豪快な通潤橋の放水ショーを見に行こう！酒蔵見学とおしゃれな酒蔵ランチも！

※情報は記事公開時点のものです。営業時間や休業日など掲載情報から変更になる可能性があるため、お出かけの際は事前に公式HPなどでご確認ください。

土木構造物として全国初の国宝「通潤橋」

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通潤橋は1854年に熊本県上益城郡山都町に白糸台地の棚田の灌漑を行うために建設されました。当時、この地域は水資源が乏しく、農業に大きな影響を与えていたことが背景になっています。

日本最大級の石造アーチ水路橋で、全長は約78メートル、幅は約6.6メートル、高さは約21.3メートル、アーチの半径は約28.1メートルです。
水路の総延長は約30キロメートルに達し、一昼夜で約15,000立方メートルの水を送り、約100ヘクタールの棚田が潤されています。

2023年9月25日に国宝に指定され、土木構造物としては全国初の快挙です。
全国で唯一の放水する石橋として知られ、豪快な放水を目当てに全国から見学客がたくさん訪れています。
2016年の熊本地震や2018年5月の豪雨により一部が損傷しましたが、その後修復が行われ、2020年には放水が再開されました。

絶対に見るべき圧巻の「放水ショー」

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通潤橋の見どころはなんといっても圧巻の「放水ショー」。
放水日には13時から約15分間、通潤橋から大量の水が放出される様子を間近で見ることができます。
この壮大な放水ショーは、歴史的な石造水道橋の技術を感じると同時に、その美しさと迫力に圧倒されます。

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石管をつないで造られた通水管が3列通っており、中央部の木栓を抜くと、水が勢いよく噴き出す仕組み。
放水日のみ橋上観覧ができ、橋上観覧料500円を払うと、橋の上でこの放水の瞬間を間近で見ることができます。

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高さ約20メートルから流れ落ちて、滝のように流れます。
手すりなどはないので、足元には十分に注意してください。

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放水口は2つありますが、2つの放水口は繋がっておらずそれぞれ1つずつ放水します。

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橋の上から階段で下に降りることができ、水のしぶきを感じられるほど間近で見ることができます。

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少し離れてみると、勢いよく放物線を描き、川に映る様子も見ることができます。

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写真を撮るにはこの棚田を入れたところがベストポジション！
秋はまぶしいくらいの黄金色の田んぼが見られます。

【所在地】
熊本県上益城郡山都町長原

【営業時間】
特になし（見学自由）
※放水ショーは水～日曜日の13:00～約15分間、急に取りやめる場合もあり
※5月中旬～7月中旬は農地灌漑のため、12～3月までは凍結防止のため放水は行われません

【定休日】
なし

【アクセス情報】
山都通潤橋ICから約1時間30分
熊本桜町バスターミナルから通潤橋までバスで約1時間30分（「通潤橋前」バス停下車）

公式HP

通潤橋の目の前「通潤橋ミエルテラス」

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通潤橋の目の前にあり、物産館や食事処では山都町の特産品のゆずや矢部茶、地元の食材を使ったおいしい料理を味わえます。
矢部茶は旧矢部町で収穫できるお茶で、ソフトクリームも販売されています。

【所在地】
熊本県上益城郡山都町下市184-1

【営業時間】
物産館　9:00～17:00
食事処いしばし　11:00～15:00（14:30L.O）

【定休日】
毎週火曜日（放水日・祝祭日を除く）

【アクセス情報】
通潤橋目の前

創業254年！熊本の名酒を堪能「通潤酒造」

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熊本と言えば焼酎？という印象がありますが、実は熊本県には10軒の日本酒の酒蔵があります。
そのひとつで山都町にある「通潤酒造」は、1770年に創業し、地域に密着しながら、創業当初から変わらず高品質な日本酒を造り続けています。

山都町は、九州脊梁山脈および阿蘇南外輪山に囲まれた自然豊かな場所で、地形と気候条件がもたらす清らかな水と肥沃な土壌は、酒造りに最適な環境です。
2016年の熊本地震の被害を受けましたが、その年の10月には営業を再開しました。

酒蔵見学

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酒蔵は見学でき、見学ツアーは約30分です。
現役の酒蔵なので、日本酒特有の香りや雰囲気も体感できます。

通潤酒造のお酒の作り方のテーマは「テロワール」。
地元の米と熊本県の酵母を使用し、1年寝かせて作ります。
料理と共に味わえる食中酒としておすすめで、舌先で甘み、舌の奥で苦味を感じてほしいと蔵元の山下さん。

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ショップでお土産を

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地元の米と水を使用して作られる日本酒は、この地域の自然の恵みを最大限に活かした一品。
通潤酒造の代表的な銘柄「純米吟醸酒蝉」は、山都町産の契約栽培米を精米歩合50%まで磨き上げ、約1年蔵で熟成させることで柔らかな口当たりの辛口に。
幼虫時代を地中で過ごすセミの生態を、酒蔵で一年間寝かせた古酒のイメージ。
他にも、たくさんの種類の日本酒が販売されていて、試飲もできるので、お気に入りの一本を見つけてください。
2024年の新酒の発売日は12月10日のこと！

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たくさんの種類があるうち、通潤橋が描かれているものをお土産に購入しました。

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酒蔵見学の後は「寛政蔵」でランチと共に日本酒を

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通潤酒造には熊本県内最古の酒蔵カフェ「寛政蔵」があります。
蔵がカフェとして改装され、建物の歴史的価値をそのままに、歴史を感じる古い酒蔵を現代風にリノベーションした魅力的な空間がたまりません。

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重厚感ある内装には高級感が漂い、高い天井や太い梁、そして木の温もりが感じられます。

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テーブル席やソファ席、日本庭園を望む人気のテラス席などがあります。

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【土・日・祝限定！】通潤特製ランチ

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カフェでは土・日・祝限定で、旬の地元の野菜たっぷりのランチを味わえます。
夏・秋メニューは自家製ベーコンを使ったホットサンドがメインで、体に優しいサラダと野菜スープのセット。
ピクルスやチーズなどもついており、お酒と一緒に楽しめるようなおしゃれなランチです。

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グラスでおしゃれにいただく日本酒も是非オーダーしてみてください。
季節ごとに一番美味しい日本酒を3種類楽しめる「日本酒3種利き酒セット」がおすすめです。
日本酒だけでなく、他にも酒粕を使ったスイーツも楽しむことができます。

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【所在地】
熊本県上益城郡山都町浜町54

【営業時間】
9:00〜17:00
※酒蔵見学のご案内時間は9:00〜16:30（所要時間約30分、無料）

【定休日】
年始・毎週火曜日（祝日の場合は営業）・通潤橋放水休止期間の第2、4日曜日（天候その他都合により店休日が変更となる場合があります）

【アクセス情報】
福岡ICから車で2時間弱
熊本ICから車で1時間弱
熊本駅新幹線口から車で約1時間
熊本空港から車で1時間弱
「博多駅交通センター」または「天神バスセンター」から高速バス「ごかせ号」で約2時間30分、「山都町（矢部）」下車徒歩約10分
熊本桜町バスターミナルからイオンモール熊本・御船経由「通潤山荘」行に乗車、約1時間30分、バス停「浜町」下車徒歩約5分

公式HP