行ったら絶対食べてほしい！宮城県のおすすめグルメ11選

宮城県の県庁所在地・仙台市のご当地グルメでまず思いつくのは、牛タン。良質なたんぱく質が豊富で、肉よりも脂肪が少なくヘルシーな牛タンは、ダイエット中でも美味しく食べられます。
牛タン焼き・麦飯・テールスープの定食は定番です。
厚切りですがとてもやわらかな牛タンは噛めば噛むほどうま味があふれ出てきて、やみつきになること間違いなし！

宮城のご当地グルメで代表的なスイーツのずんだ餅。
すりつぶした枝豆を餡に使っており、さわやかな緑の色合いと餡の甘味が特徴です。
伊達政宗が名付けたとも言われています。
他にも、ずんだを使ったずんだシェイク、ロールケーキ、プリン、大福などバリエーションも豊富です。

亘理町の名物のはらこ飯は、鮭の煮汁で炊いたご飯の上に、鮭の身とイクラをたっぷりのせた宮城のご当地グルメです。鮭の親子丼のようなものです。
亘理地方では鮭の地引網漁が盛んだったため、鮭を使った料理が考え出されたというわけです。
脂の乗った鮭と山盛りのイクラが豪快なこちらのはらこ飯は、鮭のうま味がしみ込んだご飯も美味しく、お腹も大満足の一品です。

宮城南部、福島と県境を接する白石市には、「うーめん」というご当地グルメがあります。「温麺」とも書き、素麺の一種です。しょうゆやみそなどのつけ汁でいただきます。
素麺は麺を延ばすときに油を塗るのですが、うーめんは油を使わず、小麦粉と塩水のみでできています。そのため、舌触りが良く、胃にも優しいヘルシーメニューです。

登米のローカル食材「油麩（あぶらふ）」は、グルテンを油で揚げたお麩で、棒のような形をしています。
これをカツ丼の肉の代わりに使って仕上げたものが、宮城のご当地グルメ「油麩丼」で、肉が苦手な人も食べられます。
パッと見はカツ丼ですが、一口食べてみると、だしを吸ったジューシーでボリューミーな油麩の美味しさに驚くはず。肉よりも断然ヘルシーで、脂っこさもなく、口当たりもやわらかいので、ついつい箸が進んでしまいます。

冷やし中華発祥の地は実は仙台。
夏でも食べられる中華そばを！という声から仙台市内の中華料理店が発案しました。
錦糸卵、キュウリ、ハムなどをトッピングして、さっぱりとした味で、仙台では一年中味わえるお店も数多くあります。

宮城県石巻市の石巻焼きそばは、二度蒸しして茶色くなった生麺を用い、上に目玉焼きがトッピングされた焼きそばです。
麺を二度蒸ししてあるため、調理前から茶色なのが特徴。
麺は魚介・昆布ダシや鶏ガラスープなどと蒸し焼きにし、たっぷり旨みを吸わせてあるので、あとからソースをかけて自分好みの味付けにするのが基本です。

高級食材として名高い「フカヒレ」。宮城県・気仙沼は日本一の鮫の水揚げ量とその加工技術で、古くから有数のフカヒレの産地として知られてきました。気仙沼のフカヒレは品質も良く、国内外からも高い評価を得ています。
中国料理のイメージが強いフカヒレですが、丼やお寿司、ラーメン、さらにはスイーツにまで、さまざまな食べ方で楽しめます。レトルトの姿煮やスープは手軽に楽しめて、おみやげや贈答用にも人気です。

「気仙沼ホルモン」は、豚の生ホルモンを味噌にんにく味に仕上げて炭火で焼き、ウスターソースをかけた千切りキャベツを一緒に食べる料理。元々は漁を終えた漁師たちが肉料理を求めて安価で美味しいホルモン焼きを好んで食べ、その際に船上生活での野菜不足を補うためにキャベツを添えたのがはじまりと言われています。
家庭料理としてはもちろん、BBQや花見など人が集まるときに食べられる、海の街気仙沼のソウルフードです。

「金華サバ」は幻の鯖とも呼ばれる、宮城県・金華山沖で漁獲され石巻港に水揚げされた旬の大型の真鯖のこと。普通の鯖と比べて脂の身の旨味が濃く、それでいてくどくないすっきりと上品な味わいが特徴で、ブランド鯖として名高いので贈り物にも喜ばれます。
希少な魚ですが、缶詰や干物、炙りしめ鯖、しめ鯖、燻製生ハム、鯖寿司など手軽に楽しめる商品もさまざま。宮城県を訪れたら希少な生の金華サバも味わいたいところ。

おみやげにも人気の宮城名物「笹かまぼこ」。プリっとした歯ごたえと、ほんのりとした甘さに磯の風味と焼き目の香ばしさがクセになる美味しさです。
県内には笹かまぼこの老舗・名店が多くあり、伝統的なものから、新感覚のかまぼこ商品などどの店もバリエーション豊かで色々買ってみたくなります。
手軽にできる手焼き体験で、自分で作った焼き立ての笹かまぼこを味わうのもおすすめです。