行くなら押さえておきたい！「山代温泉」おすすめ観光スポット

2つの共同浴場「古総湯」と「総湯」がある「山代温泉」。明治時代の総湯を復元した古総湯では昔ながらの入浴方法を体験できます。総湯の売店で売られる温泉たまごがまるごと入った温玉ソフトクリームも人気です。

魯山人ゆかりの旧吉野屋旅館の跡地に建つ山代温泉の中心にある「総湯」は広くて新しい100％源泉の共同浴場です。
吹き抜けの天井には大きな天窓があり、開放感もあります。壁面の地元九谷焼作家による手書きタイルの絵柄もお見逃しなく！古総湯には洗い場がないので、洗髪などはこちらで済ませましょう。

売店で販売している「温泉玉子ソフトクリーム」という珍しい組合せのアイスが人気です。お風呂上がりにおすすめ！

【所在地】
石川県加賀市山代温泉万松園通2番地1

【営業時間】
6:00〜22:00

【休業日】
各月の第4水曜の6:00〜12:00（正午から通常営業）

明治時代の総湯を復元した共同浴場で、現在の山代温泉のシンボル的存在の「古総湯」。
ステンドグラスや壁の九谷焼のタイルなども忠実に再現された、レトロな雰囲気を楽しめます。こちらは当時の入浴方法を体験する場でもあり、洗い場はなく湯浴みのみができます。
タイムスリップしたような情緒ある空間でお湯を味わい、湯上りには2階の休憩所で涼みましょう。

【所在地】
石川県加賀市山代温泉18の128番地

【営業時間】
6:00〜22:00

【休業日】
各月の第4水曜の6:00〜12:00（正午から通常営業）

食や陶芸の世界でその名を知られる、北大路魯山人が約半年間生活した「魯山人寓居跡いろは草庵」。木造瓦葺2階建ての母屋は、明治初期に建てられたと言われています。
山代温泉には、茶人や書画、骨董などに造詣が深い人たちが多く、そんな人たちが集まる文化サロン的な場所でした。
魯山人が刻字看板を彫った仕事部屋や、書や絵を描いた書斎、囲炉裏の間、茶室・土蔵などが公開され、ロビーでは加賀棒茶もいただけます。

【所在地】
石川県加賀市山代温泉18-5

【営業時間】
9:00〜17:00

【定休日】
水曜日

温泉街と言えば、足湯は外せないスポット。街歩きに疲れたときや少し体が冷えたときなどに体の芯から温め、巡りをよくしてくれます。
山代温泉は万国衛生博覧会で金賞を受賞しており、飲泉にも最適。ミネラルをたっぷり含んだ温泉水を飲めば、体の中から美しくなれるかも？！コップ1杯の量を、少しずつゆっくり噛むように飲みましょう。

九谷焼発祥の地、加賀に訪れたらぜひ体験しておきたいのが九谷焼の絵付け体験。
九谷焼体験ギャラリーCoCo（ココ）では、若手作家の作品展示・販売とあわせて、九谷焼の絵付け体験ができます。
九谷焼は、呉須（ごす）と呼ばれる藍青色で線を描き、5色の絵の具を厚く盛り上げて塗るのが特徴。作家と同じ道具、絵の具を使って本格的な技法でご自分だけの器を作ることができます。

【所在地】
石川県加賀市山代温泉18-115甲1

【営業時間】
9:30～17:30（絵付け体験受付は16:30まで）

【定休日】
木曜日

【アクセス情報】
北陸自動車道「加賀IC」から車で約14分
JR北陸本線「大聖寺駅」から徒歩約1時間10分
「山代温泉総湯・古総湯バス停」から徒歩約1分

温泉街にあるべんがらやでは加賀野菜を使った「加賀フレッシュ野菜パフェ」が味わえます。
季節の加賀野菜を使用した5層のパフェで、加賀銘茶である献上加賀棒茶付き。パフェと言っても、野菜パフェだと罪悪感もなく食べられるのが嬉しいポイント！
器も加賀産にこだわって山中漆器と九谷焼が使用され、見た目にも加賀を感じるスイーツです。

【所在地】
石川県加賀市山代温泉温泉通り59

【営業時間】
10:00〜17:30

【定休日】
水曜日

山代温泉は金沢からのアクセスもよく、日帰りでも気軽に訪れることのできる温泉です。街のシンボルである2つの公衆浴場をはじめ、北大路魯山人の住居、飲むこともできる足湯スポット、九谷焼の絵付け体験、加賀スイーツなど楽しめる見どころが満載です。