2024年10月23日 更新
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地下神殿にタイムスリップ?!大谷石地下採掘場跡を巡ろう

地下神殿にタイムスリップ?!大谷石地下採掘場跡を巡ろう

宇都宮の観光スポットとして注目度が増している大谷石地下採掘場跡。石の採掘場であった空間には、神秘的な地下神殿のような光景が広がり、現代にいることを忘れさせてくれるような美しさで人々を魅了しています!宇都宮の注目の観光スポット「大谷石地下採掘場跡」をご紹介します。

※情報は記事公開時点のものです。営業時間や休業日など掲載情報から変更になる可能性があるため、お出かけの際は事前に公式HPなどでご確認ください。

大谷石地下採掘場跡とは大谷石の採掘が行われていた地下空間

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栃木県宇都宮市にある大谷町では、昔から柔らかくて加工に便利な「大谷石(おおやいし)」の採掘が行われてきました。
「大谷石地下採掘場跡」とは、大正~昭和期にかけて掘られた場所の跡地です。

戦時中には地下の秘密工場であった歴史もあるなど、訪れる人々の冒険心をくすぐるミステリアスな要素もあります。
20,000㎡に及ぶというと構内には、古代の神殿をほうふつとさせる神秘的な光景が広がっています。

幻想的な地下空間へ

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「大谷資料館」の中にある入口から「大谷石地下採掘場跡」へと入っていきます。

長い階段を下っていくと共に、気温も下がりはじめます。
平均気温は年間を通して約8℃とのこと。
思いのほか地上との気温差がありますので、前もって上着などを準備できると重宝しそうです。
夏に行くとひんやりとした冷涼スポットに!

進んでいくと次第に、光に照らされた地下空間が姿を現しはじめます。
歩いていると、まるで古代神殿の中を探検しているかのような気持ちに!
大人も子どもも一緒になって、映画の中の登場人物のようなワクワク気分を味わえます。

美しく幻想的なライトアップ!

階段を下りると大きな通り沿いに通路が伸びていて、地下空間の奥行きや高さを感じられます。
至るところで色彩豊かなライトアップが行われており、なんとも幻想的です。

通りの奥には広いスペースがいくつもあり、オブジェなどが飾られている場所もあり、自然光やライトが当たった芸術的な美しさを見せてくれます。

古代の地下神殿に迷い込んだのでは?と思わせてくれる仕掛けが、あちらこちらで見られるのも素敵なところです。

イベントや撮影などにも利用

有名アーティストのPVのほか、映画の撮影にも使用されている大谷石地下採掘場。
これまでの撮影を記録した写真展示も行われています。
憧れのアーティストの足跡を追って訪れる方も少なくないようです。

ゆっくりと静かに見学がしたい方は、9:00~10:00、16:00~17:00の間に訪れるのがおすすめです。

【所在地】
栃木県宇都宮市大谷町909

【営業時間】
4月~11月 9:00~17:00(最終入館16:30)
12月~3月 9:30〜16:30(最終入館16:00)

【アクセス】
JR宇都宮駅から車で30分ほど

ROCKSIDE MARKET(ロックサイドマーケット)

地下空間の見学を満喫した後は、ゆっくりティータイムはいかがでしょうか。
大谷資料館を出てすぐの場所に素敵なカフェがあります。

コーヒーやジェラートのほか、地元産のそば粉を使用しているガレットも人気。
歩き疲れて、ちょっと小腹がすいたときにはぴったりのメニューですね。

栃木県の伝統工芸品や「大谷石アロマストーン」などのかわいい雑貨も取り扱っており、お土産のお買い物にもちょうどよいスポットです。

【所在地】
栃木県宇都宮市大谷町909大谷資料館敷地内

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