江戸時代にタイムスリップ！？ノスタルジックな気分に浸れる宿場町7選

「大内宿」は会津若松の人気観光スポット。現在でもかやぶき屋根の民家が街道沿いに立ち並び、江戸時代にタイムスリップしたかのような体験ができる場所です。

立ち並ぶ民家の数は50近くあり、そのスケールに圧倒されること間違いなし。当時の生活を再現した展示館などで、歴史を学ぶこともできますよ♪

夏は半夏まつり、冬は幻想的な雪灯籠が魅力の雪まつりといったイベントが開催されます。訪れたら、名物のねぎそばや栃餅を味わうのを忘れずに！

【住所】
福島県南会津郡下郷町大内

【アクセス】
会津鉄道湯野上温泉駅から会津バス [33・38系統]大内上行き 大内下バス停より徒歩約2分
東北自動車道白河ICより約1時間

「妻籠宿」は、中山道沿いにある日本を代表する宿場町の一つ。江戸時代の面影がそのまま残されていて、日本各地だけでなく海外からも観光客がたくさん訪れる人気スポットです。

観光の中心は、3つの建物からなる南木曽町博物館。なかでも江戸時代当時の間取り図をもとに復元された本陣は荘厳な佇まいで、とっても見応えがありますよ！

また、フォトジェニックなスポットとして人気なのが、囲炉裏に向かって窓から美しい光が差し込むことで有名な脇本陣奥谷。冬限定で見られる絶景なので、写真が好きな方は、ぜひその時期を狙って訪れてみてください♪

【住所】
長野県木曽郡南木曽町吾妻2159-2

【アクセス】
JR中央本線南木曽駅から南木曽町コミュニティバス [保神線] 妻籠経由保神行き 妻籠バス停より徒歩約1分
中央自動車道中津川ICより約30分

日本のほぼ中心部に位置する「馬籠宿」は、妻籠宿と並んで多くの観光客が訪れる宿場町。小粋な石畳の敷かれた両側には風情ある建物が立ち並ぶ、これぞノスタルジックな風景を堪能できるスポットです。

急斜面が特徴で、車は立ち入り禁止。そのため、街並みをのんびりと観光できます。また、遠くに南アルプスを望み、あたりには水田や山林が広がる自然いっぱいの景色を楽しめるのも魅力です♡

石段沿いにある大きな水車は馬籠宿の顔を担っていますので、訪れたらそちらで記念写真をとりましょう！

【住所】
岐阜県中津川市馬籠4300-1

【アクセス】
JR中央本線中津川駅から北恵那交通 [M] 落合・中切経由馬籠行き 馬籠バス停より徒歩約15分
中央自動車道中津川ICより約20分

「奈良井宿」は、宿場時代の街並みがほぼ完全な状態で保存されている魅力的な宿場町。南北約1kmにわたって広がる、日本最長の宿場町としても知られます。

周りを木々が取り囲む地域柄、昔から木工業が栄え、今でも街道の両側には木工品を扱うお土産物屋さんが並んでいるのが特徴。湧き水や沢水を利用した水場も当時の佇まいのまま残されていて、ノスタルジーを感じられますよ♪

最近では、古い民家を活かしたおしゃれなカフェや雑貨屋さんも多くなっています。ぜひいろんなお店を覗きながら、趣ある街並みを楽しんでくださいね♪

【住所】
長野県塩尻市奈良井

【アクセス】
JR中央本線奈良井駅より徒歩約7分
中央自動車道中津川ICより約1時間30分

「海野宿」は江戸時代の旅籠屋造りやかやぶき屋根の建物と、明治以降の蚕室造りの建物との見事な調和を楽しめる宿場町。道の中央を流れる用水が、独特な魅力を醸し出しています。

春には家々にひな人形が並ぶ「ひな祭り」、秋には仮装行列や人力車などが練り歩く「ふれあい祭り」と一年を通してイベントが豊富。江戸時代当時の賑わいを感じられます♪

「うだつ」「海野格子」「出桁と」呼ばれる独特の建築様式をじっくり見て回るもよし、民族資料館やなつかしの玩具展示館などで歴史を学ぶもよし、いろんなスタイルの観光を楽しんでみてください！

【住所】
長野県東御市本海野

【アクセス】
東京方面から：JR上田駅でしなの鉄道線乗り換え、大屋駅・田中駅から徒歩15分
関西方面から：名古屋より中央線特急で長野駅、しなの鉄道線に乗り換え、大屋駅・田中駅から徒歩15分
長野自動車道岡谷ICより約1時間6分

「熊川宿」は、若狭と京都とを結ぶ旧鯖街道にある宿場町。昔ながらの用水路が流れ、奉行所や蔵屋敷などが残された情緒あふれる街並みとなっています。

雪国ならではの「ベンガラ塗り」が特徴。自然の塗料を使って赤褐色に塗られた建物が立ち並びます。一軒一軒がとても個性的な造りになっているのも、熊川宿ならではの特徴なんですよ♪

観光地としてもしっかり整備されていて、伝統的な建物を活用したカフェ、名物の葛や鯖寿司を楽しめるレストラン、陶芸工房など、魅力的なお店もズラリと並んでいます！

【住所】
福井県三方上中郡若狭町熊川

【アクセス】
JR湖西線近江今津駅から西日本JRバス [若江線]小浜駅行き 橘町バス停より徒歩約3分
北陸自動車道木之本ICより約51分

鳥取県の「智頭宿」は、街のところどころに町屋や道標などが残されており、街を散策する中で何気なく江戸時代の面影に出会える雰囲気が魅力の宿場町です。

江戸時代に庄屋として栄えた3,000坪の敷地を持つ石谷家住宅には、用いられた資材や施工技術、デザインなど全てで最高の水準と称される庭園があり、ぜひとも訪れたいスポットとなっています！

また、明治時代に再建されて、そのままの姿を現代に残す「塩屋出店」も、和風建築の魅力を存分に味わえるスポット。縁側にずらりとはめ込まれたガラス戸は、息をのむ美しさですよ♡

【住所】
鳥取県八頭郡智頭町智頭2067-1

【アクセス】
JR智頭急行智頭駅より徒歩約1分
中国横断自動車道智頭南ICより約12分

江戸時代の街並みを現代に残し、ノスタルジックな風景に心動かされる宿場町。純朴な雰囲気を味わいながらのんびり散策すれば、リフレッシュできること間違いなしです！束の間のタイムトリップを楽しみに、ぜひ宿場町に観光に出かけてみてください♪