情緒あふれる日本の冬を感じるならここ！美しき日本の雪景色15選

北海道函館市の五稜郭は春夏秋冬いろんな顔を見せてくれますが、冬は真っ白に！
夜は五稜郭の堀の周りを約2,000個の電球で星形に彩る「五稜星の夢（ほしのゆめ）イルミネーション」も開催されます。

雪化粧のノスタルジックな小樽運河は、北のウォール街とも呼ばれた商都です。
石畳の運河や歴史的建造物が白い雪に包まれ、夕暮れになるとガス灯がともり石造り倉庫群がライトアップされ、昼間とはまた違った雰囲気になります。

絶景の地としてすっかり有名になった「青い池」。
その水面は角度や気候、時間帯によってコバルトブルーやエメラルドグリーンなど様々な色に変化します。凍った水面に積もる雪の隙間から澄んだブルーが見え、白い雪とのコントラストが神秘的...♪

秋田県の角館は春のしだれ桜で有名な場所ですが、冬は桜の木自体が白くなり、まさに雪のしだれ桜が咲いたようになります。
そして、白い雪とは対照的な黒壁がさらに風情を感じさせてくれます。

山形県の蔵王ではスキー場にたくさんの樹氷が見られます。
英語でスノーモンスター、まさに雪の怪獣のような形に！！
この上をゴンドラで見下ろしたり、近くをスキーやスノボで滑れるなんて最高の贅沢ですね♪

雪の温泉街と言ったら山形県の銀山温泉。
川の横に立ち並ぶ、大正ロマンあふれる温泉旅館がその景色を作り、夜には銀世界を灯すガス灯の明かりが一段とロマンティックな光景を浮かび上がらせてくれます。

茅葺き屋根の家が立ち並ぶ福島県の大内宿。
冬は真っ白な雪をかぶった茅葺屋根の光景が見事で、2月には毎年雪まつりも行われています。

福島県の奥会津にある只見線は豊かな自然の中を走っており、車窓から眺める渓谷美や景観の美しさからファンの多い秘境路線です。
冬になるとあたり一面が雪で白く染まり、深々とした冬の絶景が広がります。

栃木県の湯西川温泉ではかまくら祭が開催され、夜は河川敷に並ぶミニかまくらにローソクの火が灯され、幻想的な光景が広がります。

奥秩父の冬の名勝「三十槌の氷柱（みそつちのつらら）」は、秩父三大氷柱の一つとされ、厳しい寒さの中、石清水が凍り作り上げられる様はまさに冬の芸術！
夜には秩父の四季をイメージした鮮やかな色でライトアップされ、冷たく幻想的な空間に。

人間と同じく猿も冬は温泉でのんびりと…なんて！
長野県の地獄谷野猿公苑では猿が湯に浸かっているのを見ることができます。
お猿さんのほっこりする顔がたまらなくかわいいですね♪

岐阜県にある世界遺産の白川郷は四季折々の風情がありますが、冬は特に風情が感じられる季節です。
豪雪地帯であるこの地域は合掌造りの屋根に雪がドーンと積もり、特に夜のこの集落では静けさがしみわたり、ライトアップされた幻想的な風景が広がります。
冬用の長靴や底が深い溝になっている靴等はもちろんのこと、足元が暗い場所があるので懐中電灯も必須です。
防寒対策はしっかりとしてお出かけください。

富山県の雨晴海岸は海と雪山を同時に写真に撮れる数少ない場所です。
見える山はまさに3000m級の立山連峰！
しかし、日本海側では青空が見られるのは数日しかありません…。
立山連峰の雪は初夏までかなりの量が残るので、春先でもこの風景は見られます。

雪の積もる石川県の兼六園は、春・夏・秋とはまた違った風情があります。
雪の多い地域に見られる雪吊りは、雪の重さで木が倒れるのを防ぐための手法です。
まさに雪の中の庭園！
夜は庭園がライトアップされ、闇の中に浮かび上がる松と池に映り込む雪吊りは絶景です。

鳥取県の鳥取砂丘は、雪が積もると一面白い雪山のようで、まさに白い砂漠です！
パウダースノーが積もった日には「雪の風紋」が見られることもあります。
早朝に行けば、足跡のない絶景が見られますよ♪

春夏秋冬がはっきりしている日本の冬は素敵な風景ばかりです！
寒いのはもちろんのこと、夜はかなり冷え込みます。
是非装備をしっかりして、この時期しか見られない風景を見に行きませんか？