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2024年1月10日 更新
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京都府の桜名所が多い秘密とは!?新スタイルの「ずらし花見」「歩き花見」

今年は新型コロナウイルスの影響で例年通りのお花見は難しい状況。そこで注目されているのが、混雑を避ける新スタイル「ずらし花見」や「歩き花見」です。混雑した京都市内から一足を伸ばした「もうひとつの京都」でゆっくりと楽しめる「ずらし花見」と「歩き花見」の絶景桜スポットをご紹介します。

※情報は記事公開時点のものです。営業時間や休業日など掲載情報から変更になる可能性があるため、お出かけの際は事前に公式HPなどでご確認ください。

京都の桜にまつわる豆知識!府内に桜の名所が多い理由は〇〇だった!

約1200年前に遡る桜の花見起源は京都府!?

『日本後紀』によると、桜の花見の元祖は、平安時代の弘仁3年(812年)に京都の神泉苑で開かれた、嵯峨天皇による「花宴の節」と言われています。
奈良時代までは「梅」を愛でることが主流でしたが、嵯峨天皇が桜を大変気に入ったことで桜の花見が盛んになったようです。
そして嵯峨天皇による「花宴の節」を機に、毎年花見が開催されるようになり、831年には開催場所を宮中に移して、天皇主催の年中行事となりました。

京都府に桜の名所が多い理由は都文化の名残だった!?

日本では古くから山や田んぼの脇に野生種の桜が自生し、何百年も生きる古木や巨木として人々に鑑賞されてきました。
都ができてからは、桜を植樹し観賞するという文化が根づきだします。
京都や江戸などの都市部ではお寺や神社に桜が集められ、程なく名所化しました。
さらに野生種を交配させ、品種改良した桜が開発されるようになると、変わった桜や珍しい桜が都の権力者のもとに集まるようになり、京都は日本屈指の桜の名所となりました。

「歩き花見」で混雑回避!360度楽しめる”桜トンネル”で幻想的な世界へ

【全長7km】桜に溢れる千本桜「与保呂川沿いの桜」

舞鶴屈指の花見スポット「与保呂川沿いの桜」は全長約7キロに渡り、川沿いの遊歩道は桜にあふれ、その光景は“千本桜”と言われています。
見上げると視界いっぱいに広がる桜トンネルスポットもあり、知る人ぞ知る桜の名所です。

【住所】
舞鶴市与保呂川

【問い合わせ先】
0773-75-8600(まいづる観光ステーション)

【全長1.4km】約220本のソメイヨシノが咲き誇る!淀川河川公園「背割堤地区」

木津川と宇治川を分ける淀川河川公園「背割堤地区」は、春になるとほのかなピンク色に包まれる美しい公園です。
川沿いには約220本のソメイヨシノが約1.4km咲き誇り、満開シーズンの風景は圧巻です。

【住所】
八幡市八幡在応寺

【問い合わせ先】
075-633-5120(背割堤サービスセンター(さくらであい館))

一足遅い「ずらし花見」で混雑回避! 安心・安全に4月下旬まで桜を楽しもう!

【4月下旬まで】約170品種の桜が楽しめる「京都府立植物園」

「京都府立植物園」では、多様な品種を栽培しており、現在約170品種、約500本の桜をご覧いただくことができ、関西屈指の規模を誇ります。
特に、早咲き、遅咲きと多彩な品種の桜を保有していることが特徴で、3月上旬の寒緋桜から4月上旬の染井吉野、八重紅枝垂、4月下旬の菊桜までお楽しみいただけます。
また、他では見られない多くの珍しい桜も栽培しています。
例えば、黄色の桜「鬱金(ウコン)」は、江戸時代中期から「黄桜(キザクラ)」、「黄金桜(コガネザクラ)」、「浅黄桜(アサギザクラ)」などの別名でも記録のある歴史ある品種として名高い桜のひとつです。
他にも4月下旬ごろに緑色の桜「御衣黄(ギョイコウ)」なども見ることができます。

【住所】
京都市左京区下鴨半木町

【時間】
9時~17時 (入園は16時まで)
※春の開園時間延長 3/27(土)~5/16(日)18時30分まで開園(入園は18時まで)

【料金】
一般200円、高校生150円、中学生以下無料
70歳以上の方(要証明提示)、障害者手帳提示の方は無料

【問い合わせ先】
075-701-0141

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