冬の絶景の狙い目！1月の国内おすすめ絶景スポット10選

北海道東部・釧路市にある、阿寒摩周国立公園内に位置するカルデラ湖。天然記念物のマリモが生息していることでも有名で、東岸には雄大な雄阿寒岳が織りなす大自然の絶景を望めます。

四季ごとに美しい表情を見せてくれますが、最も人気が高いのは12月〜3月頃に発生する「フロストフラワー」。凍った湖の上で結晶化した水蒸気が花びらのように見える現象で、別名「霜の花」とも呼ばれています。ガラス細工のように繊細かつ神秘的な光景は、ここでしか楽しめない貴重な絶景です♡

発生するタイミングは、前日に積雪がなく、風が落ち着いている早朝。1～3月上旬は出会える確率が上がるので、ぜひ天気をチェックしてから訪れてみましょう！

【住所】
北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉

【アクセス】
・車
釧路空港より約1時間

神秘的な「ジュエリーアイス」を見られる場所として、話題を集めている新絶景スポット。毎年1月～2月頃になると十勝川の氷が太平洋に流れ出し、海岸に氷の塊が打ち寄せられます。

海岸を覆いつくすほどのジュエリーアイスは、圧巻の光景！太陽光によってキラキラと輝く姿は、この時期しか出会えない奇跡の絶景です。白い流氷とは違い、クリスタルのような透明度の高さが見どころ♪

また、光の角度や天候によって、黄・オレンジ・赤・紫・青とさまざまな色に変化する点も見逃せません。1日の中でも、早朝・昼・夕方でまったく違った表情を見せてくれますが、特に夕暮れは美しく、ロマンチックな雰囲気たっぷりですよ♡

【住所】
北海道中川郡豊頃町大津元町

【アクセス】
・車
道東自動車道帯広ICより約1時間

宮城県と山形県にまたがる蔵王エリアは、自然が織りなす絶景や温泉、グルメなど見どころ満載なスポット。冬になるとスキー場としても人気が高く、毎年多くの観光客で賑わいます。

絶対に外せないのが、ロープウェイから見下ろす無数の「樹氷」。シベリアから吹く季節風によって作り出された自然の芸術作品で、あたり一面が神秘的な世界に包まれています。山の斜面に並ぶ様子が怪獣のように見えることから、「スノーモンスター」とも呼ばれているのだとか！

ベストシーズンは1月～2月頃で、期間中にはライトアップイベントも開催されます。昼間とは一味違ったロマンチックな光景を楽しめますよ♡

【住所】
山形県山形市蔵王温泉229

【ライトアップ時間】
17:00～21:00

【定休日】
なし
※天候により運転休止の場合あり

【アクセス】
・バス
JR東日本東北新幹線山形駅から山交バス 1番乗り場発 蔵王温泉行きで約45分

・車
東北自動車道山形蔵王ICより約40分

日本を代表する氷の絶景として、近年SNSを中心に話題を集めているスポット。三大氷柱の一つであり、最大幅30m・高さ10mという国内最大級の大きさを誇ります。

人工物が一切なく、すべて自然に形成されているのが特徴。川岸の岩から湧き出た水が寒さで凍り、まるで氷のアート作品のような神秘的かつダイナミックな光景を楽しめます♪また、気象条件により毎年違った姿を見られる点も魅力の一つです。

1月中旬からは「大滝氷まつり」が開催され、巨大な氷柱が赤・青・黄色・オレンジとさまざまな色にライトアップされます。この時期だけの美しい世界は、一度訪れる価値ありです♡

【開催期間】
毎年1月上旬〜2月中旬
※氷の状況によっては終了が早まる場合あり

【住所】
埼玉県秩父市大滝4066-2 ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場

【営業時間】
平日　17:00～19:00　
土日祝　17:00～20:00

【定休日】
期間中無休

【アクセス】
・バス
秩父鉄道西武秩父線西武秩父駅から西武観光バス 5番乗り場発急行三峯神社行き 三十場停留所より徒歩約10分

・車
関越自動車道花園ICより約1時間

都心から気軽にアクセス可能な、冬のイルミネーションスポット。ドイツの田舎町をモデルにしているため、のどかな風景を満喫できる癒しの場所でもあります。

10月下旬～3月中旬の期間は、ウィンターイルミネーションが開催。約300万球のLEDライトで、園内中が光の世界に包まれます♡光の地上絵、光と音のショー、虹のトンネル、3Dイルミネーションなど、多彩な演出で見応え抜群！毎年違ったテーマを楽しめるのも人気の理由です。

また、レストランではドイツならではの料理やビールをたっぷりと堪能できますよ♪

【住所】
千葉県袖ケ浦市永吉419

【営業時間】
9:30～20:00

【定休日】
なし

【アクセス】
・電車
JR久留里線東横田駅より車で約10分

・車
館山自動車道姉崎袖ヶ浦ICより約5分

大小31の川が流れ込む信州最大の湖。湖畔沿いには美しい自然が広がっており、遊覧船や足湯などを楽しめる憩いの場となっています。

寒さが厳しくなる1月頃は、湖面が凍結してできる氷の道「御神渡り」を見られるチャンスです。御神渡りとは、-10度以上の冷え込みが続くと、氷が裂けて山脈のように盛り上がる現象のこと。大音響とともに氷がせり上がる様子は、迫力満点な絶景です！

周辺にはパワースポットや温泉なども近いため、癒しの旅を求めている方にピッタリですよ♪

【住所】
長野県諏訪市〜諏訪郡下諏訪町〜岡谷市

【アクセス】
・電車
JR中央本線上諏訪駅より徒歩約5分

・車
中央自動車道諏訪ICより約15分

120年以上の歴史を持つ熱海梅園は、日本で最も早く梅が開花する早咲き梅の名所。開花シーズンを迎えると、樹齢100年を超える木々も含めて約60品種・470本もの梅が咲き誇ります。

毎年11月下旬に第一号の梅が開き、満開となるのは1～2月頃。1月上旬～3月上旬にかけては梅まつりが開催され、演芸会や音楽イベント、グルメ巡りなどを満喫できます。早咲き～中咲き～遅咲きと順番に開花していくため、色や形のグラデーションも見どころです♪

おすすめの眺望スポットは、「香浮橋」の周辺。見る角度や高さによってさまざまな表情に変化し、色鮮やかな絶景を心ゆくまで楽しめます♡

【住所】
静岡県熱海市梅園町8-11

【営業時間】
8:30～16:00（梅まつり期間中のみ）

【定休日】
なし

【アクセス】
・電車
JR伊東線来宮駅より徒歩約10分

・車
東名高速自動車道厚木ICより約1時間

京都府北部の宮津湾に位置する日本三景の一つで、国の特別名勝や数々の日本百選に選ばれている絶景スポット。海を分けるように延びる天橋立は、古くから「龍が天に昇る姿」と例えられてきました。

幅20～170m、全長約3.6kmの砂州には約6,000本もの松が生い茂り、国内でも希少な地形をしています。1月～2月の冬の時期は特に美しく、あたり一面が白銀の世界に包まれる光景は圧巻です！雪に覆われた天橋立は、まさに「白龍」のような幻想的な姿に♡

また、周辺に設置された3つの展望台からは、それぞれ違った風景を楽しめますよ♪

【住所】
京都府宮津市文珠

【アクセス】
・電車
京都丹後鉄道宮津線天橋立駅より徒歩約7分

・車
京都縦貫自動車道宮津天橋立ICより約10分

熊本県の自然が豊かな山あいに位置している落差10m、幅20mの滝。まるで水のカーテンのような幻想風景を味わえるスポットとして人気を集め、CMのロケ地になったことでも有名です。

四季折々に絶景を望めますが、冬の時期は一段と幻想的な世界に包まれるのでおすすめ♪運が良ければ、巨大な氷柱と出会えるチャンスも♡国内でも珍しい「裏見の滝」なので、表と裏ふたつの表情を楽しめる点も魅力の一つです。

また、周囲には有名な温泉地もあるので、併せて訪れることも可能。マイナスイオンをたっぷり感じて、気分をリフレッシュしたい方におすすめです！

【住所】
熊本県阿蘇郡小国町黒渕

【営業時間】
9:00～17:00（最終入園は16:30）

【定休日】
年末年始

【アクセス】
・バス
JR豊肥本線阿蘇駅から産交バス杖立温泉行き ゆうステーションバス停より車で約15分

・車
大分自動車道日田ICより約1時間

日本一早いさくら祭を楽しめる沖縄県名護市。1月～2月にかけて桜シーズンを迎え、一足先に春の訪れを感じられます。

沖縄の桜は本州のソメイヨシノと違い、濃いピンク色が印象的なカンヒザクラ（寒緋桜）という種類。ハッキリとした色合いが可愛らしく、青空とのコントラストも抜群です♡名護中央公園では、1月最終週の土・日曜に「名護さくら祭り」が開催され、花見とともに音楽ステージやライトアップを楽しめます。

周辺にはビール工場や沖縄名物の名店なども点在しているので、ぜひ併せて訪れてみてください♪

【開催期間】
1月最終週の土日

【住所】
沖縄県名護市名護

【アクセス】
・バス
那覇空港から沖縄バスまたは琉球バス[77・120]名護行き 名護城入口バス停より徒歩約10分

・車
沖縄自動車道許田ICより約15分

雪・氷・イルミネーションなど、冬を感じる絶景の宝庫である1月は、旅行するのにピッタリの時期。白銀の世界に包まれた神秘的な風景やロマンチックなイルミネーションは、旅の気分を盛り上げてくれること間違いなしです！

寒さを吹き飛ばすためにも、日本が誇る絶景で心を癒しに出かけてみてください♡