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2025年10月9日 更新
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アボリジナルの聖地エアーズロック「ウルル」の不思議

オーストラリアで一番有名な岩、エアーズロック。世界遺産に登録されている大きな岩は、オーストラリアの先住民族であるアボリジナルの聖地として知られています。アボリジナルの間で広がる伝説や、一日のうちに姿を変える絶景など、エアーズロックの様々な不思議について紹介します。

※情報は記事公開時点のものです。営業時間や休業日など掲載情報から変更になる可能性があるため、お出かけの際は事前に公式HPなどでご確認ください。

エアーズロックは2番目に大きな一枚岩

エアーズロックの一番の魅力、それは他の岩とは比較できないほど、大きな岩だということでしょう。地上からの高さが348mで、周囲の距離はおよそ9kmにも及ぶ巨大さです。

しかし、不思議なことに、エアーズロックは世界で2番目に大きな岩だというのです。エアーズロックよりも大きい岩の名前はマウント・オーガスタス。エアーズロックと同じ、オーストラリアの中に存在します。その大きさはエアーズロックの2.5倍ほどというから驚きです。

エアーズロックは一日で様々な色に変化する

エアーズロックはその姿の美しさから人気の観光スポットになっていますが、一番の魅力と言っていいのが、太陽の光を浴びながら、刻々とその姿を変化させる様子でしょう。

その変化を短い時間で体験できるのが、日の出または日没の時間帯。とくに日が暮れるタイミングで、岩全体だけでなく、空をも真っ赤に染め上げるようなエアーズロックの姿は、観るものを感動に包みこみます。

姿を変える原因は太陽の光だとは分かっていても、自然の不思議さ、そして偉大さを感じずにはいられない絶景です。

エアーズロックは全体のたったの5%?

上でも説明したように、エアーズロックは世界で2番目の大きさを誇る、とてつもなく巨大な一枚岩ですが、最近の調査によって、地面の上に出ている部分は、岩全体のたったの5%であることが分かってきました。言い換えると、地面の中に残りの95%が埋まってるということになります。

エアーズロックが存在する国立公園の中に、別の大きなマウントオルガという岩がありますが、この2つは地面の中で繋がっており、同じ岩であると考えられています。そんな大きな岩が存在するなんて、改めて地球の不思議さを感じることができそうです。

エアーズロックに耳を近づけると声がする?

エアーズロックは別名「ウルル」と呼ばれますが、これはエアーズロックを聖地とするオーストラリアの先住民、アボリジナルの人たちの呼び方です。

以前は登山可能でしたが、現在は登山は禁止されています。麓の周りをハイキングすることはできます。
昔から語り継がれている伝説を確かめるためにも、訪れた際はぜひ試してみたいものです。

エアーズロックは本当は蛇の卵?

ウルルことエアーズロックが、なぜアボリジナルの人たちにとっての聖地なのか。その理由は、アボリジナルに伝わる伝説に、エアーズロックがレインボー・サーペントと呼ばれる虹色の蛇の卵だとされているからです。

レインボー・サーペントはアボリジナルの人たちの信仰の核となる存在で、この世界を作り出した存在とされています。世界を作り出したのが蛇だという伝説は、アボリジナルだけでなく世界中で見られるので、偶然ではない何かを感じます。ウルルを訪れた際は、昔から伝わる伝説のロマンも感じてみたいですね。

まとめ

以上、ウルルと呼ばれる聖なる岩、エアーズロックについて紹介しました。昔から伝わる伝説も神秘なれば、またその美しい姿も神秘そのものです。
エアーズロックに気軽にアクセスできるツアーや、エアーズロックのサンセットを見ながら食事を楽しめるツアープラン、さらにはエアーズロックの近くに泊まれるリゾートホテルなども充実しているので、ぜひ旅行を計画してみてはいかがでしょうか。

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