1.ガラパゴス諸島
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ガラパゴス諸島とは、赤道直下にある123もの島々や岩礁、それらを囲む約7万km²の海域一帯が世界遺産に登録されている島のことです。
500万年〜300万年前の火山活動により最初の島が形成されたと言われています。それ以来一度も大陸と陸続きになったことがなく、隔離された状態で島独自の進化を遂げてきました。そのため、この島でしか見られない固有種が数多く生息しており、ガラパゴスゾウガメやガラパゴスペンギンなど、希少な生物を観察できます。
現在、観光客が訪れることのできる島は3つに限られており、ツアーの参加が必須です。
500万年〜300万年前の火山活動により最初の島が形成されたと言われています。それ以来一度も大陸と陸続きになったことがなく、隔離された状態で島独自の進化を遂げてきました。そのため、この島でしか見られない固有種が数多く生息しており、ガラパゴスゾウガメやガラパゴスペンギンなど、希少な生物を観察できます。
現在、観光客が訪れることのできる島は3つに限られており、ツアーの参加が必須です。
2.イエローストーン国立公園
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世界初の国立公園、かつ最初の世界遺産12箇所に選ばれ、世界中から価値を認められているイエローストーン国立公園。北アメリカ最大の火山地帯に属し、現在も活発な火山活動が続いているため、地球の息吹をひしひしと感じられる場所です。
ここの最大の魅力は、勢いよく吹き出す世界最大の間欠泉やオオカミなどの野生動物、七色に輝く壮大な温泉と、バラエティに富んだ大迫力の自然を満喫できるところ。想像を超えた自然景観美に多くの観光客が魅了され、アメリカで一番人気の観光地の座を保ち続けています。
ここの最大の魅力は、勢いよく吹き出す世界最大の間欠泉やオオカミなどの野生動物、七色に輝く壮大な温泉と、バラエティに富んだ大迫力の自然を満喫できるところ。想像を超えた自然景観美に多くの観光客が魅了され、アメリカで一番人気の観光地の座を保ち続けています。
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3.アーヘン大聖堂
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アーヘン大聖堂は、ドイツ西部の古都アーヘンに建てられた北部ヨーロッパ最古の聖堂です。古典主義やロマネクス様式、ビザンティン様式などさまざまな建築様式が融合された景観は、一般的な聖堂とは一味違う独自の美しさを放っています。
中世キリスト教において、8という数字は神聖で象徴的な意味を持ちます。中心にある八角形のドームは、非常に厳正なものとして讃えられていました。また、ガラスの家と呼ばれる礼拝堂は、壁や天井に無数のステンドグラスが埋め込まれており、輝かしく荘厳な雰囲気を漂わせています。
歴史的、宗教的にも重要な価値を持つアーヘン大聖堂は、まさに12箇所の最初の世界遺産に相応しい存在です。
中世キリスト教において、8という数字は神聖で象徴的な意味を持ちます。中心にある八角形のドームは、非常に厳正なものとして讃えられていました。また、ガラスの家と呼ばれる礼拝堂は、壁や天井に無数のステンドグラスが埋め込まれており、輝かしく荘厳な雰囲気を漂わせています。
歴史的、宗教的にも重要な価値を持つアーヘン大聖堂は、まさに12箇所の最初の世界遺産に相応しい存在です。
4.ランス・オ・メドー国定史跡
ランス・オ・メドー国定史跡は、カナダ東部グレートノーザン半島の先端に位置する考古遺跡。カナダの国定史跡にも登録されています。1000年以上も前に北欧バイキングが暮らしていたとされる痕跡が現存しており、生活道具をはじめ遺跡や遺物が多数発掘されました。
この遺跡の発見により、コロンブスの新大陸発見より約500年も前にヨーロッパから鉄釘が持ち込まれていたことが発覚。大陸発見という重大な歴史と、西暦1000年頃の生活様式を知るうえで非常に価値が高いとして、最初の世界遺産12箇所のひとつに登録されました。
この遺跡の発見により、コロンブスの新大陸発見より約500年も前にヨーロッパから鉄釘が持ち込まれていたことが発覚。大陸発見という重大な歴史と、西暦1000年頃の生活様式を知るうえで非常に価値が高いとして、最初の世界遺産12箇所のひとつに登録されました。
5.ナハニ国立公園
ナハニ国立公園は、カナダの秘境と言われるノースウエスト準州に位置する広大な国立公園です。
一番の見どころであるバージニアの滝は、ナイアガラの滝の約2倍もの高さを持つ壮大な滝。高さ90mもの絶壁から勢いよく流れ落ちる様子は圧巻の迫力です。
ほかにも標高3,000m級のマッキンジー山や多様な野生生物、オーロラ観察と、大自然の魅力が盛りだくさん。ヘリコプターに乗り、上空から景色を楽しむのもおすすめです。一度は訪れたい絶景スポットとして世界中の観光客から人気を集めています。
一番の見どころであるバージニアの滝は、ナイアガラの滝の約2倍もの高さを持つ壮大な滝。高さ90mもの絶壁から勢いよく流れ落ちる様子は圧巻の迫力です。
ほかにも標高3,000m級のマッキンジー山や多様な野生生物、オーロラ観察と、大自然の魅力が盛りだくさん。ヘリコプターに乗り、上空から景色を楽しむのもおすすめです。一度は訪れたい絶景スポットとして世界中の観光客から人気を集めています。
6.メサ・ヴェルデ国立公園
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アメリカコロラド州の南西部に位置するメサ・ヴェルデ国立公園は、プエブロ族という先住民によって断崖絶壁のくぼみに築かれた巨大な岩窟住宅の跡地です。
西暦600年頃から約700年にわたって使用されていたと言われており、ほぼ手付かずの状態で残っている当時の暮らしぶりを垣間見ることができます。広大な公園内には約600もの住宅地があり、最大の集合住宅クリフ・パレスには当時250人の人々が暮らしていました。
メサ・ヴェルデとはスペイン語で「緑の大地」を意味します。世界遺産に登録されている地域一帯が緑豊かな森林で覆われているのも魅力です。
西暦600年頃から約700年にわたって使用されていたと言われており、ほぼ手付かずの状態で残っている当時の暮らしぶりを垣間見ることができます。広大な公園内には約600もの住宅地があり、最大の集合住宅クリフ・パレスには当時250人の人々が暮らしていました。
メサ・ヴェルデとはスペイン語で「緑の大地」を意味します。世界遺産に登録されている地域一帯が緑豊かな森林で覆われているのも魅力です。
7.シミエン国立公園
エチオピア北部に位置するシミエン国立公園は、最初の世界遺産であるとともに、2017年までは危機遺産にも登録されていました。内戦や農地拡大によって環境が大きく変化したためですが、現在は危機遺産リストから除外されています。
シミエン国立公園の別名は「アフリカの天井」。公園内には4,000m級の険しい山々や深い峡谷が数多く存在しています。このような厳しい環境下の中で育まれた生態系は非常に希少です。
特に有名なのは、人間に近い知能を持つゲラダヒヒや、国立公園に指定されるきっかけとなったワリアアイベックス。滅多に見ることのできない生物に出会える魅力的なスポットです。
シミエン国立公園の別名は「アフリカの天井」。公園内には4,000m級の険しい山々や深い峡谷が数多く存在しています。このような厳しい環境下の中で育まれた生態系は非常に希少です。
特に有名なのは、人間に近い知能を持つゲラダヒヒや、国立公園に指定されるきっかけとなったワリアアイベックス。滅多に見ることのできない生物に出会える魅力的なスポットです。
8.ラリベラの岩窟教会群
エチオピア北部に位置するラリベラの岩窟教会群は、標高3,000mの場所にある11の教会が世界遺産に登録されています。この遺跡を代表する傑作が、一枚岩でできているギオルギス教会。12mの立方体を十字架の形にくり抜いて造られており、その独特で高度な建築技術が高く評価されています。また、外観だけでなく内部に描かれている装飾画も繊細で素晴らしいものです。
24年もの歳月をかけて創造されたこの遺跡群は、宗教的・建築的に大変重要なものとして価値が認められ、最初の世界遺産12箇所のひとつに選ばれました。
24年もの歳月をかけて創造されたこの遺跡群は、宗教的・建築的に大変重要なものとして価値が認められ、最初の世界遺産12箇所のひとつに選ばれました。
9.ヴィエリチカとボフニアの王立岩塩坑群
ポーランドにある最初の世界遺産ヴィエリチカ・ボフニア王立岩塩坑は、13世紀から続く世界で最も古い地底岩塩採掘坑です。深さ327m、全長300kmにもなる巨大な坑道を持ち、岩塩で作られた礼拝堂や神話・歴史など様々なモチーフの彫刻が3.5kmも並んでいます。
最大の見どころは地下101mの場所にある聖キンガ礼拝堂。天井や床をはじめ、シャンデリアや「最後の晩餐」のレリーフなど全てのものが塩で作られており、幻想的な世界が広がっています。
今もなおミサや結婚式などに使用されており、その神秘的な景観美と歴史の深さを人々に伝え続けています。
最大の見どころは地下101mの場所にある聖キンガ礼拝堂。天井や床をはじめ、シャンデリアや「最後の晩餐」のレリーフなど全てのものが塩で作られており、幻想的な世界が広がっています。
今もなおミサや結婚式などに使用されており、その神秘的な景観美と歴史の深さを人々に伝え続けています。
10.クラクフ歴史地区
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かつてポーランド王国の首都として繁栄したクラクフは、ヨーロッパで最も美しい古都としてその価値が認められ、その一帯が最初の世界遺産に登録されました。旧市街には中世の街並みが色濃く残っており、当時の歴史や文化を感じられる教会や石造の建物、宮殿が数々存在しています。
一番の見どころは、13世紀に建築されたゴシック様式の聖マリア教会。ヨーロッパで最大と言われる祭壇画は高さ13mもあり、厳格な姿を保ち続けています。
このほか、マーケットが開かれる中央広場やポーランド歴代の王が眠るクラクフ大聖堂など多くの観光スポットが凝縮されています。
一番の見どころは、13世紀に建築されたゴシック様式の聖マリア教会。ヨーロッパで最大と言われる祭壇画は高さ13mもあり、厳格な姿を保ち続けています。
このほか、マーケットが開かれる中央広場やポーランド歴代の王が眠るクラクフ大聖堂など多くの観光スポットが凝縮されています。
11.キトの市街
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エクアドルの首都であるキトは、標高2,850mの場所に位置し、世界で2番目に高い都市として有名です。南アメリカ大陸においてはキリスト教布教の拠点であったため「アメリカ大陸の修道院」と呼ばれることも。
スペイン植民地時代に建てられたキリスト教会や修道院が数多く残っています。こうした歴史的な街並み一帯が、最初の世界遺産12箇所のひとつとして登録されました。
多くの観光客が訪れる人気スポットのラ・コンパニーア聖堂は、7トンもの金箔で覆われた内装と、さまざまなスタイルが融合した独特の建築様式が特徴です。また、南米で最古の歴史を持つサンフランシスコ教会・修道院も必須観光スポットです。
スペイン植民地時代に建てられたキリスト教会や修道院が数多く残っています。こうした歴史的な街並み一帯が、最初の世界遺産12箇所のひとつとして登録されました。
多くの観光客が訪れる人気スポットのラ・コンパニーア聖堂は、7トンもの金箔で覆われた内装と、さまざまなスタイルが融合した独特の建築様式が特徴です。また、南米で最古の歴史を持つサンフランシスコ教会・修道院も必須観光スポットです。
12.ゴレ島
セネガルの首都から3kmほどの沖合に位置するゴレ島は、西アフリカ最大の奴隷貿易拠点として栄えました。街中にはセネガル最古のモスクや奴隷の収容施設、砲台などが残っており、当時の悲劇を物語っています。
最も有名な「奴隷の家」は、実際に使用された鎖などが数多く展示されている博物館になっています。暗い歴史を二度と繰り返すまいという意味を込め、12箇所の最初の世界遺産として登録されました。
現在では、青い海と白いビーチが美しいリゾート地としてヨーロッパ人を中心に人気を集めています。
最も有名な「奴隷の家」は、実際に使用された鎖などが数多く展示されている博物館になっています。暗い歴史を二度と繰り返すまいという意味を込め、12箇所の最初の世界遺産として登録されました。
現在では、青い海と白いビーチが美しいリゾート地としてヨーロッパ人を中心に人気を集めています。
貴重な世界遺産を見に感動の旅へ!
現在1,000以上もの世界遺産が登録されていますが、そのなかでも最初に登録された重要な12箇所をご紹介しました。最初にその文化的価値を認められたというだけでなく、一定の条件をクリアしないと削除されてしまうという厳しい判定基準を、何十年も保ち続けているスポットでもあります。
それほど貴重で価値の高い世界遺産、一生に一度は見てみたいものですね。今回ご紹介した世界遺産を訪れ、一生忘れられない感動の旅に出かけてみてください。
それほど貴重で価値の高い世界遺産、一生に一度は見てみたいものですね。今回ご紹介した世界遺産を訪れ、一生忘れられない感動の旅に出かけてみてください。
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