行ったら絶対食べてほしい！佐賀県のおすすめグルメ10選

シシリアンライスとは、炒めたお肉とトマトやレタスなどの野菜をご飯の上にのせ、マヨネーズなどで味付けをしたもの。佐賀市内のレストランや喫茶店などで提供されているご当地グルメです。
シシリアンライスの誕生は昭和50年頃まで遡ると言われています。起源は所説あり、「飲食店のまかない飯であった」とするものもあります。
お店によって具や味付けの変化が楽しめるのも、シシリアンライスの面白さのひとつ。

竹崎カニは、蟹御殿がある佐賀県太良町を代表する特産物です。
カニの種類は全国的には「ワタリガニ」として知られているものですが、太良町の竹崎地区近海で獲れるものは特に「竹崎カニ」とよばれて珍重されています。
有明海では水深10m以上の泥質の傾斜地に多く生息しています。
季節を問わず年中味わえるのが竹崎カニの特長ですが、夏場は大ぶりでさっぱりとした旨みのあるオス蟹、冬場は濃厚で濃く甲羅の味噌が絶品のメス蟹が旬になります。おなかにギュッと詰まったタマゴも絶品です。

佐賀のご当地バーガーとして有名なのが、「からつバーガー」です。日本三大松原にも数えられる唐津市「虹の松原」の駐車場で、バスを店舗に販売を行っています。
中はふんわりとしていながらも、外側はパリッと焼かれたバンズが特徴。
ジューシーなパティと、チーズやハム、たまごなどの具が入った「スペシャルバーガー」は、ボリュームたっぷりです。ブラックペッパーが効いた濃厚なソースでいただきます。

佐賀県武雄市に本店を構える「井出ちゃんぽん」は、昭和24年創業以来、変わらぬ味を守り続けてきた老舗。
そのちゃんぽんは、初代店主が長崎で食べたものをもとに生み出したそう。野菜たっぷりの具と、濃厚なトンコツソースが、柔らかめの麺とよく絡み合います。
定番の「ちゃんぽん」は、キャベツやもやし、玉ねぎやかまぼこなどの具が盛りだくさん。
一方、きくらげと卵もプラスした「特製ちゃんぽん」はボリューム満点で、食べごたえも十分です。

佐賀県唐津市呼子町は、玄界灘でとれる豊富な海の幸に恵まれた、古くからの港町。
全国から観光客が訪れる「呼子の朝市」と合わせて街の名物となっているのが、いかの活造りです。
透き通るようなケンサキイカは、さばかれてお皿に盛られてからも身が動くほどの新鮮さ。プリプリとした弾力のある食感や甘みも楽しめます。

「JAさが」管内で飼育された黒毛和牛のうち、肉質等級4～5に相当する基準を満たしたもののみが「佐賀牛」と呼ばれます。
細やかな霜降りが散りばめられた赤身からは、甘さや旨みも感じられます。肉のおいしさを堪能するには、ステーキやしゃぶしゃぶで召し上がるのがおすすめです。

「伊万里牛」は伊万里市で飼育された黒毛和牛です。
優れた飼育技術をもつ飼育農家が丹念に1頭1頭愛情込めて育て上げた最高級伊万里産佐賀牛は、肉質はきめ細やかで上品で柔らかく、肉色は鮮やかで脂肪の質も抜群であり甘みと風味がたっぷりです。
伊万里焼きと並ぶ伊万里を代表する名物となっており、その美味しさを堪能しに県内外から多くの食通たちが佐賀を訪れます。
佐賀県内には伊万里牛を食べられるお店が多数あり、ステーキやハンバーグ、焼き肉などさまざまなスタイルで味わうことができます。

有明海の珍魚「ムツゴロウ」はハゼ科の硬骨魚で日本では有明海とその隣の八代海の一部の干潟に棲む珍しい魚です。
エラと皮膚の両方で呼吸ができるため干潟の上を這い回ることができ、産卵期には、雄は干潟の上で盛んにジャンプしたりして雌への求愛の行動をとります。
ムツゴロウは、死んでしまうと急速に味が落ちてしまうため、刺身は活造り、素焼きは生きたまま串に刺して焼かれるのが一般的です。
春先から秋の終わりまで獲ることができるが、産卵前である春と、冬眠前の晩秋が、脂がのって美味しい時期です。

「たらふく丼」は佐賀県太良町で誕生したB級ご当地グルメ。太良町内販売店の豚肉をメインに、その他の素材も太良産のものを使用した新鮮な美味しさがウリのどんぶりです。
「太良産の味を安く・お腹いっぱい食べて欲しい」という願いから、価格は1,000円以下というルールを守って作られています。
ごはんの上の具材は店舗によりさまざま。宿泊施設やお食事処など、町内15店舗で工夫を凝らした丼が食べられます。

古くから城下町として栄え、佐賀の小京都とも言われている佐賀県小城市。観光地としてはあまり知られていませんが、「マジェンバ」というご当地グルメをきっかけに徐々に注目を集めています。
マジェンバとは「混ぜる」という意味の方言で、特製ダレを麺に絡め、小城産の食材を混ぜて食べるまぜそばのこと。市内にはマジェンバが食べられる喫茶店やレストランが16軒存在し、どの店も個性を競い合ってオリジナルのマジェンバを提供しています。
パスタや中華麺、うどんなど、麺のジャンルもさまざまで、店によって異なる味わいが楽しめるのが魅力。