祝・世界文化遺産登録！「佐渡島の金山」ってどんなとこ？

佐渡島の金山は新潟県の佐渡島に位置し、1601年に開山され、約400年以上もの間、金や銀の採掘が継続的に行われてきました。江戸時代、佐渡金山は徳川幕府の重要な財政基盤として、栄華を極めました。
「佐渡島（さど）の金山」は、佐渡島を代表する「西三川砂金山」・「相川鶴子金銀山」の2つの鉱山で構成されています。さらに、「相川鶴子金銀山」は「相川金銀山（相川エリア）」と「鶴子銀山（鶴子エリア）」の2つのエリアに分かれます。
17世紀には世界最大級の金の生産地として栄え、その後も長期にわたり採掘が続けられましたが、1989年に資源が枯渇したため操業を休止しました。

相川金銀山（相川エリア）の金鉱脈は、東西3,000ｍ、南北600ｍ、深さ800ｍで、江戸時代から産出した金は78トン、銀2,330トンにのぼり、まさに日本最大の金銀山でした。
開削された坑道の総延長は何と約400km（佐渡～東京間）に達しています。

佐渡金山の価値は、高度な手工業による金生産技術とその生産体制です。
金や銀を採掘する手工業技術を発展させました。
その遺跡は現在でも良好な状態で残されていて、アジアにおける他に類を見ない大規模な金生産技術の遺構や鉱山集落跡が評価されています。

佐渡へのアクセス方法は複数あり、新潟港からは両津港へのフェリーやジェットフォイル、直江津港からは小木港へのフェリーがあります。

＜新潟港まで＞
新潟駅からバスで約15分
日本海東北道新潟⻲⽥ICから車で約20分
新潟空港からタクシーで約30分

新潟港からカーフェリーが出航しており、約2時間30分で佐渡島に到着します。
高速船ジェットホイルを利用すれば、所要時間は約1時間7分ほどとなります。

新潟港ターミナルガイド
両津港ターミナルガイド

＜直江津港まで＞
上越妙高駅からバスで約30分
北陸道上越ICから車で約10分

直江津港から小木港へのフェリーは約2時間40分です。

直江津港ターミナルガイド
小木港ターミナルガイド