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2026年8月24日 更新
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いま四国で体験すべき大人の美食旅!「四国ガストロノミーツーリズム」ガイド

四国は、海と山に囲まれた豊かな自然環境と温暖な気候によって育まれた、多様な食材の宝庫です。近年、その土地ならではの食文化を旅の目的にする「ガストロノミーツーリズム」が注目されています。四国4県の魅力あふれる食材と、それらを存分に味わえるおすすめの宿泊施設を厳選してご紹介します。

※情報は記事公開時点のものです。営業時間や休業日など掲載情報から変更になる可能性があるため、お出かけの際は事前に公式HPなどでご確認ください。

目次

「ガストロノミーツーリズム」とは?

「ガストロノミーツーリズム」とは、その土地の気候風土が生んだ食材、習慣、伝統、歴史などによって育まれた食を楽しみ、食文化に触れることを目的とした旅のスタイルのことです。
地域の食材を積極的に活用し、その土地ならではのストーリーや文化を体験することで、地域経済の活性化や文化継承にも繋がります。

四国の食文化

四国は、徳島、香川、愛媛、高知の4県から成り、瀬戸内海と太平洋に面した豊かな自然に恵まれています。
この多様な風土が育んだ海の幸、山の幸、里の幸は、各地で独自の食文化を形成してきました。
4県それぞれが独自の気候風土と食文化を持ち、多様な特産品と郷土料理で訪れる人々を魅了しています。
観光庁が「ガストロノミーツーリズム」を推進し、地域の食の魅力を活かした観光プランを支援していることもあり、四国は食を軸とした新たな旅のデスティネーションとして注目されています。

香川県の食材

via photo by PIXTA
香川県を代表するプレミアム黒毛和牛「オリーブ牛」は、日本のオリーブ栽培発祥の地である小豆島の肥育農家が、オリーブオイル搾油後の果実を飼料化し、「讃岐牛」と融合させることで誕生しました。
また、香川県と県酒造組合が共同開発した「さぬきオリーブ酵母」を用いた日本酒も注目されています。

【琴平町】湯元こんぴら温泉華の湯 紅梅亭

外観

via photo by nta
金刀比羅宮の門前町に佇む「湯元こんぴら温泉華の湯 紅梅亭」は、上質なくつろぎの時間を過ごせる温泉旅館です。
「四国こんぴら歌舞伎大芝居」などの観光拠点としても便利です。
館内には2種類の源泉を引いた3つの温泉処があり、計15種類のお風呂が楽しめます。

露天風呂

via photo by nta
夕食では、香川県を代表する「オリーブ牛」を石焼きで提供。
この極上のお肉に合わせて、オリーブ由来の天然酵母で仕込まれた西野金陵の純米吟醸酒「楠神」が1合振る舞われ、フルーティーな日本酒がジューシーなオリーブ牛の脂の甘みを引き立てる、香川ならではの究極のペアリングを堪能できます。

オリーブ牛

via 画像提供:湯元こんぴら温泉華の湯 紅梅亭
【住所】
香川県仲多度郡琴平町556-1

【アクセス】
JR琴平駅下車徒歩約5分

【チェックイン/アウト】
15:00/10:00

【土庄町】小豆島国際ホテル

外観

via photo by nta
小豆島にある「小豆島国際ホテル」は、恋人の聖地としても有名な「エンジェルロード」に一番近いリゾートホテルです。
全客室がオーシャンビューで、窓からは瀬戸内海の美しい多島美や四国屋島の雄大な姿が広がります。
波打ち際に設けられた開放感あふれる露天風呂では、穏やかな波の音に耳を傾けながら、夜には満天の星空を仰ぎ見る至福のバスタイムを満喫でき、ゆったりとした島時間を肌で感じることができます。

露天風呂「オリーブの湯」

via photo by nta
夕食では、瀬戸内海の新鮮な魚介類や島の恵みを厳選した和会席を提供。
メインは、オリーブの搾り果実を食べて育った香川の名産「オリーブ牛」を陶板焼きスタイルで提供します。
乾杯には、西野金陵のオリーブ由来の天然酵母を使用した日本酒が用意され、瀬戸内の海の幸とオリーブ牛、地酒が織りなす極上のマリアージュを楽しめます。

プレミアム会席イメージ

via 画像提供:小豆島国際ホテル
【住所】
香川県小豆郡土庄町24-67

【アクセス】
土庄港より車で約7分(マイクロバス無料送迎有り。予約要)

【チェックイン/アウト】
15:00/10:00

徳島県の食材

via photo by PIXTA
徳島県の食卓に欠かせないのが、全国生産量の98%を占める名産品「スダチ」です。
豊かな香りと穏やかな酸味が特徴の柑橘類で、徳島県民は「どんな料理にもスダチをかける」と言われるほどです。
夏季限定の「すだちうどん」や、スダチ入りの「阿波藍甕(あいがめ)ラーメン」など、独自の食文化が根付いています。
ポン酢や麺つゆ、お菓子まで、スダチ関連商品も豊富です。

【鳴門市】アオアヲナルトリゾート

外観

via photo by nta
瀬戸内海国立公園内に位置する「アオアヲナルトリゾート」は、美しい海が広がるオーシャンフロントのリゾートホテルです。
鳴門の観光にも絶好のロケーションで、客室のバルコニーからは朝日に染まる海や月が描くムーンロードの絶景を望めます。

露天風呂

via photo by nta
ホテル一番人気のレストラン「彩」の阿波郷土料理バイキング「阿波三昧」では、鳴門鯛をはじめとする新鮮な海の幸のお刺身を好きなだけ味わえます。

彩 阿波三昧ディナーバイキング

via 画像提供:アオアヲナルトリゾート
また、全国シェア98%を誇る徳島特産の生の「すだち」もブッフェにたっぷりと用意されており、お好みの海の幸や山の幸にすだちを絞り、爽やかな地酒やすだちジュースとともに徳島の風土を味わい尽くせます。

鯛刺身

via 画像提供:アオアヲナルトリゾート
【住所】
徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字大毛16-45

【アクセス】
JR鳴門線鳴門駅より車・タクシーで10分

【チェックイン/アウト】
15:00/11:00

【徳島市】阿波観光ホテル

外観

via photo by nta
JR徳島駅前に位置する「阿波観光ホテル」は、伝統ある老舗ホテルです。
ゆったりと設計された客室と広々とした大浴場を備えています。
ホテル1階では毎月最終日曜日にオーガニックマルシェが開催されるほか、ジビエバーガーの販売や、留学生を交えた味噌作り体験など、地域コミュニティに根ざした取り組みも行われています。

大浴場

via photo by nta
レストランでは、徳島近海の新鮮な魚介類を贅沢に使った本格的な会席料理や、グループ向けの「ぞめき料理(大皿に山海の幸を盛大に盛り付けたもの)」が堪能できます。
ディナーの始まりには、徳島県民に愛される「フィッシュカツ」を一口サイズのサンドイッチに仕立て、生のすだちと地酒「瓢太閤」を添えた、徳島ならではのペアリングを堪能できます。

フィッシュカツサンドイッチ・瓢太閤

via 画像提供:阿波観光ホテル
【住所】
徳島県徳島市一番町3-16-3

【アクセス】
高徳線徳島駅より徒歩で1分
徳島自動車道徳島インターより15分
神戸・淡路鳴門自動車道鳴門インターより30分
徳島空港より路線バスで30分

【チェックイン/アウト】
15:00/11:00

高知県の食材

via photo by PIXTA
高知県のソウルフードであり県魚でもあるのが「カツオ」です。
初夏は香りの良い「初がつお」、秋は脂の乗った「戻りがつお」が楽しめます。
伝統的な「カツオのたたき」は、新鮮な生魚の表面を強い火力(藁など)でさっと炙り、塩を振って叩く「焼き切り」という製法で作られます。
スライスしたにんにくや大葉などの薬味をたっぷり添えて食べるのが特徴で、合わせ酢は地域ごとに多様な味わいがあります。

【高知市】三翠園

外観

via photo by nta
高知城下で唯一の本格的な天然温泉「湯殿 水哉閣」を有する「三翠園」は、緑豊かな鏡川のほとりに佇む温泉宿です。
敷地内には美しい日本庭園が広がり、多様なお部屋を備えています。
高知城まで徒歩10分という観光に便利な立地にありながら、館内は都会の喧騒を忘れさせる静寂に包まれています。

露天風呂

via photo by nta
夕食には、希少な「土佐のあかうし」をすき焼き風鍋で味わう会席や、土佐の山海の恵みを五感で愉しむ伝統的な「皿鉢風会席」など、旬の食材を用いた彩り豊かな料理が並びます。
高知のソウルフードである名物「カツオのたたき」は、料理長が一押しするこだわりの「ポン酢」で味わえます。

鰹たたき・刺身

このカツオ料理との相性を追求した「高知の地酒の冷酒」1本をペアリングし、芳醇な海の幸とキレのある日本酒の最高の組み合わせを堪能できます。

【住所】
高知県高知市鷹匠町1-3-35

【アクセス】
JR土讃線高知駅より車・タクシーで10分

【チェックイン/アウト】
15:00/10:00

【高知市】土佐御苑

玄関

via photo by nta
JR高知駅から徒歩わずか7分という市街地の中心にありながら、別世界のような静寂と心温まるおもてなしで迎えてくれる老舗旅館「土佐御苑」。
広々とした純和風の客室やモダンな和洋室を備え、趣のある露天風呂や大浴場では旅の疲れを癒やすことができます。

女性露天風呂

via photo by nta
夕食では、高知の四季の味覚を心ゆくまで味わえます。
高知名物「カツオのたたき」は、特製のオリジナル塩ポン酢と通常のポン酢の2種類を用意し、タレによる味わいの「食べ比べ」ができるのが魅力です。

料理イメージ

via 画像提供:土佐御苑
また、カツオのすべてを食べ尽くす高知の食文化を背景に、たたきの濃厚な旨味に合わせて地酒2種類の飲み比べセットも提供され、こだわりの塩ポン酢と2種の地酒が織りなす、奥深い土佐のマリアージュを楽しめます。

飲み比べセット

via 画像提供:土佐御苑
【住所】
高知県高知市大川筋1-4-8

【アクセス】
高知自動車道高知ICより車で10分
高知空港よりバス、車で30分
高知駅より徒歩5分
駅まで送迎あり

【チェックイン/アウト】
15:00/10:00

愛媛県の食材

via photo by PIXTA
愛媛県は、「かんきつ王国」として知られ、40種類以上の「かんきつ類」が栽培され、収穫量日本一を誇ります。
「南国の太陽」「海に反射する太陽」「石垣に反射する太陽」という「3つの太陽」の光をたっぷり浴びて育つため、非常に甘くジューシーな「紅まどんな」や「甘平」「せとか」などが生まれています。
海の幸では「マダイ」が代表的で、来島海峡の速い潮の流れで育った身の引き締まった天然マダイは愛媛の「県の魚」に指定されています。
養殖マダイの生産量も全国トップクラスを誇ります。

【松山市】ホテル古湧園 遥

外観

via photo by nta
道後温泉本館から徒歩わずか1分という立地にある「ホテル古湧園 遥」は、温泉宿ならではの癒やしと最新ホテルの快適さを融合させた旅館です。
道後温泉の引き湯を使用した展望大浴場からは松山市内の美しいパノラマを一望できます。

露天風呂

via photo by nta
夕食では、瀬戸内の旬の食材をふんだんに取り入れた四季折々の料理を、会席料理やメインディッシュ付きの季節のブッフェ形式で提供します。
メインディッシュは、愛媛の県魚である天然真鯛を用いた「鯛の酒盗焼き」。
風味豊かな愛媛ならではの海鮮料理に合わせて、厳選された地酒3種、または愛媛特産の柑橘ジュースの飲み比べセットも提供され、「水産王国」の真鯛の旨味と、「かんきつ王国」の爽やかな香りが生み出す、愛媛の自然の恵みを丸ごと味わうような贅沢なペアリングを楽しめます。

鯛の酒盗焼きイメージ

via 画像提供:ホテル古湧園 遥

地酒飲み比べ

via 画像提供:ホテル古湧園 遥
【住所】
愛媛県松山市道後鷺谷町1-1

【アクセス】
JR予讃線松山駅より車・タクシーで20分
松山自動車道松山インターより30分
松山空港より車・タクシーで30分
松山観光港より車・タクシーで30分

【チェックイン/アウト】
15:00/11:00

【松山市】大和屋本店

外観

via photo by nta
1868年創業の老舗旅館「大和屋本店」は、道後温泉本館のすぐ隣に位置します。
日本の伝統的な建築技法である数寄屋造りを用いた洗練された純和風の客室から、機能的でモダンな洋室まで、多彩なニーズに応えるお部屋を備えています。
大浴場は、伊予大島石を豪快に配した男性用の「男郎花」や、檜の香りに包まれる女性用の「女郎花」など、趣の異なる露天風呂で名湯を楽しめます。

足湯 (伊予の湯桁)

via photo by nta
夕食は、温暖な気候が育んだ瀬戸内の豊かな山海の幸を活かしたこだわりの和食会席。
愛媛が誇る県魚「真鯛」はお造り3種盛りの1種として新鮮な「鯛の造り」を、さらにご飯ものとしてお一人様1つの「鯛釜めし」を味わえます。
食事のスタート時には地酒も振る舞われ、上質な真鯛の繊細な味わいと、厳選された地酒の深いコクが見事に調和する至福の時間を満喫できます。

鯛釜めし

via 画像提供:大和屋本店

日本酒

via 画像提供:大和屋本店

蛇口からみかんジュース

via photo by nta
【住所】
愛媛県松山市道後湯之町20-8

【アクセス】
JR松山駅から車で約15分
伊予鉄道道後温泉駅から徒歩約5分

【チェックイン/アウト】
15:00/10:00

四国の美食を食べ尽くす「ガストロノミーツーリズム」という新しい旅のカタチ

「四国ガストロノミーツーリズム」は、その土地の歴史や文化を「食」を通じて深く理解する新しい旅の形です。
香川のオリーブ牛、徳島のスダチ、高知のカツオ、愛媛の真鯛と柑橘など、各県が誇る最高の食材と地酒のペアリングは、忘れられない旅の思い出になるはず。
魅力あふれる宿での滞在とともに、四国四県を食べ尽くす美食の旅へぜひ出かけてみてください。

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