光の拠点となる町だが、「雨の都」という別称がある。年間雨量は約3,400mmで、カイルア・コナの約635mmと比較すると対照的に雨が多い。そのため観光産業よりはむしろ政治・経済や水産・農業の中心地的な町である。町は、三日月型の湾に沿って走っている「カメハメハ通り」を中心として、古い建物が多く残り、ノスタルジックで落ち着いた街並はどこかホッとする雰囲気に包まれている。また、ケアベ通りもレストラン、ブティック、銀行などが並び賑わっている。ライマン牧師が布教のために、この土地にいた時に住んでいたライマン博物館はハイリ通りにある。

アメリカ本土からの住人が多いカイルア・コナに比べ、日系人や中国人といったアジア系が多く移り住んでいるこの町には、日本語で書かれた看板が多く見られ、また時折、方言まじりの日本語を耳にする。輝く太陽の下の砂浜のビーチや、派手な若者たちが集まるリゾートの雰囲気には欠けるが、素朴で人情味のある静かな町である。

水曜と土曜の朝に開かれるファーマーズマーケットには地元産の新鮮なフルーツや野菜のほか、手作りアクセサリーも並び、お土産探しにも最適。また、毎年春に開催されるフラ大会「メリー・モナーク・フェスティバル」はハワイで最も権威ある大会と称され、日本からも多くのフラファンが訪れる。"

※ツアーによってはヒロを訪れない場合もございます。
詳しくはツアー詳細をご確認ください。