特急「能登かがり火」に乗って出発!
令和7年7月のツアー参加レポートです!
金沢駅 8:58発の能登かがり火1号で七尾駅へ。
能登かがり火では車内販売を行っていないので、事前にドリンクやお菓子を購入して準備万端で乗り込みます。
乗車時間は約50分ですが、天気も良かったので青空が広がる窓の外の景色を眺めていると、意外とあっという間に到着。
七尾駅のホームは、駅名看板もちょっと和風でおしゃれでした♪
金沢駅 8:58発の能登かがり火1号で七尾駅へ。
能登かがり火では車内販売を行っていないので、事前にドリンクやお菓子を購入して準備万端で乗り込みます。
乗車時間は約50分ですが、天気も良かったので青空が広がる窓の外の景色を眺めていると、意外とあっという間に到着。
七尾駅のホームは、駅名看板もちょっと和風でおしゃれでした♪
のと鉄道「震災語り部観光列車」に乗車し、語り部の方から貴重なお話を伺いました
「のと里山里海号」は濃紺に金色のアクセントが光る観光列車です。
自然いっぱいの景色を眺められるこの列車は、令和6年の能登半島地震の影響で運休が続き、全線運行再開から1年となる令和7年4月以降「震災語り部観光列車」として運行しています。
乗車してからしばらくの間は、従来の観光列車としての役割と同じように、車窓から見える場所や、能登の伝統工芸、車内の装飾などについて聞くことができました。
自然いっぱいの景色を眺められるこの列車は、令和6年の能登半島地震の影響で運休が続き、全線運行再開から1年となる令和7年4月以降「震災語り部観光列車」として運行しています。
乗車してからしばらくの間は、従来の観光列車としての役割と同じように、車窓から見える場所や、能登の伝統工芸、車内の装飾などについて聞くことができました。
車内のところどころに、釘を使わずに細い木の桟を幾何学的な文様に組み付ける技法が用いられているのを見ることができます。
「ボラ待ちやぐら」の鑑賞スポットでは列車の速度もゆっくり。撮影もしやすかったです。
ボラ待ちやぐらとは、丸太を組んで作られた櫓の上から、ボラという魚を見張って網をたぐるという原始的な漁法です。
最盛期は櫓も多く見られましたが、現在は観光スポットとして残っているようです。
ボラ待ちやぐらとは、丸太を組んで作られた櫓の上から、ボラという魚を見張って網をたぐるという原始的な漁法です。
最盛期は櫓も多く見られましたが、現在は観光スポットとして残っているようです。
金箔がきれいな絵と思いきや、ここにも櫓の絵を発見。
「はがれないので触っても大丈夫ですよ」と、スタッフさんがにこやかに教えてくださいました。
「はがれないので触っても大丈夫ですよ」と、スタッフさんがにこやかに教えてくださいました。
さて、思う存分風景に癒されたあと、いよいよ語り部の方の口調も熱を帯びてきました。
令和6年元旦におきた能登半島地震。
この日の列車に乗っていたとき、乗客のスマートフォンから警告音が一斉に鳴り響き、大変な揺れが起き「洗濯機の中にいるようだった」と語っておられました。
その後は、万が一窓が割れてもケガしないようブラインドを下したり、これ以上は列車を進めないという判断をし、さらに津波を逃れるために乗客を高台へ避難させたりと、次から次へと大変な苦労をされたようです。
令和6年元旦におきた能登半島地震。
この日の列車に乗っていたとき、乗客のスマートフォンから警告音が一斉に鳴り響き、大変な揺れが起き「洗濯機の中にいるようだった」と語っておられました。
その後は、万が一窓が割れてもケガしないようブラインドを下したり、これ以上は列車を進めないという判断をし、さらに津波を逃れるために乗客を高台へ避難させたりと、次から次へと大変な苦労をされたようです。
いろいろと当時の状況を教えて下さり、想像するだけで涙が出そうになりました。
語り部さんご自身の家族の状況も分からない中で、息つく暇もなかったことでしょう。
また、避難した先で「水も出ないような状況だったけれど、たまたまコロナの時に備えていた備品などがありトイレ等の役に立った」というお話を聞き、日頃の備えが大事だということを再認識。
要所要所で、語り部の方が写真を見せながら席を回ってくれて、当時の様子がよく分かりました。
語り部さんご自身の家族の状況も分からない中で、息つく暇もなかったことでしょう。
また、避難した先で「水も出ないような状況だったけれど、たまたまコロナの時に備えていた備品などがありトイレ等の役に立った」というお話を聞き、日頃の備えが大事だということを再認識。
要所要所で、語り部の方が写真を見せながら席を回ってくれて、当時の様子がよく分かりました。
とても貴重なお話を伺うことができ、七尾から穴水までの約50分の乗車時間もあっという間。
途中、窓の両側からイルミネーションを見ることもでき、とてもキレイでした!
降車前の車内では大きな拍手が響きました。
この先どのような運行になるかは分かりませんが、是非一度乗ってみてほしい列車です。
※「震災語り部観光列車」は令和7年8月末までは、土日祝日を中心に運行しており、その先の運行については現在発表されていません。
乗ってみたいと思われた方は、詳しくはのと鉄道のホームページをご確認ください。
途中、窓の両側からイルミネーションを見ることもでき、とてもキレイでした!
降車前の車内では大きな拍手が響きました。
この先どのような運行になるかは分かりませんが、是非一度乗ってみてほしい列車です。
※「震災語り部観光列車」は令和7年8月末までは、土日祝日を中心に運行しており、その先の運行については現在発表されていません。
乗ってみたいと思われた方は、詳しくはのと鉄道のホームページをご確認ください。
能登ワインで工場見学。見晴らしも良くて最高です♪
「能登ワイン」での工場見学。
こちらでは牡蠣の殻を活用した土壌で能登産の葡萄が育てられています。
広大な土地の管理も、醸造も、同じ方々が行っているそうです。まさにスペシャリストですね。
能登ならではの風土を生かしたワインの製造工程を丁寧に案内していただきました。
こちらでは牡蠣の殻を活用した土壌で能登産の葡萄が育てられています。
広大な土地の管理も、醸造も、同じ方々が行っているそうです。まさにスペシャリストですね。
能登ならではの風土を生かしたワインの製造工程を丁寧に案内していただきました。
見学後、おとなのみ、ご希望の方は試飲することができました。
普通に飲み比べするよりも、製造工程を聞いたあとで事情を知ってから飲むと、味わいも違って感じるかもしれません。
また、売店では、ブドウ関連のお菓子類やワインに合うお料理のレシピが置いてあるなど、内容が充実していました♪
なお、この日は暑かったので、アイスがとっても売れていました!
夏に能登ワインへお立ち寄りの際はぜひ食べて見て下さい。
普通に飲み比べするよりも、製造工程を聞いたあとで事情を知ってから飲むと、味わいも違って感じるかもしれません。
また、売店では、ブドウ関連のお菓子類やワインに合うお料理のレシピが置いてあるなど、内容が充実していました♪
なお、この日は暑かったので、アイスがとっても売れていました!
夏に能登ワインへお立ち寄りの際はぜひ食べて見て下さい。
【所在地】
石川県鳳珠郡穴水町字旭ケ丘り5番1
【営業時間】
通年(冬季以外)9:00~17:00
【アクセス】
穴水駅より車で約15分
石川県鳳珠郡穴水町字旭ケ丘り5番1
【営業時間】
通年(冬季以外)9:00~17:00
【アクセス】
穴水駅より車で約15分
松乃鮨で昼食。北陸といえばやはり海鮮ですね~
明治元年創業の七尾の老舗店「松乃鮨」で昼食をいただきました。
ネタもいろいろ。江戸幕府第十一代将軍に献上された幻の玉子巻「玉宝」もふわっと香るお吸い物と一緒にいただきました♪
ネタもいろいろ。江戸幕府第十一代将軍に献上された幻の玉子巻「玉宝」もふわっと香るお吸い物と一緒にいただきました♪
【所在地】
石川県七尾市府中町220-6
【営業時間】
11:30〜14:00、17:00〜22:00
【アクセス】
JR七尾駅より徒歩約10分
石川県七尾市府中町220-6
【営業時間】
11:30〜14:00、17:00〜22:00
【アクセス】
JR七尾駅より徒歩約10分
能登食祭市場でお買い物!海鮮、お土産物など購入するお客さんで賑わっています
この日はたまたまお祭りがあったこともあり、能登食祭市場の付近は出店もあって、人が多かったです。
能登食祭市場の中では、ブラスバンドの演奏も響いており賑やかでした。
令和6年能登半島地震のあとしばらくは、能登食祭市場の入口付近もガタガタで、休業中のお店も多かったようですが、この日はお店もにぎわっており、駐車場も満車!
人が戻ってきているのかな?と感じました。
能登食祭市場の中では、ブラスバンドの演奏も響いており賑やかでした。
令和6年能登半島地震のあとしばらくは、能登食祭市場の入口付近もガタガタで、休業中のお店も多かったようですが、この日はお店もにぎわっており、駐車場も満車!
人が戻ってきているのかな?と感じました。
【所在地】
石川県七尾市府中町員外13-1
【営業時間】
平日10:00〜16:00
土日祝日9:00〜17:00
毎週火曜日休業 ※店舗により営業日・営業時間が異なります。
くわしくは事前に公式ホームページ等でご確認ください。
【アクセス】
JR七尾駅より徒歩約10分
石川県七尾市府中町員外13-1
【営業時間】
平日10:00〜16:00
土日祝日9:00〜17:00
毎週火曜日休業 ※店舗により営業日・営業時間が異なります。
くわしくは事前に公式ホームページ等でご確認ください。
【アクセス】
JR七尾駅より徒歩約10分
店内の招き猫もかわいい♪
もっともっと賑わいますように~
もっともっと賑わいますように~
花嫁のれん館で展示鑑賞
「花嫁のれん」は、幕末から明治時代にかけて加賀藩で始まった婚礼の風習で、嫁入りの時に嫁ぎ先の仏間に掛けられ、花嫁がくぐる”のれん”のことをいいます。
その歴史や伝統美をガイドさんにご案内いただきました。
館内は見事なのれんが多数飾ってあり、時代ごとに色味もさまざま。見ごたえがありました。
その歴史や伝統美をガイドさんにご案内いただきました。
館内は見事なのれんが多数飾ってあり、時代ごとに色味もさまざま。見ごたえがありました。
男性用ののれんもあったり、夏ということで企画展として涼しげなのれんも飾ってあり、とても癒される空間となっていました。
花嫁のれんは、昔は嫁入り道具として1回きりの使用だったそうですが、最近では、親から子へ、お嫁さんへ、と、何度か身内で使用することもあるそうです。
物を大事にするという時代の流れを感じて興味深かったです。
花嫁のれんは、昔は嫁入り道具として1回きりの使用だったそうですが、最近では、親から子へ、お嫁さんへ、と、何度か身内で使用することもあるそうです。
物を大事にするという時代の流れを感じて興味深かったです。
【所在地】
石川県七尾市馬出町ツ部49
【営業時間】
9:00~17:00(入館は16:30まで)
【アクセス】
七尾駅から徒歩約8分
石川県七尾市馬出町ツ部49
【営業時間】
9:00~17:00(入館は16:30まで)
【アクセス】
七尾駅から徒歩約8分
最後は特急能登かがり火に乗って金沢へ帰ります。お疲れ様でした!
いかがでしたか?今回は今行ける能登をバスで巡ってきました。
町中は、まだブルーシートがかかっている瓦屋根の家も見られますが、少しずつにぎわいを取り戻している様子がよく分かりました。
震災前の姿に戻ったり、あるいは新たな景色に変わったりしている、今の能登。
能登の景色を見たり、お土産物を買ったりして、旅することで応援しましょう!
町中は、まだブルーシートがかかっている瓦屋根の家も見られますが、少しずつにぎわいを取り戻している様子がよく分かりました。
震災前の姿に戻ったり、あるいは新たな景色に変わったりしている、今の能登。
能登の景色を見たり、お土産物を買ったりして、旅することで応援しましょう!
2025年8月23日(土)、9月27日(土)にもこのツアーがあります。
申込は2週間前までとなりますので、興味のある方はぜひデジタルパンフレットをご覧ください。
申込は2週間前までとなりますので、興味のある方はぜひデジタルパンフレットをご覧ください。
特急「能登かがり火」で行く 旅して応援 今行ける能登 - tabiwaトラベル

令和6年の能登半島地震のあと、復旧・復興へ一歩ずつ歩みを進める能登地方を応援するツアー。往路は「特急 能登かがり火」と「のと鉄道 震災語り部列車」を乗り継ぎます。今行ける能登の名所をバスで巡って、お買い物もして、能登を応援しましょう。