十和田バラ焼き
ご当地グルメの大会・B-1グランプリで有名になった十和田バラ焼きは、戦後間もなく誕生したと言われており、十和田の誇る一大食文化でもあります。
たっぷりのタマネギと牛のバラ肉を醤油ベースのタレで味付けしながら鉄板の上で焼くものですが、甘辛のタレとごはんの相性が最高で、青森に来たら必ず食べたいグルメです。
たっぷりのタマネギと牛のバラ肉を醤油ベースのタレで味付けしながら鉄板の上で焼くものですが、甘辛のタレとごはんの相性が最高で、青森に来たら必ず食べたいグルメです。
八戸せんべい汁
八戸市付近の郷土料理で、B-1グランプリが誕生するきっかけとなったご当地グルメが、八戸せんべい汁です。
肉や魚、野菜、キノコなどでだしを取った汁に、小麦粉でできた南部せんべいを割り入れて煮込みます。南部せんべいは汁もの専用なので溶けにくくなっています。
肉や魚、野菜、キノコなどでだしを取った汁に、小麦粉でできた南部せんべいを割り入れて煮込みます。南部せんべいは汁もの専用なので溶けにくくなっています。
黒石つゆ焼きそば
青森県黒石市の黒石つゆ焼きそばは、太い平麺を甘辛いソースで味付けした黒石焼きそばに、そばつゆもしくはラーメンのスープをかけたものです。
見た目はラーメンそのもの。
基本のトッピングは長ネギと天かすですが、店によって個性を出しているのが特徴です。
黒石市は「焼きそばの町」とも呼ばれ、70店舗も黒石焼きそば店があり、各店で個性もさまざまです。
見た目はラーメンそのもの。
基本のトッピングは長ネギと天かすですが、店によって個性を出しているのが特徴です。
黒石市は「焼きそばの町」とも呼ばれ、70店舗も黒石焼きそば店があり、各店で個性もさまざまです。
大間マグロ
黒いダイヤと呼ばれるクロマグロの中でも最高級の部類に属するのが、津軽海峡に面した本州最北端の町・大間町で水揚げされる大間マグロです。
都内で食べたらとんでもない価格ですが、現地なら手を出せる値段なので、アクセスは少々大変ですが、観光の際にはぜひ味わいたいですよね。
都内で食べたらとんでもない価格ですが、現地なら手を出せる値段なので、アクセスは少々大変ですが、観光の際にはぜひ味わいたいですよね。
弘前いがめんち
弘前いがめんちは青森の名物ですが、「いが」とはつまり「イカ」のこと。イカのゲソを包丁で叩いたものと旬の野菜、小麦粉を混ぜて揚げたり焼いたりしたものがいがめんちになります。揚げる方が一般的とされています。
海に面していない津軽の内陸、弘前では海産物が貴重でした。そのため、食材を無駄にしないという心掛けで作り上げたおふくろの味がこのいがめんちです。
海に面していない津軽の内陸、弘前では海産物が貴重でした。そのため、食材を無駄にしないという心掛けで作り上げたおふくろの味がこのいがめんちです。
大湊海軍コロッケ・カレーパン
写真提供:@oominato_currypanさん
旧日本海軍のレシピといえばカレーが有名ですが、ここ青森ではむつ市大湊の「大湊海軍コロッケ」が大人気。元々は海上自衛隊のイベントのみでの提供だったのですが、あまりの人気にご当地グルメ化したといういきさつがあるんです。
「大湊海軍コロッケ」と呼ばれるのは、揚げ油に牛脂(ヘット)を使い、下北産の食材を使っているもの。ということで、具材は店ごとにいろんなものが入っています。あわせて食べたいのが大湊海軍カレーパン。こちらも牛脂(ヘット)100%で揚げており、旨味が凝縮され、香ばしい香りが食欲をそそります。ぜひコロッケとカレーパン両方を堪能してみてくださいね。
「大湊海軍コロッケ」と呼ばれるのは、揚げ油に牛脂(ヘット)を使い、下北産の食材を使っているもの。ということで、具材は店ごとにいろんなものが入っています。あわせて食べたいのが大湊海軍カレーパン。こちらも牛脂(ヘット)100%で揚げており、旨味が凝縮され、香ばしい香りが食欲をそそります。ぜひコロッケとカレーパン両方を堪能してみてくださいね。
青森味噌カレー牛乳ラーメン
青森県民がこよなく愛するご当地グルメの中でも、ダントツの人気を誇るのが「青森味噌カレー牛乳ラーメン」。インパクト大なネーミングから、いったいどんな味がするの?と不安になってしまうかもしれませんが、味噌・カレー・牛乳そしてバターの配合が絶妙でくせになる、青森に来たならぜひ食べてほしい一品です。
青森シャモロック
写真提供:@eka.ri.tさん
「青森シャモロック」は、通常の2倍の期間をかけて育てた青森の地鶏です。臭みやパサつきがなく、だしが良く出るので鍋料理にも使われます。
肉そのものの味が味わえる焼き鳥や、濃厚な卵が具に絡まり、だしの効いたつゆがたまらない親子丼もおすすめです。
肉そのものの味が味わえる焼き鳥や、濃厚な卵が具に絡まり、だしの効いたつゆがたまらない親子丼もおすすめです。
いちご煮
青森のご当地グルメに「いちご煮」があります。果物のイチゴを煮たものではなく、八戸近辺で水揚げされるウニやアワビを使った料理です。
もともとは漁師メシの煮つけでしたが、お吸い物として料亭料理に進化。現在では晴れの日やお正月などに食卓に並ぶメニューとなりました。
このいちご煮を手軽に食べられるのが、いちご煮の缶詰め。加熱してお吸い物としていただくのが一般的ですが、炊き込みご飯やお雑煮などにもアレンジできるので、一度トライしてみてはいかがでしょうか。お土産にも最適です。
もともとは漁師メシの煮つけでしたが、お吸い物として料亭料理に進化。現在では晴れの日やお正月などに食卓に並ぶメニューとなりました。
このいちご煮を手軽に食べられるのが、いちご煮の缶詰め。加熱してお吸い物としていただくのが一般的ですが、炊き込みご飯やお雑煮などにもアレンジできるので、一度トライしてみてはいかがでしょうか。お土産にも最適です。
ホタテ貝味噌焼き
「ホタテ貝焼き味噌」は、津軽と下北を中心に伝わる郷土料理です。
大振りのホタテガイの貝殻に水を入れて火にかけ、ミソを溶き入れ、煮立ったところでホタテや魚の切り身、豆腐やきのこなどを加え、最後にネギを入れ卵でとじます。
お酒にはもちろん、「ご飯が止まらない」と評判の料理です。
また、ホタテの貝殻は使い込むほど貝からだしが出るので、青森県内の多くの家庭には茶色に染まったホタテの貝殻が数枚あると言われています。
大振りのホタテガイの貝殻に水を入れて火にかけ、ミソを溶き入れ、煮立ったところでホタテや魚の切り身、豆腐やきのこなどを加え、最後にネギを入れ卵でとじます。
お酒にはもちろん、「ご飯が止まらない」と評判の料理です。
また、ホタテの貝殻は使い込むほど貝からだしが出るので、青森県内の多くの家庭には茶色に染まったホタテの貝殻が数枚あると言われています。
しじみラーメン
津軽半島の北西部に位置する十三湖(じゅうさんこ)は、岩木川の淡水と日本海の海水が交わる汽水湖。川と海に育てられたヤマトシジミはとても味がしっかりしており十三湖の特産品です。周辺の飲食店では「しじみ丼」や「しじみカレー」など様々なしじみ料理を味わうことができますが、中でも外せないのが「しじみラーメン」です。
しじみを惜しみなく使用したスープは、口いっぱいにしじみの旨みが広がります。麺はスープによくなじむ中細縮れ麺で、具材はしじみの他にネギ・わかめ・メンマ・ゆで玉など。メディアなどで取り上げられることも多い青森県を代表するラーメンです。
しじみを惜しみなく使用したスープは、口いっぱいにしじみの旨みが広がります。麺はスープによくなじむ中細縮れ麺で、具材はしじみの他にネギ・わかめ・メンマ・ゆで玉など。メディアなどで取り上げられることも多い青森県を代表するラーメンです。
じゃっぱ汁
「じゃっぱ汁」は、青森の冬を代表する魚・鱈(タラ)のじゃっぱ(アラ)と野菜などを煮込み、塩や味噌で味付けした、青森の冬にはなくてはならない代表的な郷土料理です。
「じゃっぱ」とは青森の方言で「雑把(ざっぱ)」という意味で、普通は捨てられてしまう、魚の頭や骨や皮、内臓の事を指します。
鱈を丸ごと一匹使い、だいこんやねぎなどの野菜と一緒にいただくことで栄養的にも優れていて、寒い冬に心身ともに温まるということから、家庭でも人気の定番料理となっています。
「じゃっぱ」とは青森の方言で「雑把(ざっぱ)」という意味で、普通は捨てられてしまう、魚の頭や骨や皮、内臓の事を指します。
鱈を丸ごと一匹使い、だいこんやねぎなどの野菜と一緒にいただくことで栄養的にも優れていて、寒い冬に心身ともに温まるということから、家庭でも人気の定番料理となっています。
けの汁
「けの汁」は、青森県津軽地方の七草粥ともいわれる小正月の精進料理。
女性たちが小正月をくつろぐために作り置きする、栄養たっぷりの保存食でもありました。
だいこん、にんじん、ごぼう等の根菜類や、ふき、わらび、ぜんまい等の山菜類、油揚げ、凍み豆腐などを刻んで煮込み、味噌で味付けした素朴な郷土料理です。
大豆をすりつぶしたものや、こんにゃくを入れるなど、具材や切り方、味付けは地域や家庭によって多少の違いがあります。
鍋が大きいほど、そして日がたてばたつほど味がしみておいしくなるので、大鍋から小鍋に分けて温め数日かけて食べるのがならわしでもあります。
女性たちが小正月をくつろぐために作り置きする、栄養たっぷりの保存食でもありました。
だいこん、にんじん、ごぼう等の根菜類や、ふき、わらび、ぜんまい等の山菜類、油揚げ、凍み豆腐などを刻んで煮込み、味噌で味付けした素朴な郷土料理です。
大豆をすりつぶしたものや、こんにゃくを入れるなど、具材や切り方、味付けは地域や家庭によって多少の違いがあります。
鍋が大きいほど、そして日がたてばたつほど味がしみておいしくなるので、大鍋から小鍋に分けて温め数日かけて食べるのがならわしでもあります。
りんご
青森と言えばりんご!全国のりんご生産量の約6割を占め、日本一の生産量を誇るのが青森県です。
日本全国のりんごの品種は、歴代の品種も含めると約2,400種類あるといわれていますが、現在青森県内で生産されているのは50種類ほどで、「ふじ」が約5割を占めています。
次いで「つがる」「王林」が各1割、その次に生産量が多いのが「ジョナゴールド」となっています。
「1日1個のりんごは医者を遠ざける」と言われ栄養価が高い食材としても知られています。
日本全国のりんごの品種は、歴代の品種も含めると約2,400種類あるといわれていますが、現在青森県内で生産されているのは50種類ほどで、「ふじ」が約5割を占めています。
次いで「つがる」「王林」が各1割、その次に生産量が多いのが「ジョナゴールド」となっています。
「1日1個のりんごは医者を遠ざける」と言われ栄養価が高い食材としても知られています。
にんにく
青森県のにんにくは、日本一の生産を誇り、国内出荷量の約7割を占めています。
栽培品種は、青森県の気候に適した「福地ホワイト」が使用されており、大玉の6片種で、1片が大きく、実がよく締まり、雪のような白さで甘みが強いのが特長です。
一年を通じて出荷できる青森県産にんにくですが、6月の収穫時期にしか味わえない期間限定のにんにくがあります。
それが、乾燥前に出荷する「生にんにく」。乾燥していないので、非常にみずみずしく、香りや味にはにんにくらしさが際立ちます。
まるごと素揚げにするとホクホクとして、にんにくの甘みも感じられます。
栽培品種は、青森県の気候に適した「福地ホワイト」が使用されており、大玉の6片種で、1片が大きく、実がよく締まり、雪のような白さで甘みが強いのが特長です。
一年を通じて出荷できる青森県産にんにくですが、6月の収穫時期にしか味わえない期間限定のにんにくがあります。
それが、乾燥前に出荷する「生にんにく」。乾燥していないので、非常にみずみずしく、香りや味にはにんにくらしさが際立ちます。
まるごと素揚げにするとホクホクとして、にんにくの甘みも感じられます。