深い森に囲まれた山中の美術館!MIHO MUSEUMの魅力とは?

春になるとしだれ桜が咲き、トンネルに映り込む幻想的な絶景で一躍有名になった緑深い山々に囲まれたMIHO MUSEUMですが、魅力はそれだけではありません!世界的建築家I・M・ペイ氏が信楽の自然と融合させた空間をデザインし、さらには国際的な収蔵品を誇る国内屈指の美術館なんです。実際に見た素晴らしい建築とコレクションをご紹介します。

2020年1月31日 更新 2,291 view

※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、施設の営業時間の変更や休業、イベント開催中止の可能性があります。おでかけの際には事前に公式HP等でご確認ください。

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目次

MIHO MUSEUMって?

画像提供:MIHO MUSEUM (105557)

via 画像提供:MIHO MUSEUM
MIHO MUSEUMは滋賀県甲賀市信楽の自然豊かな山中にある美術館です。
建築設計はルーヴル美術館のガラスのピラミッドで世界的に知られているI・M・ペイ氏。
実は地上から見える建物はわずかで、建築容積の約80%がを地中に埋設されています。
この設計のテーマは桃源郷!
ということで、早速現代の桃源郷に迷いこんでみましょう!

春になるとトンネルとしだれ桜の絶景が現れる!

レセプション棟から美術館棟までの道は約500メートルあり、7~8分。
桃源郷をイメージして作られ、遊歩道にはしだれ桜が植えられています。
道なりに歩いていくと、トンネルが現れます。
photo by author (105358)

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トンネルは緩やかなカーブになっていて、入口からは出口が見えない設計になっています。
これはI・M・ペイ氏の先を期待させる設計となっています。

内壁には銀色のステンレス板を貼り付けているので、季節によって山の緑や桜の桃色を映します。
時期によっては夕陽も入ってくるとか!
photo by author (105359)

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特に春は遊歩道のしだれ桜がトンネル内に映りこみ、トンネルが桜色に染まる何とも言えない幻想的な光景が広がります。
最近ではSNSでも話題になり、例年4月の上旬から中旬までの桜の見ごろの時期には混雑必至の人気スポットとなっています。
このトンネルをくぐって美術館に向かいますが、中国の古典である「桃花源記」の桃源郷がモチーフになっているんだそうです!
現代の桃源郷とはまさにこのこと!
桜色のトンネル

桜色のトンネル

via 画像提供:MIHO MUSEUM
画像提供:MIHO MUSEUM (105559)

via 画像提供:MIHO MUSEUM
トンネルを抜けると吊り橋が現れます。
photo by author (105360)

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通ってきたトンネルを振り返ると、本当に山の中にいることを感じます。
橋の下は谷になっていて、自然があふれています。
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吊り橋を越えると、民家風屋根の美術館棟が見えてきます。
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美術館棟

美術館棟

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レセプション棟から美術館棟までは無料の電気自動車が運行!

電気自動車

電気自動車

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レセプション棟から美術館棟までトンネルを含むこの道は歩くと7~8分かかりますが、無料電気自動車も運行しています。
(混雑時は安全を考え運行を休止する場合があります)
トンネル内を走る電気自動車

トンネル内を走る電気自動車

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便利な電気自動車もいいですが、トンネルは季節によって映り込みが違うので、ゆっくり見ておきたいポイント!
行きか帰り、どちらかは歩き、どちらかは無料電気自動車を使うのがベストです。
レセプション棟電気自動車乗り場

レセプション棟電気自動車乗り場

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美術館棟電気自動車乗り場

美術館棟電気自動車乗り場

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美術館内のこだわりの建築

本館である美術館棟に足を踏み入れると、大きなガラスの壁が目に飛び込んできます!
このエントランスホールはガラス張りの開放的な空間で、どこにいても自然光を浴びることができます。
ガラスの向こうは大自然のパノラマ!
信楽の山々を一望することができます。
正面入口エントランスホール

正面入口エントランスホール

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正面に松の木が植えられていますが、枝ぶりも立派で、絵画のよう!
天井は幾何学的なデザインが特徴的です。
photo by author (105497)

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エントランスホールの真下はB1階で地下にあたるのですが、山の斜面になっているのでこちらも光がたっぷりと差し込んできます。
B1階

B1階

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ちょっと気づきにくいですが、足元にはモザイク画もあるんです。
こういうちょっとした工夫を見つけるのも楽しいですね♪
ディオニュソス・モザイク(ローマ)

ディオニュソス・モザイク(ローマ)

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国際色豊かな収蔵品の数々

MIHO MUSEUMのコレクションは創立者である小山美秀子が集めてきた茶道具や神道・仏教美術、陶磁器などの日本美術から始まっています。
I・M・ペイ氏と出会い、コレクションは世界の古代美術へと広がりました。

美術館棟は、正面入口から左側が常設展を開催している南館で、右が特別展を開催している北館になっています。

①南館(常設展):古代世界の遺宝

常設展では、エジプトやアジア、中国の古代美術コレクションは約3,000件からなり、そのうち常時約250件を常設展示しています。
アルシノエ2世像(エジプト)

アルシノエ2世像(エジプト)

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各展示室の主要作品はその一点のために特別にデザインされたスペースに展示されているので、作品を様々な角度からじっくりと楽しむことができます。
隼頭神像(エジプト)

隼頭神像(エジプト)

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ガンダーラ様式の仏立像の上には天窓があり、自然光が時間や季節ごとに異なるので、いろんな表情を見ることができます。
仏立像(ガンダーラ)

仏立像(ガンダーラ)

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縦約6メートル、横約3メートルとかなり大きく、保存状態もいいメダリオン動物文絨毯。
メダリオン動物文絨毯(イラン)

メダリオン動物文絨毯(イラン)

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②北館(特別展)

MIHO MUSEUMでは、「これからの美術館はインターナショナルでなければならない」というペイ氏のアドバイスから海外の美術品が多く展示されています。
特別展は季節ごとに年3回開催しています。
特別展(一例)

特別展(一例)

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魅力的なレストランとショップ

MIHO MUSEUMのレストランでは、ぼぼ全ての食材や調味料は農薬や肥料を使用せず、秀明自然農法で育てた食材を使用しています。
美術館内のレストランでは、季節ごとの食材を使って、素材を活かした料理やスイーツを楽しめます。

レストラン ピーチバレイ(レセプション棟内)

画像提供:MIHO MUSEUM (105563)

via 画像提供:MIHO MUSEUM
秀明自然農法米を使ったおむすび膳は自慢のおむすびに季節の野菜、味噌汁、特製の豆腐を添えた人気メニューです。
この他、手打ちうどんやそば、一汁三菜、パスタなどを揃えています。
天然酵母パンの販売もしていて、購入して外で食べることもできますよ♪
おむすび膳(春)

おむすび膳(春)

via 画像提供:MIHO MUSEUM

カフェ パインビュウ(美術館棟内)

画像提供:MIHO MUSEUM (105562)

via 画像提供:MIHO MUSEUM
美術館棟にある、「パインビュー」は片側がガラス張りで日当たりもよく、開放感あふれるカフェ。
景色を眺めながら自家製のケーキ、和菓子、ドリンクなどを楽しめます。
サンドイッチやパスタなどの軽食もあります。
季節のロールケーキ いちご

季節のロールケーキ いちご

via 画像提供:MIHO MUSEUM

ミュージアムショップ

photo by author (105369)

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ミュージアムショップは美術館棟に2店舗、レセプション棟に1店舗あり、図録や絵はがき、絵本など、たくさんの商品を取り揃えています。
photo by author (105370)

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MIHO MUSEUMのロゴがデザインされているバッグなど、ここでしか手に入らないオリジナルグッズも見逃せません!
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冬季休館に要注意!

MIHO MUSEUMには、冬季休館があります。
滋賀県の中でも一番気温が低く、積雪もあるので路面凍結が予想されます。
春になって、しだれ桜が咲く頃、新緑の季節、紅葉もきれいに色づくので、季節を変えて行くのもおすすめですよ♪

MIHO MUSEUM

【所在地】
滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300

【アクセス】
JR石山駅から帝産バスMIHO MUSEUMバス停下車(所要:約50分)
信楽高原鐡道信楽駅から帝産バスMIHO MUSEUMバス停下車(所要:約20分)・信楽高原バスMIHO MUSEUMバス停下車(所要:約40分)
JR石山、瀬田、南草津各駅より、タクシーで30分~40分
信楽高原鐡道信楽駅からはタクシーで約20分
新名神高速道路 信楽ICから15分、草津田上ICから20分

【開館期間・日時】
10:00~17:00(入館は16:00まで)
春季:3/14~6/14(6/9~6/14は常設展のみ)
夏季:6/20~8/16(8/12~6/14は常設展のみ)
秋季:9/1~12/13

【休館日】
各開館期間中の月曜日(祝日の場合は各翌平日)

【入場料】
大人 1,100円
高校・大学生 800円
小学・中学生 300円

<特別展>
大人 1,300円
高校・大学生 1,000円
小学・中学生 0円
<常設展>
大人 1,100円
高校・大学生 800円
小学・中学生 0円

【電話】
0748-82-3411

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